はじめに
ボチボチと、細々と、帰宅ランを続けております。
以前にもこのブログに書いたことがあったんですが、その頃と大きくは変わっていません。でも少しずつ服装やルートとか、そして使うアイテムだったりが最適化されているような気がします。
そんな細かい変化の中で、ひときわ大きく環境を変えるもの「帰宅ラン用バッグ」を買い替えました。
Salomon XT10から乗り換え
帰宅ランを始めてから「Salomon XT10」を使っていましたが、いくつか不満があって買い替えを考えるようになりました。
その不満というのは、大まかに言うとこんな感じ。
- 収納容量が不足している
- 走ると揺れる
仕事上で使うものとか、日によっては嵩張る着替えを収納して走ることがあったんですが、容量不足で悩むこともありました。
もう少し容量があれば良いのに!
この容量と関係してくると思うのですが、モノを詰めた状態で使うとバッグの上下動を感じることや、背中との接地面の具合ではシャツが徐々にズレ上がってきたりするケースがありました。
少しトレランをかじるようになってランザックの心地良さを知ってしまうと、なおさらに、もう少し使い勝手の良いものが欲しくなってしまったでした。
買い替えに際して
まずは容量不足を解消したい。
今までのXT10や、トレランに使っているNORTH FACEのTR10、どちらも容量は10リットルほど。ラン用ザックに的を絞って買い替えを検討した時に、「12リットル」くらいあれば良いなぁというイメージでした。
「揺れにくいバッグ」という点では、専用のランニング用ザックであれば問題ないでしょう。
強いてもう一点あげるとすれば、「あんまりスポーティすぎない見た目のものが良い」というところ。
これはできれば帰宅~朝通勤に使用したいという思いから。機能性抜群でもベスト型なんかだと、さすがに電車通勤で持ち歩きにくいかもしれない。
そんなワガママな製品あるんかいな…と思ったら、なかなか理想に近いものがありました。
YURENIKUI SETARO
今回選んだのは「YURENIKUI SETARO」というバッグ。
大阪・名古屋にあるランショップ「Run Walk Style」のオリジナルバッグなんです。
重量は540gと少し重めですが、メイン荷室11L、メッシュ部に4Lという収納容量は魅力的でした。
そして何より、この見た目が良い!
メイン収納部がロールアップになっているため、上部が少し丸っこいフォルムになっていて素敵。
お店のキャラクター?にガンバフンバというイノシシみたいなやつがおります。
個人的にこれがあまり好きではないんですが、このバッグにはそのキャラクターも付いていなくて良かった。
実用的な仕様がよい
まずサイズ。
わたくし(178cm/64kg中年男性)が、チョイスしたのはMサイズ。
ネットには「女性の方・細身の男性はSで」みたいな曖昧な情報しかなかったので、実店舗で試着してから買うことにしました。
実際に背負ってみたところSサイズでも問題なさそうでしたが、ショルダーベルトが少し腕の可動域に干渉するような微妙な位置になってしまうため、それであればゆとりのあるMサイズにしようというのが最終的な決め手でした。
スタッフの方からも「サイズ感で問題が出るとすればそこかな」と言われていたので、細身の男性のフィッティングはそこで分かれることが多いのかもしれません。スタッフの方、その節はお世話になりました。
細かい仕様は店舗のサイトを見ていただければ良く分かります。
というわけで、実際使ってみて良かったと思う点を挙げておきます。
◎前面の収納ポケットが多くて助かる!
前面に割と大きなメッシュポケットが二層式であります。これが抜群に使い勝手が良い。
帰宅ランのときは、出し入れが必要になるアイテム(鍵、イヤホンケース、スマホなど)の収納は取り出しやすいところに入れておきたいもの。
SETAROのメッシュポケットは深めの2層になっているので、細かいアイテムの収納にピッタリ。いつも細かいアイテムはここに収納して、すぐに取り出せるような状態で走っています。
XT10はベルト部分のポケットの収納が弱かったので困ることもありました。その悩みが解消できただけで、かなり不満解消。
欲を言うなら、片方どっちかにジッパーの小さめポケット着けてもらえると最高かも。
◎メイン収納の両側ファスナーが良い!
メイン収納はロールアップ式なのですが、ダブルファスナーが採用されています。わざわざメイン開口部からアクセスせずとも、反対側(バッグ下部)のファスナーから開閉ができるので、物の出し入れがめちゃんこ楽ちん。
それほど物を入れていないときや、上から服を突っ込んでしまってるときなど、下層部にいきなりアクセスできるのはめっちゃ便利。
「あ、下の方にアレを入れたままだった!」なんてときにも、ファスナー開けてピャっと取り出せます。
もちろん走ってて勝手に開くなんてこともないです。
◎背面収納も便利
背面に付いている大きなメッシュポケット×2も良いですね。とりあえずサっと入れておきたいときなんかに、無造作にガっと突っ込めるポケットは非常にありがたい。
しかも左右それぞれ中にファスナーポケットがあるんですが、ここも便利に使えます。
電車に乗ってるときによく使ったりします。これは通勤バッグとして便利な収納なのかもしれない。
フィッティングの調整も細かく簡単にできるので、荷物の増減に合わせてピピっと調整できます。かなり考えられて作られているんだろうと思わせるプロダクトです。
買う際に注意したいのは色展開がSとMで違う点です。
Sは4色展開、Mは7色展開です。中には共通色もありますが、なぜかそれぞれのカラー展開となっているので「この色が欲しいのに、欲しいサイズでの展開がない!」みたいなことがあるかもしれません…
おわりに
走って帰るためだけの「帰宅ラン用バッグ」というよく分からない動機で買い物をしてしまいました。
しかし微塵も後悔はございません。むしろ今年の買って良かったアイテムの一つと言えます。
本来は山で使うための仕様ではありますが、山で使わなくとも細かい収納はとても便利。むしろいつかトレランで荷物が多くなるような時には本領発揮できるなぁとほくそ笑んでおります。自転車乗るときにも使えるかもしれない。
さて。
書かずともお気づきの方もいるでしょうが、「通勤通勤」と何度も書いておりますが、わたくしの仕事柄、スーツを着て通勤する必要がないのです。
だからこそコレを背とろうて出勤できるというわけです。さすがにスーツにこれを背負うのは厳しい組み合わせになりそうですよね。
帰宅ラン、通勤ランにもそれぞれのやり方があるんだろうなぁと勝手に物思いにふける今日この頃でございます。
みなさまもそれぞれの通勤ランスタイルを極めてくださいまし。
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