はじめに
働きたくない!
強い思いが全身を駆け巡ったその時、私は反射的に有休を取得した。
まさに華雄を打つ関羽の如し!
せっかくの休みになるなら「なんかせなもったいない!」という考えになりますよね。
そこでふと思ったのが、先日がんちゃんと走った生駒縦走コースのときのこと。
この時は生駒山から南に縦走コースを走りました。
そういえば、私市から津田まで走ったこともありました。
ということは・・・
私市から生駒まで走れば、分割で生駒山系縦走したことにできるぞ!
まったく分割でやる意味はないような気もしますが、そういう理由付けは大切さ!
ということで、一人で走ってまいりました~。
私市からスタート!
スタートは私市駅。
実は深く考えずに河内磐船駅で降りてここまで歩いてきてしまったのは内緒だ!無駄足だ!
この日は午前中の天気が思わしくない感じだったのですが、雲行きが怪しすぎる。
早速スタートして、168号方面へ。すぐに案内板が出てきました。
168号を渡ってほしだ園地を目指します。
交野市立いわふね自然の森スポーツ・文化センターへ。
ここから川沿いに行くようですが、随所に案内があるので迷いませんね。
妙齢のハイカーグループと一緒になってしまい、道も狭かったのでしばらく混じって歩きました。どこまで行くのか聞けばよかった。
川沿いの道はなかなかいい感じです。
途中で168号へ合流。
いよいよ、ほしだ園地に入っていくのかな。
駐車場の横を通って。
ここから園地内に入る感じですかね。
しばらく整備の行き届いた木道遊歩道を行きました。
ほしだ園地の管理事務所、ピトンの小屋。
トイレ、自販機もあるようなので助かりますね。
クライミングの施設があるらしいとは聞いていましたが、すぐ横手にありました。
まずは吊り橋をめざして進みます。
割と登りますが序盤なので、まだ大丈夫。
吊り橋、利用時間決まってたんやな・・・
早朝に来ても渡られへんのか。
星のブランコに到着!
実際に見てみたら結構迫力ある!
平日ということもあって、貸し切り状態!
途中で写真撮ろうとか色々考えていましたが、この日めちゃくちゃ風が強かったので、めちゃくちゃ揺れましたよ。
途中から必死に渡り切ってしまったよ・・・
まだまだ先を目指していきましょう。
やまびこ広場方面へ。
そのまま奈良側に下って行きました。
生駒方面へ抜けるべく飯盛霊園方面を目指します。
割とずっと走りやすい道が続いて、とてもいい感じ。
途中で謎のペットボトルがぶら下がってたんですけど、なんなんだろう。昆虫採集用の罠かな?
霊園の石標を発見。
そこから一気に下っていくと・・・
墓場!
霊園の中を通るのは知っていましたが、ほんまにメインロードを通る形のようです。
霊園の中にも自販機などありました。
そのまま舗装路を下りまくって、出てきたのが163号!清滝峠のところやん!
むろいけ園地から飯盛山へ
ガソスタのある交差点を渡って、田原台のほうへ。
この道にも自販機あり。このあたりの水分補給には困らないかもね。
舗装路をしばらく行くと、「ビオトープ田原の里山」の入り口。
ここから堂尾池に向かいハイキングコースへ。
なんか少し寂しい雰囲気のある道でした。
お腹減ってきたので補給。
激安で買ったエネモチ塩バージョン。試しに食べたら塩辛かったけど、汗かきまくったときに食べたらめっちゃおいしかった。けっこう咀嚼が必要な感じ。
この辺りで「まむし注意」の看板がありましたが、まさに雰囲気がいかにもな感じだったので、めちゃくちゃビビりながら走りました。
なんか道の雰囲気が変わってきました。
堂尾池に到着。
さらに池沿いの道を進みます。
道の続きが見えました。
前のおじさんは反対側から来はったけど、道なさそうやねんなぁ。どっから来たんやろか。
この道を行けば「むろいけ園地」に繋がるようです。
よっしゃ、まだまだ行きまっせー。
小川沿いの道は雰囲気も良くて、とってもいい感じ。
むろいけ園地方面へ。
ぼくの脚力でも走れるような道が続くので、気持ちよかった~。
左上に車の往来が見え始めました。
お、ここは清滝峠から生駒方面に南下して伸びる道だ。
しばらく道沿いを走っていくと、「四條畷市立野外活動センター」がありました。
実はこの日、お腹の調子が良くなかったので、ここでトイレをお借りしました。助かった・・・
そしてドリンクも補給!まだまだイケる!
道路沿いの道を北上。
道路沿いの道、途中から茂りすぎだったわ。
清滝スポーツヒルズの入口から、むろいけ園地へ。
しばらく舗装路を行きます。
ようやく、むろいけ園地内へ。
園地内のコースもいろいろあるようですね。
自然園を南下する形でトレイルを行きます。
蟹ヶ坂ハイキングコース方面へ。
不安になるくらいダーっと続く下り区間。
大きな石がゴロゴロした道もあって、緊張感はありつつ楽しい道のりでした。
下った分はどこかで登り返さないといけないと思うと、そんなに嬉しくない下り。
舗装路に出てきました。
ここから権現川ハイキングコース方面へ向かいます。
川沿いを登る。
権現の滝の案内が出てきました。
このまま飯盛山を経由したいので、分岐を直進。
なんか大きい音がするので何かと思ったら「鹿威し」でした。これが2台設置されてましたわ。
「滝谷楠水の場」という有名な水場らしい。
このあたり、地元の人の木工造形物みたいなのがたくさんあって、独特な雰囲気が醸し出されてました。
飯盛山山頂を目指します。
堀切。尾根にズゴっと掘りを掘って、敵の侵入を防ぐ山城の手法らしい。
山頂までもうすぐ。
到着!飯盛山314mピークハント。
このあたりは飯盛城跡となっていて、案内マップを見るとかなり立派な山城が構えられていたようです。
楠木正行像。
権現の滝を経由して生駒へ
先ほどの道を戻り、飯盛山を下りました。
先ほどの分岐を権現川方面へ。
川沿いを進む道、ここも緩やかな道でええ感じ。
寄る予定ではなかったんですが、せっかくなので権現の滝へ寄り道。
丸太の鳥居の先には立派な滝がありました。
滝の手前の分岐を登って行きます。
ここからむろいけ園地へ戻る予定ですが、間違えて直進してしまいました。
少し登って行くと、川の流れの上に小さい鳥居を発見。
思わず立ち止まって覗いてみると、先ほどの権現の滝の上にいるではないですか!思わず感嘆。
そしてここで道を間違えていることにも気が付いたのでした。
先ほどの分岐まで戻り、むろいけ園地方面へ。
かるがも橋を渡って園地内(ネイチャートレイルかな?)を走って。
室池を渡って南下していきました。
室池から阪奈道路につながる道。
ここもまた気持ちの良い道で、ちょっとしたアップダウンも良い。
うおりゃー!
そして阪奈道路へ出てきました。
道の続きが反対側にあるようなので、仕方なく歩道橋を渡って向かい側へ。
ようやくここで「生駒縦走歩道」の案内が出てきました。
いよいよここからが生駒ゾーンだ。
ワクワクとは裏腹にしばらくハイキングコースは建設業者用道路を兼ねているのか、面白みのない道が続きました。
建設会社を抜けると農道へ。
小さめの猛禽類がカラスを威嚇して追い払っていたのを見てテンションあがったり。
お、なんか道が出てきたぞ。
ここから再びトレイルに入りましたが、しばらくは細くて暗い道が続いて、ちょっと不安な感じの道のり。
案内板がなければ、ちょっと進むのを躊躇するくらいの暗い雰囲気。
ホントにあってますか?
龍王神。
次第に道幅も広くなってきて、ちょっと安心。
車の気配が出てきて、この感じは以前走った縦走路のときと同じだ。
おそらくこのあたりも信貴生駒スカイライン沿いに道が走っているんでしょう。
お、なんか広場に出てきました。
この木道を進んでいくのがコースのようです。
このランナーへのお願いという看板。この後も随所にありましたが、どのジャンルにも自分勝手な人っているもんなんですね。自転車と同じだなぁ。
くさか園地の灯篭ゲートに到着。
いよいよ生駒へ入ってきた感出てきました。
ぬかた園地を抜けて枚岡へ
生駒縦走路をひたすら南下。
スタートから20kmほど進んできて、脚にダルさは感じるものの、マイペースに来たおかげでまだまだイケそうだ。
ここで舗装路へ出てきました。
ここから舗装路のゆるい登り坂を行くことになるんですが、この区間で急に身体の疲労感が増してきました。
都会が近い。結局、雨もほとんど降らずに雨雲も去りそうだ。
本当に風が強かったので、葉や枝が落ちまくってました。
この舗装路は「くさかハイキングコース」だったのかな?
上下に石畳の道を歩いて、左右に舗装路がある…みたいなイメージ。舗装路の部分がほんまにイヤだった・・・
そしてぬかた園地に。
正直、ずっと同じような道が続いて訳わからんかったなぁ。
あじさいプロムナード。
もう少ししたらキレイな道になるんでしょうね。
あじさいの道を外れて、分岐を行きます。
ここ「ぬかた園地生駒縦走歩道北分岐」という場所らしい。
生駒山上駅の案内もありました。
この道はとても良かった。
摂河泉ハイキングコースに出てきました。
生駒山頂はスルーして、このまま枚岡公園方面に降りていきます。
久しぶりの下り区間だ。
たまにチラっと見える景色がええ感じ。
途中でぬかた園地のメインロードを横切って、ひたすらに下りました。
割と下りやすい道で助かった。
ゲートまで下ってきました。振り返るとこんな感じ。
このまま下れば枚岡公園まで降りれるようですが、今回はここから暗峠のほうに。
後になって考えると、ここからが蛇足だった・・・
暗峠のほうにつながる道。この区間、少しだけでしたが最高に楽しかった。
再び舗装路に。
激坂を下っていくと、ぬかた園地のゲートに出てきました。
すっかり山を出てしまいました。道なりに進んでいきます。
看板に導かれて進みます。
激坂。
酷道308号方面へ。
訳も分からず坂を下りまくるとゲートを発見。
出てきたよ、酷道308号に!!!
ここで私はとんでもないことに気が付きます。今回のルート、適当に引いてしまったせいで、この308号がルートになっているということを・・・
疲れた脚で超激坂を下る。もうこれはかなりなダメージなわけです。
さすがに走れないので途中からちょっと跳ねるように降りてみたりして。
激坂すぎて本当に・・・
途中でようやく道を外れられるときは嬉しかったよ!
渡ったのは豊浦橋。そこから枚岡山のほうに向かって行きます。
もうこの頃には登りも下りも足がつらい感じになってきました。
でも登るよーん。
出てきました。
最後の経由地、枚岡山展望台!
ここまで来れたことが何より良かった。
後はもう降るだけなんですが、しばらく急な下りが続いて大変でした。
ずっと案内の出ていた「椋ヶ根橋」に出てきました。
そして再び出てきたのは地獄の308号。最後まで大変な目に遭ってしまいました。
箱殿に出てきたところで今回のランはおわり。
少し歩いたところにあるスーパー銭湯でフィニッシュ!
めっちゃ疲れた!
おわりに
トレランで30km走ったのは初めてで、「そんなに登らないから大丈夫だろう」という甘い考えで挑んでみたんですが、ボロボロにヤラれてしまいました。
今回はほとんど急峻な登りもなく走れる区間が多かったのが、逆にダメージ大きかったのかなぁと推察しております。
当日は天気も良くなかったんですが、走るには良いコンディションでした。
そのおかげで水分補給も想定よりは少なく済んだり、体力の消耗もマシだったのかもしれません。それでもヘトヘトだったので、自分の体力のなさを痛感しましたね~。無念。
翌日から強烈な筋肉痛が来ているので、それなりにがんばった証だと思っておきます。ハムストリングスがやばい。
というわけで、冒頭に書いていた通り「分割生駒山系縦走」完了!
ウキウキでログを繋げてみたんですが、なんか微妙に思ってたのと違うねんなぁ。線と線、繋がってへんところあるし・・・
まぁ自己満足にしかならへんし、こんで良いか。
今回の軌跡
距離:30.03 km
標高:1,358 m
コメントを残す