【トレラン】芦屋から六甲山最高峰を経て宝塚・塩尾寺まで行く!

はじめに

連休の前半戦。
仕事の都合で4連休を獲得したのを良いことに、休みの間にロードバイクとトレランを楽しんでやろうと心に決めていました。
そんな連休はこんな感じでアクティブに・・・

①連休初日の10kmラン
朝に久しぶりにkazuさんと会って朝ごはんを食べた後に、10km走をして気分は上々さ!

②想定外の夫婦ジョグ
前日のレストにしようと思っていたところ、ヨメ・センパイがジョグ予定と聞いたので便乗することにしました。
しかし今のヨメ・センパイのジョグペースは、私のレースペースに近いことが発覚!途中でガッツリ休憩もしたものの、めちゃくちゃ疲労を感じる15kmジョグになりました。

③ロードバイクも乗りたい
先日ブログにも書いたグルメライドで125km。
連日の疲れがそうさせたのか、最後には力尽きてヨボヨボで帰るという惨事になりました。

神戸・大沢のピザ屋「pizza&cafe まる。」へグルメライド!!

2024/05/02

④ビアさんとのトレラン(今回の話)
そして確実にオーバーワーク気味の中、何よりも恐ろしいのは最後に予定していたビアさんとのトレランでした。
今までより難易度の高い「芦屋・六甲山・宝塚」のルートを攻めようという話をしていたのです。

連休だからと言って毎日走ったり走ったりしていたダメージの蓄積を確実に感じている私にとって、このラストイベントは余りにも激しすぎる!


トレラン前夜。
ビアさんもまた前日にロードバイクで、それも”屈強なメンツ”で松阪まで走っているということを知り、ひとつ思うことがありました。

「明日は中止 or 楽なプランにする」みたいな流れが来ているかもしれない!

今回のプランは私から言い出した手前、「明日しんどいから別のプランに変えよう」なんてことは切り出しにくい。しかしビアさんの要望であれば、そんなプラン変更もやぶさかではない訳であります。(いや、むしろそう言ってほしい!)

とりあえず集合場所も時間も決まっていないので、それを決める中でそういう話になるかもしれない。

私はそんな気持ちで一石を投じた。

DARUMA

明日、8時半に芦屋駅待ち合わせでお願いします。

Lovelybeerさん

承知しました。

いとも簡単に承知されてしまった!!!!

「腹をくくる」とは、まさにこのことである。
行ってきまーす!

芦屋からスタート!

8時半にJR芦屋駅に集合。
芦屋川駅まで歩いて、駅前のコンビニで補給の準備。

9時前にスタートを切りました。

しばらくは住宅地を抜ける道。しかし既に勾配はなかなかで脚も重いのでした。

激坂!

道なりに進んでいくと雰囲気が変わってきました。

結局、二人とも前日の疲労もあって”コンディションは良くない”というすり合わせができたので、早くも「無理をせず行きましょう」という感じになったのでした。

川沿いの道を進んでいくと、お茶屋さんが出てきました。

この「滝の茶屋」から、いよいよという感じの雰囲気。

その先にすぐに出てきたのが「高座の滝」

誰やねんと思って調べたら「藤木九三」という方のレリーフらしい。
日本の登山家で六甲山の岩場をロックガーデンと名付けたすごい方のようです。

ここから岩場を登る急峻な登りが始まります。

連休ということもあってなのか早くも渋滞気味ですが、今の私にとってはむしろありがたいくらいです。

ボチボチ登りましょう。

おお、あっという間にこんな景色に!

岩場がしばらく続きました。

この序盤の登り区間、全然走れるような場所もなかったので潔くハイキングモード。

かなり登ってきました!

少し先に「風吹岩」があるということで、そこまで行ってみよう。

本当にすぐに出てきた。

標高437mの風吹岩に到着。

おおお!すごい眺めだー!!

ここでも休憩することなく先を目指します。

徐々に元気を失いつつある中で、「これからまだ倍ほど登らなくてはならないという事実」には、割と不安になるものがありました・・・。

六甲最高峰へ!

風吹岩を越えてからは、緩やかな道も増えてきました。

走れるところは走るけど無理しないという感じで進んでいきました。

雨ヶ峠へ向けて。

途中で何度かゴルフ場を横切りました。都会に近い山だとこういうのは割とよくあるんやね。

グングン進みましょう。(遅いけど)

登ってばかりではなく、下りのセクションもありました。使う筋肉が違うからか、勾配に多少の凸凹があるほうが休める感がある。

沢を越えるところもあったりして、楽しい。

この日、何人か小学生くらいの子どもが登っているところを見たけど、登山って良い思い出になりそうよね。そういうのとは無縁で育ったなぁ。

ひたすら最高峰を目指して進みました。

この雨ヶ峠あたりで少しペースを上げてしまったせいか、かなり疲労を感じていました。

しかし、難所はここからだったのです・・・

最後の難所、「七曲がり」へ。

急峻な登りがいくつも波状攻撃を仕掛けてくるラスボス区間!

「ゆっくり行きましょう」と言っていたはずなのに、ぶっちぎって消えてしまったビアさん。ロードバイクでもトレランでも、同じ!!

そんな中、絶望させる迂回路が目の前に・・・。

この階段を上っているとき、思わず途中で立ち止まって空を見上げました。マイフットイズ棒。

そんな極限状態の中で、ついに見覚えのある景色が・・・

一軒茶屋に到着!!!!死ぬほど疲れたわ!!!

芦屋川駅から2時間ほどで到着でした。

最高峰に向かう途中から見える景色。最高やな。

標高931m、六甲最高峰へ!

うおはらゃー!!

忘れてはいけない。

まだここが中間地点であることを・・・

六甲最高峰から宝塚方面へ!

一軒茶屋へ戻り、カロリーメイトをほおばり麦茶をフラスクへ補充。

そんな小休憩の後、私たちは固く決意した。

「宝塚まで行くぞ!」

①ロープウェイで降りる
②有馬へ降りる

・・・などの魅惑の妥協案を捨て去り、当初の計画通り宝塚まで行くことを決めたのであります!
そうと決まれば早く行きましょう。汗冷えするし。

逆瀬川方面へ16号線をしばらく走ります。

道路脇から再び登山道へ。

ここで後鉢巻山のピークが近いということで寄り道をしてみたら無線局しかなかった。
山頂はここで合ってた?

今までとも雰囲気が違うクマザサの中を走る道へ。

再び16号線に合流。

そして少し走ってまた登山道へ。

走りやすい良い感じの道が続きます。

登り脚はないけど、下り基調ならボチボチ走れますね。

まだまだ標高も高いし、良い眺め。

随所に六甲縦走路の案内は出ていました。ひたすらに宝塚方面へ。

躍動感。

この前後くらいに、思いっきり躓いて転倒しかけました。思っている以上に足が上がっていないのかもしれない。気を付けないとあかんやつですね。

船坂方面への分岐がありました。

大平山・宝塚方面へ。

途中でゼリーを補給しましたが、たぶんカロリー足りてない。

たまに開ける眺望。

景色だけではなく、風の冷たさなんかで下ってきていることを感じました。

途中で謎の舗装路に出てきました。

ここを左に行くと大平山だったようなんですが、普通にスルーして右へ行ってしまいました。

地図を見ると電波塔のための作業道か何かっぽいですね。

この舗装路からも眺望の良い場所が。

再びトレイルへ。

ちょっと行くと、自転車で何度も走った「小笠峠」の道を横切りました。

「ここから六甲山登れるんやなぁ」と思いながら、自転車の上からこの案内を見ていた記憶がありますが、まさか自分がその道を使っているなんて・・・

しかし良い感じのルートが続きますね。

これ走力ある人ならバーっと走り切れる感じなんだろうなぁ。

赤子谷との分岐。赤子谷って何かと思ったら滝の名前なんですね。

途中から整備された階段が続いてきたので、そろそろと思ったら予想通り「塩尾寺(えんぺいじ)」に到着!
出発から4時間弱ほどかかりました。

トレイル区間もここで終わりということで、今回はここをゴールとしました。というか、なんか緊張感、気持ちが切れちゃった。

宝塚駅方面へボチボチと歩いて行きましょう。

宝塚を見渡せる景色。

住宅地を抜けると、宝塚温泉がすぐそこに。すごい立地だ!

温泉へ入り、駅近くのとんかつを食べて、幸せに包まれたのでした。

有終の美。

今回もお付き合いいただいたビアさん、ありがとうございました。
近いうちにまたやりましょう!

おわりに

芦屋川~六甲最高峰までの区間、ほぼノンストップで登りましたが、これがめちゃくちゃキツかったですね。
途中ですごい勢いで抜いて行ったオジサマがいたんですが、一体どれくらいのタイムで登るのか、興味本位で知りたいですわ。

六甲山から宝塚の区間は走りやすい区間が多くて助かりました。途中ですれ違う人も少なくて、芦屋ルートの人気ぶりが伺えました。

六甲全山縦走なんかできる気がしませんので、分割縦走する感じで次は別ルートで登ってみたいなぁ。

今回の軌跡

距離:17.17 km
標高:1,321 m

created by Rinker
¥2,090 (2024/11/06 12:56:19時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥1,760 (2024/11/07 02:50:39時点 Amazon調べ-詳細)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です