はじめに
びわ湖マラソンの翌週末。
まだ疲れが残っているような気がしているのですが、前から決まっていたトレランをしに行ってまいりました。
以前に環状線マラニックをしましたが、本当はその時に行こうとしていたのが高槻の「ポンポン山」でした。
自転車でたまに行く「神峯山寺」を通るルートが有名だと思いますが、今回は島本駅から北上して登るって、そこから嵐山方面に抜ける30kmコースを走ってきました!
マラソン疲れが残る男と、ようやく膝痛から解放されたけどまだ様子見な男。それぞれの思いを乗せたトレランが始まりました。
ポンポン山へ!
8時にJR島本駅に集合。
まずは駅から若山神社を目指してスタート!

しばらく登り基調の舗装路を進んでいくと、案内が出てまいりました。

激坂を登って行くと神社の入り口に。

ちょうど「大阪環状自然歩道」の案内があったのでチェック。箕面から高槻のほうまで出られるのは知っていましたが、無理やり道を繋いで行くのかと思いきや、ちゃんとしたルートになってるんですね。これは「箕面→高槻」もやらんとあかんやつやな・・・
ちなみにここからは右端の赤いルートでポンポン山へ向かいます。

途中で神社の参道を外れて、右側の車道へ。

自然歩道の案内を発見。ここから道の雰囲気がいきなり変わってええ感じの予感。

竹藪のそば、整備された細い道を行きました。

お、どこかの集落が見えてきました。
地図を見てみると島本町の尺代。ベニカンから南に下るときに通るところか・・・

その尺代へ降りて、しばらく舗装路。

そして再び自然歩道に入って、ポンポン山方面へ。

雰囲気のある林道を進む。なんか自転車でも楽しそうな道・・・

かなりの勾配の場所もありましたので、徒歩を駆使してやった。

途中から雰囲気が変わり、いよいよ登山道といった趣に。

なかなかグングンと登って行きますが、今日はビアさんも様子見なので、比較的ゆっくり登ってくれて至極ありがたし。

登りのピークまで来て、「ギロバチ峠」だったということが判明。名前がいかつすぎてどんな峠かと思ってたけど、平和な場所だったぜ・・・

下っていくとまたしても舗装路に合流。
見たことある景色!?と思ったら、いつもベニカンに向かうときに通る道でした。密かなる興奮!

ここにも案内板がありました。若山神社で見た案内の詳細版という感じですね。

何が名所だったのか分からなかった「大沢のすぎ」を過ぎて、いよいよポンポン山への登坂開始。

なかなかええ感じの道が続きますが、山に入ってからまだ誰ともすれ違っていない。静かでとても良い。

走りやすい道も多く、かなりええ感じでした。

お、最初のピーク「釈迦岳」ももうすぐそこのようです。

631m、釈迦岳へ到着。
特に分かりやすい山頂があるわけでもなく、テーブルとベンチがあるだけでした。
この日、完全に服装を間違えた私は、ここまで半袖で走っていましたが、さすがに寒すぎる。ウインドシェルを羽織って、次なるピークのポンポン山を目指しました。

釈迦岳からは緩やかな登り基調な感じで、これまた走りやすい道が続きました。
このあたりで目の前をニホンリス?が横切って驚きました。写真には納められなかったけど、思わずおじさんたちもホッコリ。

うりゃー、山頂までもうちょっとのはずじゃー!

という感じで登ってきまして、ついに最初の目的地「ポンポン山(678m)」へ登頂!

今回唯一の絶景スポットのはずでしたが、残念ながらかなり霞んでしまってました。
こちらは大阪方面。淀川が見える。

こちらは京都方面。肉眼では分からなかったけど、左端の電線のあたりにあるのが京都タワーかな?

こっちは木津川のほうかな?

なかなかなパノラマなんですが、如何せん霞んでいるのは勿体なかった。
今回のメインに到達したんですが、まだまだここからが長いのでした・・・
西山団地まで
ポンポン山を東の方、京都方面へ下って行きます。
見よ、臨場感のある写真を!(とても手ぶれ)

なかなかこの区間も良い感じで、少し箕面の天上ヶ岳にも似た良い雰囲気でした。
大原野森林公園と呼ばれるところのようで、山のような森のような場所を通り抜けるええ感じのところ。

大原野森林公園の「森の案内所」が見えてきました。

「森の案内所」は、森林公園の管理事務所でした。

公園の出口。

ここは舗装路に面しているんですが、これ府道733号で「逢阪峠」の道なんです。いやぁ、なじみのある道に出てくると感慨深い!

この道を挟んで引き続きトレイルへ。

沢を越えて。

さっきポンポン山から下ってきた分、同じくらい登るのです。たまらん。

この区間、鉄塔を何個か通り過ぎたんですが、鉄塔が立つくらいなので、風も良く通る道で寒いのなんのって・・・

200m以上登ったあたりで、いきなり謎の石畳が出現。

「淳和天皇陵」だった。通りで厳かな感じになっているわけだ。

その反対側に歩いていくと舗装路にぶつかります。そこからの分岐がこちら。「カタクリ」ってなんだ?
後で地図を見ると、ここ(小塩山)にある「カタクリ自生地」が近くにあるようなので、その案内なのかもしれない。確かめておけば良かった。

舗装路を少し下ると、再びトレイルの入り口がありました。

そこからまた舗装路に合流したりなんかで、ひたすら下って行きます。

先ほどいた小塩山から大暑山へ向かっております。

ここまでとは違って、この辺りは勾配や落ち葉が多いのもあって、少しスリリングな下り区間でした。


ひたすら下っていくと、少年野球のグラウンドに出てきました。

その先の道が分からず少し立ち止まります。「もしかして、ここ?」と見つけた道はグラウンド沿いでした。こりゃ分かりにくいぞ。

グランドから舗装路に出ると、そこは西山団地と呼ばれる場所。
団地と言っても住宅地ではなく、住居以外にも工場やアトリエなんかが多くある不思議な場所。ここもバブル期にできたニュータウンの遺産みたいなところなんだろうな。
団地の端っこから、柵の向こうに繋がる「西山連峰トレッキングコース」。次は国道9号「老ノ坂」を目指します。

老ノ坂を越えて
道なりに進んで、アンテナの跡地(本当に跡地だった)を越えると道は急峻な下りに。ちょっと怖い。滑り落ちないように下らないと。

舗装路に出てきました。割と険しい道のりだったので小さい案内板が頼もしい。

そのまま舗装路を下っていくと、ようやく9号線に合流。本当に老ノ坂トンネルのすぐ横っちょに出てきました。

道を渡って西山霊園方面へ。

激坂だったぜ・・・

お寺の横にある柵を越えて、次の山を目指します。

次のトレイル入り口までは舗装路が続きました。この登りがなかなか大変でして、1kmくらい登ったような気がしますが、速度は遅いながらも走って登っていると心臓が飛び出そうになりました。

ちょうどピークのあたりでトレイルの入り口がありました。
「からと越え」の道で、桂から亀岡に抜けられるルートですね。存在は知っていましたが、この日に通る道がソレだったとは、この時に初めて知るのでした。(調べとけよ

ここからしばらくは登り基調の道のり。
序盤は倒木が多く、また道幅も狭く木の根っこも多い。そしてなんだか鬱蒼とした雰囲気がこれまでの道にはない感じでした。

ひたすら上桂方面を目指していく。

ピークを過ぎてからは一気に下りまくる。
この時、登ると左膝に違和感があり、なぜか下りは大丈夫だったので、下りばかりになるのはありがたかった・・・
途中にいくつか分岐がありましたが「この先で合流」などの標識があって意外と親切な感じでした。

夜に雨予報がありましたが、早まったのか途中で雨が降ってきて、それは途中であられに転じて・・・。
結局、この後もずっと雨が降るという天気でした。展望の良いところから見る景色も完全なる曇天模様。

そして途中の「この先で合流」を信じてひたすら進んでいくと、当初の計画とは違う場所に出てきてしまいました。
あれ?ここはどこ!?

竹林を抜けると住宅地に出て来て、そこが上桂駅から最寄りの場所と判明。
雨も降っていたこともあって、今回はとりあえず上桂にて終了!
おわりに
後々地図を見ると、途中の左手に折れる分岐を曲がれば予定コースに合流だったことが発覚しました。
途中からルートを外れていることは分かっていましたが、道中の案内から上桂に出ることも分かっていたので、もうそのまま下りきった形となりました。
計画では途中から京都一周トレイルに合流して嵐山終着だったんですが、これはまたの機会に行くことにしましょう・・・って、またの機会あるかな?

そんな感じで初めて走ったポンポン山+αですが、かなり良い道も多く、何よりかなり人の少ない静かなトレイルが多くて楽しめました。
大山崎の北の方にも柳谷のほうに抜けるトレイルがあるようなので、そのルートも一度行ってみたいですね。まずはロードバイクでもおなじみの忍頂寺などを経由する「箕面→高槻ルート」をやらんとあかきませんね。
終盤出てきた膝の痛みは翌日には消えましたが、少し不安が残りました。
次の週末に六甲キャノンボールがあるので、それまでにコンディションを整えたいと思いつつも、ロードバイクで岐阜のあたりを走ってきてボロボロになってしまいました。もう自分でも訳が分かりませんが、またその時のお話はブログで報告したいと思います!
六甲縦走、走れんのか!?
今回の軌跡
走行距離:28.97 km
標高:1,612 m
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