はじめに
まだ記憶に新しい昨年末の京都グルメライド。非常に有意義な時間を過ごしたものでした。
それがキッカケだったかどうかは定かではないですが、「グルメ番長キーボーさん、グルメ王ねれいどさんとの饗宴をしようではないか!」という運びとなったのでした。
そこに最近ご無沙汰だったぺもぺもさんも加わってもらえることとなり、4人で走ってまいりました!
今回の舞台は行きなれた場所ではなく「丹波」。
さて、どんなおいしいものが食べられるのでしょうか・・・
篠山からスタート!
8時半ごろに篠山口駅に到着。輪行解除して、ぼちぼちスタートでございます。
国道を避ける形で川沿いの道へ。
駅を出発してすぐにこんな感じなんだから、街中を電車でパスしてきた甲斐があるってもんです。
篠山川沿いの道へ。
しばらくこの川をさかのぼる形で丹波方面へと向かいます。
県道77号・篠山山南線へ
途中のトンネルを迂回する旧道は「川代サイクリングロード」という名前の自転車道になっていて、とても静かな川代渓谷沿いの道が楽しめる道になっています。
JRの線路が近く、良い感じの撮影スポットもありますが今回はスルー。
でも偶然通りかかった電車がそばを駆け抜けるのは迫力ありましたね。
途中の丹波竜の里公園に寄り道して、定番のフォトスポットでパシャリ。
ねれいど氏のバイクがガシャリ(!)
道中では梅の花が咲きはじめてました。
走り出して20kmほど。早くも最初のグルメスポットへ寄るべく、県道を離れて山あいへと進んで行きます。
こんなところにお店あるの?という雰囲気の中、看板を発見!
開店5分前という絶妙なタイミングで到着。
【129(いっぷく)Bakery】
ガレージが開くと中に店舗があるような造りのお店で、シャッターが開くときにテンションあがりました。
というわけで、オープン。
美味しそうなパンがズラっと並んでるじゃあないですか。
ただ丹波市の西山酒造場の麹酵母を使用した「丹波あんぱん」が人気ということでしたが、オープン直後はまだ並んでませんでした・・・
こっちのサンド系も魅力的だわ。
しかし私の狙いはパンオレザンにロックオン。
中に椅子が4脚ほど置いてあり、店内で頂いても良いということだったので、ありがたくイートインさせてもらいました。
購入したのはパンオレザンとキャラメルバナナマフィン。
この日は「カミネド」というロイヤルミルクティー専門店が出店していたので、こちらのミルクティも頂きました。
濃厚な味わいで黒豆茶なのでノンカフェインなロイヤルミルクティ。
なんかスチーマーを使った特殊な製法で仕上げるとのことで、泡まで美味しいやつでした。
パンも激ウマで、さすがキーボーさんチョイス!と序盤から唸りまくりのお店でした。
ここはオススメの名店だ・・・!
向かい風とイチゴと
ベーカリーを後にして、西へと針路を変えました。
加古川、その支流の牧山川を越えて多可方面へと向かいます。
県道86号で小野尻峠にかかる小野尻トンネルを抜けて多可町へ。
山々に囲まれた地形を視覚で感じながらも、もうひとつそれを感じさせるものがありました。
「向かい風がえげつない!!!」
国道427号をひたすら北上していくのですが、バリバリの向かい風でもはや20km/hも出ません。登り基調で向かい風とか、ひどすぎるぜ・・・。
悶絶しながら進んでいくと、道の駅の案内が出てきました。
「道の駅 杉原紙の里・多可」にて小休止。
なにやら「播磨紙」と呼ばれた杉原紙という和紙の生産地として有名なところらしい。加美という地名もそこから来てるのかな?
ここでは紙すき体験とかもできるらしい。ちょっとやってみたかったやん。
ここからひと山越えると目的地も近い!
つらい区間の区切りとなった播州トンネル。
トンネルのネーミングが適当やなぁと思ったら、旧播磨国と旧丹波国の国境に位置しているらしくて、適当ではなかった。播州の端っこだったのね。
おお、冠雪の山が近くに見えてきました!
向かい風地獄を乗り越えてやってきたのは、こちらのカフェ目当てなのでした。
【ことぶき農園】
いちご狩り体験もできるいちご農家のカフェ。
横のカウンターで注文して横のイートインスペースで受け取って食べるような感じ。
思いのほかいろいろとメニュー豊富でした。
しかし狙っているのはこちらだったのです!
いちごパフェのバニラ。
これに会いに来たんだ!
パフェというかいちご盛り的な・・・?
TOP OF…
美味しくいただきました!
しかし正直な胸の内を吐露すると、やはり姫路の夢街道farm67の「どデカいちごパフェ」には及んでいないなぁという印象。
いや、これもとても美味しかったんだけど、あのパフェがすごすぎるんだ・・・
パン・アンド・パン
ここで近くの蕎麦屋へ行こうかという案もあったものの、僕たちはそのまま南下をすることにしました。
ここからは追い風基調になって楽ちんモードでしたね。
国道から県道に入り、そしてよく分からない脇道へ入る。このよく分からない感じが良い。
パフェを食べてから15kmほど走って、たどり着いたのはパン屋さんでした。
【パン工房フクミミ】
こちらも不思議な場所にあるタイニーなお店。
割と種類は残っていて、おかず系のパンが多かった印象です。
ハード系の食べ応えのある感じではない、素朴なパン。
2人掛けのテーブルが二つのテラス席があったので、そちらで頂きました。
素朴な美味しさがありましたが、昼ごはん代わりのパンだったので体はジャンキーを欲していたのでした・・・。
物足りないぜ・・・
「やっぱりちゃんとランチが食べたいね!」という僕らは、そのまま南下を続けました。
そして春日町方面へと向かいました。
景色がかなりええ感じになってまいりました!
「こっちだぜ」とキーボーさんに導かれて・・・
やってきたのは「ロカッセタンバ」でした。
いや、もとい、こちらのパン屋さんに来たのでした!
【ヤマネベーカリー】
ロカッセタンバ内にあるベーカリーでございますよ。
この辺りを通るときは、いつも市島とかまで行っちゃうもんだから、初めて立ち寄りましたよ。
この時、既に16時前という良い時間になっていたので、さすがに残っているパンも少なかったのですが・・・
それでも魅力的なものがたくさんあるじゃあないですか!
「ハードパン好きには一回食べてほしい!」だなんて…こんな殺し文句あるんですか。
まだギリギリ外で食べられる気温ってことで、景色を見ながらイブニング・パン。
めちゃくちゃうまかったんですけど!
前から行きたかったヤマネベーカリー、行けて良かった!このあたりはいつもの自走範囲内でもあるし、また食べに来るしかないね!
あとは篠山口駅を目指すだけでございます。
なんかちゃんとランチ食べてないような気もしますが、もうタイムオーバーです。
この日はずっと曇天で肌寒かったんですが、このあたりは晴れ模様でしたね。
最後の登坂区間「栗栖峠」を終えると丹波篠山市に。
ここを通るときには立ち止まりがちな「くりから谷中分水界」の案内板。
加古川水系と由来川水系との分水界なんですが、河川争奪という浸食力の大きい河川が別の河川の流れを奪ってしまうという、そういう現象なんかが起きて云々…というおもしろい内容です。
そして篠山口駅へ帰りました。
もう帰ってきた気分になってしまって、写真はこれで終わり。
駅に着くとすぐに輪行作業をして大阪行きの快速に乗りました。
というわけで、丹波グルメライドはこれにて終了!!
ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました!
おわりに
終わってみると完全にパンライドやんけ!という趣のライドになってしまいましたが、まぁそれもまた良かったかなと思います。
ただ「太って帰る」を体現したかったのに、そんなに食べていないというのは若干残念なところでございました。ランチもしたかった!時間が足りなかった!
往復の輪行は少しめんどくさかったですが、今回は「自走では遠くてなかなか走れない場所」を走ることができたのは楽しかったですね。
道中に気になるお店もいくつか出てきてしまったし、丹波のポータルサイト見てると美味しい場所以外の魅力的なところも沢山あるので、また何かの機会に再訪できればと思っております。
ちなみに今回は先月あまえびカキオコライドに行って以来のロードバイクでした。
「ランに集中していたから?」と聞かれたりしますが、ただ単に週末に時間が取れなかっただけだったのでした。
久しぶりに走るとやっぱり楽しい。おいしいものを食べると尚楽しい。
またボチボチ乗りますので、みなさまどうぞよしなに~
ほんで来週は丹波篠山ABCマラソンでおま!
また篠山やんけ。
今回の軌跡
距離:111.20 km
タイム:4:37:09
平均速度:24.1 kph
総上昇量:810 m
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