はじめに
今週もいつものライドへ行ってまいりました。
今回お声がけして手を挙げてくれたのは、この方々です!
- ロゼさん
→ 最近やる気を取り戻しつつある人 - Lovelybeerさん
→ 8月のPBP完走を目指す人(「魔王」まであと一歩! - ぺもぺもさん
→ パンを糧に黒さを捻出する人 - DARUMA
→ 唯一の凡人
以上の4人でお届けいたします!
この日は朝遅めのリクエストがあったため、「7時に池田集合!」と声高らかに宣言してみましたが、果たしてそれが朝遅めだったのかはノバディノーズ。
当日。
朝起きるとスマホに通知が来ていました。
えええ!
誕生日おめでとう!!!!
朝からしんどい
寝起き直後の悲報を胸に、自宅を出発。
いつものルートで北上開始!
1時間ほど遅い出発ですが、この日はそれほど車通りが多くなかった印象。
待ち合わせ場所に到着。
おはようございます。屈強な走りの二人に挟まれて早くも失禁しそうでした。
爽やかな朝を感じながら、猪名川方面へと向かいました。
良く走る川沿いの道は、淡い緑が印象的。雨上がりなのも幸いしてか、空気も澄んでいて、とても良い朝です。
なんとなく事前にルートは決まっていたものの、この日はなんとなく走りながら道を選ぶスタイルに。
阿古谷を経由して能勢方面へ。
途中で見かけた八重桜らしきものが満開だったり、山桜もきれいに咲いていたりと、この季節ならではの色彩が嬉しいですね。
何気ない里山風景でこういうものを身近に感じられるので、自転車はたまらん。
阿古谷の辺りはアップダウンが多く、マイペースでゆっくり走ると、なんてことのない道のりですが、今回はお二人と一緒ということで全体的にペースが速くて、早くも疲労を覚えるのでした。
阿古谷の温度計は11℃。
もうあの寒い季節は終わったんだ…!と改めて嬉しくなりました。これから暑くなるのはイヤだけど。
阿古谷から能勢へ入る道は、開放感のある下り坂で最高。
そのままR173に合流して、そして北上して行きました。
アホの一つ覚えみたいに通ることの多いR173旧道の「はらがたわ峠」ルート。
この道へ入るまでも地味な登り坂なんですが、ここからはしっかりとした峠越えになります。気が付けば登ってばかりなのです。
先週フレッシュを完走したLovelybeerさん→回復走。
最近しばらく自転車から離れていたロゼさん→リハビリ走。
そんな二人の背中を追いかける私→いつも通り。
それなのに誰もいなくなった・・・
ひとりの登坂は寂しいものですが、この静かな林道がさらにそれを駆り立ててくれます。
ちなみに本来のはらがたわ峠は、はらがたわトンネルを迂回する旧道だったんですが、ここ最近は長らく通行止めになっています。
この日は工事車両っぽい車がなにやら作業しているのを目撃。もしかしたら数年ぶりの開通が近いのか!?ちょっと期待をしてしまう出来事でした。
その後、激坂区間を越えてはらがたわトンネルの先を「るり渓」方面へと向かいます。
そう、るり渓と言えば・・・我らが「香らん珈ろん」です!!
めちゃくちゃ久しぶりに来ました。
ロゼさんは常連なので、顔を出すとるり渓のシスタースレッジことカランコロンシスターズが声を掛けてくれます。
モーニングBセット。
しこたまゆっくり休憩してやりました。
ランチは予約必須ですが、モーニングは比較的ゆっくりと営業されているので、ぜひモーニングライドの際はどうぞお立ち寄りを!
旧道を抜けて篠山へ!
ここからランチを目指して篠山に走る予定にしていました。
どのルートで行くか話し合った結果、るり渓を北へ下るR54をチョイス。
そうと決まればゴーゴゴー!
自転車始めたころは、このゲートをくぐってしまうと家まで帰れない気がして、ここで引き返したりということもありました。とてもヘタレでした。
「へろへろになってもなんとか帰れる」ことを知った、今のおれは違うぜ!
という感慨を覚えながら下る。
るり渓の下り区間では、普段なんてことのない山の風景が見えるんですが、太陽に照らされる新緑の輝きはもう特筆すべき美しさで、思わず声を挙げました。
案の定、まったく写真には写せませんでした。
篠山デカンショ街道ことR372へ向かう。
この辺りも最高の里山風景が広がる場所。
突出した何かがあるワケではないんですが、自転車で走るには最高の道ですね。
R372へ合流して、篠山へと向かう「天引トンネル」へと向かいます。
その手前で「ここに旧道の入り口あるんですよね。」という話になり、せっかくだから寄ってみようということになりました。
車止めが置いてありますが、通行止めではないはず…ということで、自己責任で旧道へ。
しっかりとした舗装路でアスファルトもしっかりしていますが、なんせ枯葉や枝などの堆積物が多い。特に園部側はなかなかでしたね。
面白い立て看板がありました。
かつて国道だったとは思えない狭い峠道ですが、当然それより古い歴史が積み重なっているんだと、なんだかしみじみと感じさせられましたね。しかしお地蔵さんを盗むってなんなんだ・・・
園部(京都)と篠山(兵庫)の県境。
かつての標識もなくなり、使われなくなった道の末路を垣間見た気がしました。
そのまま本流の現R372へ合流。篠山側の分岐はここだったんですね。
ここからしばらく続くR372を快走!
道を離れてやってきた方向を振り返ると、この感じ。絶品。
そこから篠山城跡のお堀に沿って走りました。ここに居るデカンショ節を踊るリアルな造形の人形が怖い。(写真右手)
そしてやってきたのは、今回のランチスポット。
【RH BAGLES】
開店した数年前から気になっていたものの、実際に訪れるのにかなりの年月が掛かってしまいました。念願の訪問でございます。
自転車は店舗裏の駐車場に停めまして、いざ入店・・・と思いきや、駐車場から入店するまでに既にそのワールドが始まっていました。
そして店内へ。
カウンターで注文して席へ着くスタイルですが、ランチセットが軒並み2,000円前後するという事実に度肝を抜かれてしまい、写真を撮るのも忘れてしまいました・・・
チェダーチーズバーガーセットを頼んで着席。メニューが運ばれてきてビックリ。
なんか写真で見るよりゴツイ!
手で掴むのにも大きいほどのベーグルバーガー。顎を外しても入れる自信がないサイズ感。
瓶詰のサラダとは別に、付け合わせのピクルスなどなど。
高いと思っていたけど、こりゃ値段なりのものがあるぞ。
それでは頂きます!
美味しかったけど、このボリュームはなかなか自分との戦いのところありましたね・・・
香らん珈ろんのモーニングからさほど時間をかけずにこれを食べる。まさにこの時、我々は食い倒れを体現したと言えるでしょう。
帰りはあっさりと
アホみたいに食べても、走り続けられるのが自転車の良いところさ!
さぁ、篠山の風景を楽しみながら、折り返して南下していきましょう。
篠山川。
篠山から猪名川方面へ南下すると峠越えは必至ですが、数あるルートの中で一番やさしい気がするR12をチョイス。
他の峠たちに比べると幾分マシに思えるR12ですが、古坂峠と西峠の12号ブラザーズはなかなかのダメージを与えてくれますね。
かつてブルーノート後期のレアグルーヴを担ったマイゼルブラザーズくらいの名コンビと言わざるを得ないでしょう。なんのこっちゃ。
西峠からは下り基調の道のり。こういう道で誰かの後ろに付いて行くと、とても楽ちん。
ありがとうございました。
快走!
この日は夕方から雨が降る予報でしたが、その足音が聞こえてきそうな曇天模様に。早く帰らないとね。
そしていつもの場所でロゼさんとはお別れでした。
最近毎週遊んで頂いてありがとうございます。次お会いするのは決戦本番ですか・・・
そして池田まではビアさんと。
行きにも通った川沿いの道。ちょうど晴れ間が差して、輝く緑が最高に素敵な風景でした。
ビアさんが良いペースで走ってくれたおかげで、池田まであっという間に到着。
ここでビアさんともお別れでした。
ぜったい富山に行きましょうね・・・約束ですよ・・・
この日、ボトルを持ってきていたものの、一度もドリンクを入れておらず、ちょっと水分不足感がありました。途中で自販機で水分を補給して「これで大丈夫!」と思ったら、しばらくするとまた喉が渇いてきてしまって・・・。
結局何度か自販機で立ち止まりながら帰る感じになってしまいました。
もうボトルは必須の季節!
猪名川は向かい風で大変でしたが、神崎川に入ると追い風。
十三付近で飛行機。
そんな感じで、無事に雨に降られることもなく淀川まで帰還。
今回もお疲れ様でした!
おわりに
年中同じような所を走ってはいるんですが、なぜか今回は「ホームコース感」を強く感じたライドでした。
少し肌寒い桜の季節よりも、今の新緑の季節が春!って感じがして良いですね。
もう既に日中は暑いと感じてしまっていますが、これからドンドンと夏に近づいていくことを思うと、今のうちに走り回りたいなぁという気持ちになりますね。
夏には夏の楽しさがあるんですけど、まだ今は春を満喫したい所存!
今回の軌跡
距離:145.48 km
タイム:5:38:55
平均速度:25.8 kph
総上昇量:1,396 m
せっかくのぺも誕生日お祝いライドだったのに残念です