この記事のもくじ
はじめに
先日、フレームを買い替えをしました。
基本的なパーツは前のフレームから移植しました。
ハンドルやサドルなんかも、
そのまま新フレームに載せ換えたんですが、
前からサドルは買い替えたいと思っていたので、
これを「良いキッカケ」にしてしまって、
買い替えることにしました。
前のサドルはホワイトだったので、
黒基調のフレームに合わない気がしていたので、
フレームに合うサドルを買う!
という大義名分もありました。
サドルを購入するまでに
欲しいサドルに行き着くまで、
いくつか候補を出して悩みましたが、
今回も結構適当に選んでしまいました。
サドルを選ぶ基準は!?
「サドル沼」
という言葉があるくらいですので、
サドル選びというのは、他のパーツと比べると、
手が出しやすい反面、結構"難所"なのかもしれません。
いろいろな形状があったり、
機能面、クッション性も違ったりするし、
なんなら同じサドルでも、サイズが違うものもあります。
機能だけではなく、もちろん外観も重要。
自分の自転車に合ったデザインを選ぶのは基本。
サイクルショップへ行くと、
いくつかサドルをレンタルできるサービスがあるので、
実際に数種類、使って比較してみて、
自分に合ったものを選ぶのが一番かもしれません。
レンタルがなければ、
「実際に使ってみて試すしかない!」
まぁ当たり前ではあるんですが、
これがサドル沼を深くしてしまっている
大きな理由かもしれませんね。
さてさて。
教科書的なことを書きつつも、
みんながみんなサドル沼に堕ちるかというと、
もちろんそういうワケではありません。
ぼくは意外と「お尻の問題には疎いほう」なので、
サドル沼にも無縁な自転車生活でした。
このブログにも頻繁に登場する"あまえびさん"は、
サドル沼にハマったように見せかけて、
「新車へ乗り換えたら、お尻も落ち着いた!」
という、芸当を披露してくれました。
お尻の痛みも、
ポジションに起因するところも多いと思うので、
なんとも難しいところではありますね・・・
あ、話がズレてしまいました。
というわけで、
"お尻問題に疎い"ぼくの、
サドル選定基準と言ったらこれくらいのもんでした。
- 中央部が窪んでいる(溝付き)タイプが良い!
- デザインがカッコイイやつ!
ケツ鈍感なぼくの、
唯一の悩みは「尿道の圧迫問題」。
これだけは違和感を拭い去れないので、
溝(窪み)があるタイプじゃないと不安です。
(穴あきは見た目が好きじゃない・・・)
後はやっぱり"一般的な形状"のほうが良い。
少し特殊な形状のものもありますが、
走行中は、お尻を前後させたりするので、
ベーシックなサドル形状で選びました。
サドル沼に浸かっている方から見ると、
それはもう能天気で羨ましいかもしれない・・・
候補に挙がったサドル
デザインが好きになれない。
溝が欲しい。
それだけでも意外と候補は絞られるもの。
結局この3つを有力候補に決めて、
リサーチを始めたのでありました。
1.Prologo Scratch
2.Fizik VS Arione
3.Fabric LINE
実際に試したほうがいい!
のは分かってはいたんですが、
巷の店舗では、レンタルサドルの種類も少なく、
なかなか試してから買うのは難しいのが現状。
できることと言えば、
店頭でクッションの感触などを確かめたり、
素材を見たりすることくらいでございました・・・
簡単に選んでしまった。
と言っても、
「絶望的なほど合わないサドルはない」と、
思っていたので、あっさり選んでしまいました。
PROLOGOは、今までずっと使用してきたため、
機能性には不満はないとは思われました。
でも、同じメーカーのものばかり使うのも芸がない。
「他のメーカーのものを試してみたい!」
と理由で却下。
そして、Fizikは第一候補ではあったんですが、
実際に実物を見てみると、
意外と溝の存在感が大きかったので、
ちょっと好みの感じではありませんでした。
後、"定番サドル"的な立ち位置もあるので
「(天邪鬼的に)それは避けてしまおう」
という思いもあり却下。
Fabricは、まだ新進気鋭のブランド。
情報がそれほど多くないのも興味がありました。
デザインはめっちゃシンプルで◎。
「一度使ってみたい!」と思わせる魅力がありました。
そして、他の候補と比較すると"安価"。
コスパは正義だ!
経済的な事情にも後押しされる形で、
Fabricのサドルを買うことにしたのでした。
「Fabric Line Shallow Elite」を購入!
店で買うつもりでいたのですが、
ネットを徘徊していると、
Evans Cyclesでめっちゃ安く販売されているのを発見。
送料を含めても5,000円程で買えるじゃないか!
早速注文しました。
はい、届きました。
サドルのサイズは、
坐骨に合わせて「134mm/142mm」の
2パターンの展開がありましたが、
今回は「134mm」をチョイス。
前のPrologoも同じ134mmでしたが、
サイズには不満がなかったので、
同じサイズにしました。
カタログ重量は、Fabric Lineで"242g"。
今までのPrologo NAGO EVO PLUSは"224g"でした。
レール部分の素材の差が出たくらいですかね。
結構大胆に溝が入っています。
本体の素材もPrologoとは全然違いますね。
派手なPrologoも好きなんですが、
このシンプルなデザインも素敵です。
取り付けてみる
早速自転車に取り付けてみました。
Prologoより全体的な厚みが減ったので、
少しだけサドルを上げて調整しました。
思った以上に、赤ラインが主張してきます。
ブラック単色にしても良かったかもしれないなぁ。
全体的にはこんな感じになりました。
前より少し引き締まった感じでしょうか。
あれ、なんかバーテープの白に違和感を覚える!
(次はバーテープを替えなくちゃ!!)
比較できる画像を用意し損ねてしまった。
こんな写真しかなかった・・・
あれ?白もなかなかかっこよかったなぁ。
実際に走ってみました
走ったと言っても140kmほどなんですが、
こないだの午前ライドで走ったときに感じたことを・・・
実際に使ってみると、
Prologo NAGO EVO PLUSに比べると、
若干ですが座面が柔らかい印象でした。
かと言って柔らかすぎるわけでもなく、
「ええ塩梅!」と思いました。
"FABRIC LINE"の特徴でもある窪みの部分は、
前よりも深くなったおかげか、
若干ではありますが、居心地も良くなった印象で、
正直なところ、とても好感触。
素材が変わったりすると、
お尻の滑りが変わるかなぁと思っていましたが、
前後移動も問題はなかったです。
一番違いを感じたのが、
お尻の圧のかかる場所が、若干変わったこと。
今までと比べると、少し外側にずれた気がしますが、
だからと言って痛くなったとかではないんです。
サドルの形状によって、
接地面が変わった結果なんだと思いますが、
これも思っていた以上に、
マイナスを感じられなかったので、
サドルを換えて良かった!
という感想に至りました。
ただ140kmほどの印象なので、
もっと長い距離のライドや、
もう少し追い込まれた状態になったりすると、
ちょっと違う印象もあるかもしれないですが、
第一印象としては、良好でございました。
おわりに
バババっと書いてしまったので、
何を書きたいのか分からない内容になりましたが、
サドルを換えることに臆するな!
というようなことを今回思いました。
自転車の中でも目立つ部分でもあるし、
走行中も自分自身と接点のある数少ない場所。
後ろ向きではなく、前向きな観点で、
いろいろと試してみるのも、
おもしろいかもしれませんね。
(お金はかかるけど・・・)
しかし、国内でも比較的安価ですが、
このクオリティでこの価格っていうのは、
Fabricのコストパフォーマンス抜群。
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