この記事のもくじ
はじめに
先日、パワーメーター内臓クランク、
「Rotor 2inpower」を購入しました!
念願の両脚計測パワーメーターだ!
クランクを替えたい
それまでの装備について書いてみると、
クランクは「Shimano ULTEGRA FC-6750」で、
チェーンリングは非真円のRIDEA。
そしてクランク左側には、
STAGESのパワーメーターを装着。
この装備で何年か使ってきました。
機能的には特に不満はありませんでした。
“不満”ではないのですが、
“物欲に直結する欲求”としてあったのは、
この2つでした。
- クランクを変えたい
- できればクランク型パワーメーターへ
「パワーメーターは片脚計測で充分!」
それは実感としてあったんですが、
単純に使ってみたいという欲求。
片脚型では見えない情報もあるとなると、
“興味”が沸いてくるのも当然な流れでした。
そう。これぞ煩悩だ!!
クランクは前から変えたかったのです。
今のクランクは3世代前のアルテ6700系。
本当はフレームを変えるタイミングで、
一緒にクランクも換えたかったんですが、
その機会を逃して今までで使ってきました。
これも、そろそろ新しいパーツに…!
3つの選択肢を考える
ここで選択肢がいくつか出てきました。
予算の都合や、パワーメーターの縛りがあり、
選択肢もそれほどありませんでした。
- SHIMANO Dura-Ace FC-R9100-P
- ROTOR 2inPower
- GARMIN Vector3 + 別クランク
クランク型パワーメーターなら、
シマノかローターの2択でした。
もしくはペダル型パワーメーターの
ガーミンベクターを導入してしまって、
クランクは非パワーメーターの、
ノーマルなクランクを採用するか・・・
うお、気絶するほど悩ましいっ♪
GARMIN Vector3 + 別クランク
まず「Garmin Vector3」は、
ペダル型というところが魅力でもあり、
ちょっと不安な部分でもありました。
自分のペダルを見ると、
本当に傷だらけなんですよね。
精密機械がそこに入ると思うと・・・
クリートがLOOK仕様なのも、
なんかちょっとイヤだった。
初回ロットには電池との接点の部分に
不具合?かなんかがあったみたいですが、
それはどうなったんだろう・・・
元々クランクを換えたい前提なので、
クランクの購入も加味すると、
他の選択肢よりも高くついてしまいます。
パワーメーターとして、
ペダル型にメリットを感じる人、
クランクをそのまま使いたい人なんかは、
良い選択肢になると思いますが、
今回はちょっと違うので敬遠かな。
SHIMANO Dura-Ace FC-R9100-P
シマノのパワーメーターはかなり魅力的。
今の環境を、ほとんど変えることなく、
純粋にクランク交換だけで済むという利点。
新しく買うものと言えば、
9100用のRIDEAのチェーンリングくらいで、
出費も最低限に抑えられます。
しかしながら、
既に使用している人のインプレが少なく、
数少ない情報だとネガティブな声も多く、
性能面での不安要素がありました。
なんとなくまだこれからの製品…
といった印象を受けてしまった。
そしてもう一つ重要なのがコンポの互換。
1世代前のFDとの互換性がないのが、
悩みどころでした。
多分eTapだと影響ないと思いますが、
一応、代理店に問い合わせてみたら
当然、「オススメできません」と言われたので、
人柱になる自信もなかった…
特に「DURA-ACE」にこだわりがなければ、
シマノにこだわる必要がないなぁと、
そういう風に思うに至りました。
意外と安く入手できるのは、
魅力的なんですが・・・
ROTOR 2INPOWER
パワーメーターとして、
発売してから時間も経っており、
実用した上での好評価が多く見られ、
製品として信頼度もありました。
片側版INPOWERのユーザーも含め、
あまりネガティブな意見はなかった印象で、
これはシマノとの対比になりました。
そしてローター製品に特徴的な、
無骨なフォルムが最高にかっこいい。
挿し色の赤も最高やん。
今の環境から移行させるとすれば、
BBを30mm対応のものに変える必要があり、
これだけは結構めんどくさそう。
ただ今と同じ5アーム仕様なので、
今のRIDEAチェーンリングを、
そのまま引き続き使用可能。
国内販売価格だと手が出せないですが、
ガイツーで入手できれば、
予算的にも問題ありませんでした。
- 見た目
- 機能性
- 予算
この辺りがズボっとハマったのでした。
パワーメーター型クランクの製品は、
これ以外にパイオニアのペダリングモニターや、
SRMやEaston、QUARQ(SRAM)など、
それほどめちゃくちゃ多くはありません。
日本でユーザーが一番多いパイオニア以外は、
どれも実用したユーザーの情報がかなり少なく、
正直調べても分からない部分も多く、
検討しにくいというのもありました。
敢えてそれを選ぶ!という、
決め手が見つけられなかったので、
選択肢からは外れたような感じでした。
Eastonとか興味あるんですけどね~。
というわけで、
私の物欲がここにかたまりました。
ROTOR 2INPOWERを買うぞ!
2INPOWERを購入しました!
後は安いタイミングを見て・・・
と思っていたら、Merlin Cyclesでセールがかかり、
11.5万円になっていたので、
物欲と言う神秘の力でポチってやりました。
BBも必須でした
我がラピエール ゼリウス号は、
BB規格が「PF86(プレスフィット86)」です。
「24mm径(シマノクランク)」にするものは、
結構いろんな製品が出ているので、
そこそこ選択肢があります。
「30mm径(シマノ以外)」にするのは、
かなり、いや、ほとんどない!!と言って良いほど、
選択肢がありませんでした。
ということで、
ここはクランクに合わせる形で、
ROTORの「PRESS FIT 4130」をチョイス。
“スチールタイプ”を同時購入しました。
(セラミックは高すぎた・・・)
装着完了だ!
今回は取り付けはショップにお願いしました。
プレスフィットは専用工具もないし。
先日の素敵なオーバーホールのついでに、
BBとクランクを取り換えてもらいました。
ででーん!
なにこれ、めちゃくちゃカッコイイ。
ROTORにRIDEA・・・
私はどこへ向かっているんだ・・・
クランク先の赤い部分も、
よきアクセントでございます。好き。
Qファクターが変わった
まず前のクランクとの比較して、
Qファクターが「2mm」広くなりました。
(146mm→148mmに!)
元々ペダルも軸がロングタイプなのを使っていて、
どちらかというと広く取りたいほうですし、
なんの違和感もありませんでした。
「クランク自体が変わった!」
なんていう体感は全くなかったです。
むしろ、オーバーホール後の印象が強く、
その中に埋もれてしまった感じかな…
得られる情報が増えた
単純に得られる情報が増えました!
基本的にはGarmin Connectですが、
純正アプリもおもしろくて、
スマホとBluetoothで接続して、
いろんな情報が得られます。
純正アプリの機能の1つ、
「トルク360」というやつでは、
リアルタイムでクランク1回転ごとのグラフが表示されます。
ぼくはRIDEAなので関係ないのですが、Q-RINGSを使う際の、
最適な「OCA(楕円のピークをどこに持って行くかの位置)」が、
どこかっていうのが分かったりします。
ぼくは1と2の間くらいだった。
これはGarmin Connectの画面ですが、
両脚のパワーバランスがこんな風に表示されます。
室内外のデータを見てみても、
50/50のバランスになっていたので、
それだけで自己満足!
次もGarmin Connectにて。
数値でこういう感じに値が出ます。
どれくらいの数値になれば優秀なのか、
その辺はまだお勉強できてません・・・
今までにないデータが見られるだけでも、
嬉しくなっちゃいますね。
もう少し使い込んでから、
STAGESと比較した感想でも、
書こうかなーと思っております。
よーし、これから使いこむぞー!!
うひょー!
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