はじめに
自転車乗りはライト好きが多い。
人類が火に求めた安らぎを、
おそらくライトに見出しているのである。
なんの話ですか、これは。
普段、リアライトは2台で運用しています。
1つはレザインのSTRIP PRO300、
もう1つはキャットアイのRAPID micro AUTO。
優秀なキャットアイと比較しなくても、
レザインのライトはイマイチでした。
約1年ほどは使っていたんですが、
先日、キャップを紛失してしまいました。
紛失するような仕様にするなよ!(責任転嫁
失ってからその存在の大きさに気づくことってあるよね pic.twitter.com/op6Ye9HRg4
— DARUMA (@moonjb1984) January 21, 2020
これはもう絶好の機会なので、
ライトを買い替えることにしたのでした。
物欲だー!!!
久しぶりに瞬発力のある物欲で、
すぐに新たなライトを入手いたしました。
Hauteworks「Cliq」を購入!
クラウドファンディングで話題になった
高機能テールライト「rayo」の後継品、
「Cliq」を購入しました!
bluetoothでスマホと接続して、
専用アプリで設定をイジれる次世代ライト!
なかなかおもしろいライトでございます。
超絶簡単に特徴をご紹介。
- パターンがカスタマイズできる!
- 盗難アラート機能!
- ブレーキシグナル機能!
大きな特徴とされているのは、この3つ。
「明滅のパターンがカスタムできる」
自分の好きなパターンが登録できます。
その時々の状況にあった光り方を選んで、
使い分けができるのです。
「盗難アラート」は、
自分のバイクが動くとスマホに通知が行きます。
bluetoothが届く範囲で有効なので、
死角に自転車を置いているときなんかは、
良いのかもしれない。
「ブレーキシグナル」は、
キャットアイのキネティック的なもの。
ブレーキランプにはならないものの、
動きを感知して強く光ります。
後半2つの機能が前に出すぎて、
ちょっとイロモノ感も出てしまってますが、
ベーシックなライトとしても完成度は高く、
優秀なリアライトだと思うのです。
明るさは最大90ルーメン。
バッテリー容量は1000mAhで、
連続使用時間は明記されてません。
目安として、
最大明度・パターンburstで9時間使用可能。
(連続稼働時間についてはまた後述します。)
詳細スペックはmakuakeのページにて、
どえらく丁寧に解説されているので、
ソチラを読むほうが良いと思います(丸投げ
こんな風にスペックだけを見ても、
少しわかりづらい商品かもしれない。
早速、自転車に取り付けてみる
早速、届いた商品を開封。
自転車に取り付けてみよう。
本体とそれぞれマウントが入っていました。
ゴムストラップは長短の2本あると思ってたんですが、
1本しか付属してないんですね~。
自転車で使う場合は、
シートポストに取り付けられるマウントを。
こんな感じで本体に装着できます。
角度調整ができると謳われていますが、
マウントの固定位置が3パターンあり、
この固定位置で角度の調整をする感じです。
ストラップはマウント片側に通して
マウントの取り付けと一緒に固定するので、
運用はこの状態がデフォルトになりますね。
背中に充電ポートがあります。
もちろんマウント装着しながらでも、
充電は可能ですよ。
本体サイズは67*35*31mm。
比較する良いものがなかったので、
部屋にあった安納芋羊羹と並べる。
厚みは、安納芋羊羹の厚み2倍程度。
本体はさほど大きくないんですが、
マウントも含めると分厚くなりますね。
装着してみると、こんな感じです。
どうでしょう。
見た目はスマートではないですね!
付属のストラップがやたら短く、
27.2mmシートポストでギリギリです。
(でも31.6mmも対応範囲のはず…)
エアロシートポストなんかは、
ストラップの長さが足りないため、
別売りのエアロマウントパックを買うか、
長いゴムバンドが別途必要ですね。
ちなみに、ぼくは部屋に転がってた、
トピークのゴムバンドで装着して、
ストラップ部分の扱いにくさを解消しました。
マウントは改良の余地ありまくりかな。
ちょっともったいなく思える部分です。
スマホと同期してみる
スマホと同期するためには、
まずアプリを入手せねばなりません。
android/iOSのアプリをダウンロード。
アプリの名は「My Rayo」。
スマホのbluetoothをONにしてアプリを起動。
rayoの電源を入れると同期してくれます。
画面はこんな感じで、
スマホ経由でライトのON/OFFができたり、
防犯アラート(Theft Alert)のON/OFF、
モードの設定、切り替えなどができます。
バッテリー残量が分かるのも良いですね。
スマホと接続状態になると、
このように青いライトが光ります。
アプリを消すとライトも消えますが、
Auto ConnectをONにしておけば、
アプリを立ち上げると自動接続してくれます。
ファームウェアのアップデートがあったので、
早速やってみました。
昨年の2月のファームウェア・・・
rayoでは、以下の項目が設定可能です。
- 明るさのレベルの調整(最大で90ルーメン)
- ブレーキライトのON/OFF
- ブレーキライトの感度(3段階)
- 他のrayoとのパターンシンクロON/OFF
- 各LEDパターン(上・中・下)※4パターン登録可
LEDパターンは、
3つのLED(上中下)のそれぞれ設定可能で、
パターンはこの中から選びます。
- 点灯 → 常時点灯
- 点滅 → 間隔速めの点滅
- フェーズ1 → 間隔遅めの点滅
- フェーズ2 → ええ塩梅の点滅
- 灼熱 → 激しすぎる点滅
灼熱ってなんやねん・・・
3つそれぞれ別パターンで動かせるので、
「真ん中だけ点灯、上は点滅、下は灼熱!」とか、
自由度高く設定できます。
(だから灼熱ってなんやねん・・・)
設定の間もペアリングされているため、
実際にそのパターンを確認しながら、
好きな光り方を登録できますよ。
全部で4パターン登録可能。
盗難アラートは、
自転車を揺らす程度で反応します。
検知するとスマホにアラートが飛びます。
屋外でどこまで実用性があるのか…
でも面白い機能ではありますね。
スマホでライトのON/OFFができますが、
もちろん本体からも操作可能です。
本体下にも電源ボタンがあり、
そこで電源のON/OFFはもちろん、
4種類の登録パターンの切り替えも可能。
初期設定にはスマホは必須ですが、
ライトだけの機能で言えば、
スマホがなくても動作しますよ。
実際に使ってみた感想
まだ一度しか使えていませんが、
なんとなく分かったこともあるので、
簡単な感想を書いておきます。
今回、7.5時間ほどノンストップで使用。
パターンは1つのみで、使っていました。
設定内容はこんな感じ。
ブレーキライトはOFF。
明るさは1/3くらいの感じでした。
ライトのパターンは、
真ん中が点灯、上下が点滅(フェード2)。
明るさ設定は少し控えめですが、
後ろから見る限りは充分な印象でした。
デイライトとして使うのであれば、
さすがに光量不足な感はありましたので、
もっと明るい設定を用意しておいて、
切り替えて使うのが良いでしょうね。
今回の7.5時間の使用で、
バッテリー残量は半分も減っていませんでした。
ブレーキライトや防犯アラーム、
明るさの設定次第では、もっと消耗すると思いますが、
今回の設定であれば、ランタイム長そうですね。
今回、走り始めてすぐに、
スマホからライトパターンを変更しました。
予め室内で設定をしたのですが、
実際に使う状況で見ると、印象も違うもの。
そんなときでも出先でパッと設定できるのは、
便利でおもしろいなぁと感じました。
まだちょいとしか使えていませんが、
とっても良いよ!このライト!!
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