【はじめてのラファ】「Rapha Men’s Pro Team Winter Jacket」を買った話。

はじめに

冬のライドがどうにも寒い。パンケーキがうまく焼けない。鼻毛に白髪が増えてきた。それもこれも然るべきウェアが手元にないからなのである。

長年愛用した「Castelli – Free 3 Jacket」は素晴らしい機能性でしたが、何年も愛用しすぎて数か所破れてきたため引退となりました。
冬用ウェアは夏のものに比べても機能性が大切なことは経験の上で分かっていたので、昨年かなりがんばって予算を出して「Pissei – MONVISO HEAVY WINTER JACKET (2022)」を買いました。セール価格で22,000円もしやがったので、もうめちゃくちゃ期待して買いました。

しかし、このピセイが大誤算だった

商品説明に「0度対応」的なことを書いてるから、暖かいインナーの上にこれだけ着て走ったら「なにこれくそ寒いやん。」ってなるやつでした。これは5℃でも無理。

クソ寒い!
ええ加減にしろ!
良いウェア買ってやる!

この三段活用でmy new wear…と相成ったのである。

Raphaや!

Raphaは好かん。
かつては「Raphaを着てるやつなんてロクなやつがおらん」と思って生きてきた。いや、本音では「あんなん金の余ったおっさんの着る服やろ」と思ってました。
しかし良く周りを見てみると、私の大好きな人たちもRaphaを着ているではありませんか!ダチョウ級の脳みそしかない私は、即座に印象を変えて、Rapha側に付いたのでした。その変わり身の鮮やかさは自分のためには主君の寝首を切ることをためらわなかった呂布の如しであったと言われている。何のこっちゃ。
なんかたぶん嫌いな奴が偶然Raphaを着ていただけだったんでしょう。テヘヘ。

でもできれば手を出したくなかった…くらいのところにあるブランドではあったのは確か。でも昨年のピセイに愛想を尽かし、「なんでもええから暖かいもん持ってこい」的な状態下だったとき、そのセール価格を見て一気に物欲が加速したのである。それはまさに(以下略

なぜか情報が少ない

Raphaと言えば、もうサイクリストに説明は不要のブランドである。そのくせに・・・ふと思ったことがある。
着ているオジサンが多いわりに、めちゃくちゃ情報が少ない。オジサンたちよ、もっとウェアの性能をネットに流せ。頼む。

しかしそれを補うかのように、公式オンラインストアにあるレビュー充実している印象。外人ばかりであるものの、具体的な体型と購入サイズ、また使ってみた環境などが書いている優良なレビューも多い。読むとその機能性には満足できそうな気がした。

しかしこの「レビューが外人によるものばかり」ということが、参考にしていいのかどうか非常に悩ませることにもなる。だって往々にして外人は寒さに強いじゃないか。寒いのに平気で半パン履いてたりするじゃないか。絶対皮膚の性能が違うじゃないか。

いや、もう世界はボーダーレス。皮膚の性能もきっとボーダーレス。先人たちのレビューを鵜呑みにして買って使ってみる他あるまい。

Rapha買うたった。

買ったのは公式のネットストア。セール中なら一番安く買えると思われる。

https://www.rapha.cc/jp/ja

購入したのは「Rapha Men’s Pro Team Winter Jacket」
「めちゃくちゃOSTROに合う色やーん!」と思ってしまったら最後、理性は綺麗に吹き飛んだ。この色じゃなかったら買ってなかったかも。

一つ下のライン、Coreシリーズのほうが暖かいという内容も見かけましたが、このデザインはPro Teamにしかなかったので、迷うこともなかった。

商品説明の情報を見ると「気温が低く乾燥したコンディション向けの暖かいパフォーマンス ジャケット。」ということで、対応気温帯は「1-8°C」と説明されていました。

定価は39,000円(高けえ!!)だけど、セール価格で27,300円になっていました。さらに25%オフになって20,475円で購入できたのです。「ラファはセールでしか買わない」という言葉を聞いたことがあるが、なんとなくその意味を理解した。
冬用ウェアが高いのは仕方ないけど二年連続で買うのはかなり痛手ですが、衝動買いという麻酔の効き目は充分でしたね。

到着が早い

これを書いている時点では、配送はこんな感じ。

18,000円以上買えば関税も無料になるという素晴らしきサービス。詳しくは後述しますが、スタンダード配送で充分に早かった。

  • 18,000円以上のご注文

スタンダード配送: 無料
エクスプレス配送: 3,000円

  • 18,000円未満のご注文

スタンダード配送: 1,500円
エクスプレス配送: 3,000円

そのほかに、返品無料だとか無料でリペアしてもらえるとか、そういうサービスは有名だからみんなも知っての通り。

さて、到着まではこんな感じでした。

  • 11/26 注文
  • 11/28 発送の連絡(追跡番号連絡あり)
  • 12/3 到着

香港からの配送?という噂を聞いていましたが、今回の出荷元はヒースローでした。

発送の案内にあった追跡サービスはAsendiaのものでしたが、既にヤマト運輸が請け負っていたようでヤマト向けの追跡番号が発行されていました。

それで追っていたところ、こんな感じで到着までの過程がありました。

というわけで、注文から約1週間で到着という素晴らしいスピード配送でございました。

返品用に着払いの伝票も一緒に入ってるなんて、さすがでんな。

早速、使ってみた。

Raphaはそのラインによってサイズ感が違ってくるという話ですが、それも前述にある「外人たちよるレビュー」はかなり参考になりました。

今回買ったPro Teamシリーズはかなりタイトな作りということで、178/64(日本男児)の私はMをチョイス。めちゃくちゃちょうどええ感じでした。Sだったらピチピチだったと思う。

作りはかなり丁寧な印象。

全体に裏起毛のある素材ですが、思っていたよりは薄手の生地。

フロントポケットはスマホも入るサイズ。

早速、あられの降る中を走ってきました。

これまた今シーズン導入したFinetrackドライレイヤーのWARMをインナーに。その上にこのジャケットを着用して出発。

created by Rinker
finetrack(ファイントラック)
¥6,490 (2024/12/10 15:00:31時点 Amazon調べ-詳細)

当日の気温は2℃~10℃。時折強い風もあった中での着用でした。

走り出し、身体が暖まるまでは寒く感じますが、走り出すと5℃前後であれば問題のない感じ。

休憩後の再スタート時にはウインドブレーカーを着て凌いでました。5℃くらいで少し強度が低めだったり、また長めの下り区間なんかだと寒さを感じると思います。
終始ガシガシ走るようなときだとウインドブレーカーも要らないでしょうね。Pro Teamのラインはレース用という位置づけらしいけど、なるほどそういうことなのか。

またこれから寒くなってくるので、中にミドルレイヤーを着用すると良さそうな感じです。

もちろん透湿性などは問題なく、安物にありがちな「寒いのに蒸れて汗だく。そののちに汗冷え。」というアホみたいなことには無縁でした。優秀なインナーと組み合わせて使うと間違いないでしょう。

おわりに

冒頭に書いてたCastelliのFree3 Jacketなんかは、一枚で氷点下まで対応できるウェアでしたが、Raphaのこれは重ね着を前提にしているので、少しコンセプトが違う印象を受けました。
下にジャージを重ね着するのは嫌なので、使うインナーの組み合わせで調整していこうと思います。

昨年から続く「冬用ウェア迷子」からようやく脱却できました。代償に大きな支払いが待っているのですが、幸いボーナスが出る月の請求で良かった・・・っていったい私はなんの話を。

というわけで、”いまさら”Raphaを買ってみたという話でした。

おまけ

Raphaを注文したという話をしていたら、あまえびさんからこんな発言が飛び出しました・・・

あまえびさん

Raphaの冬用ウェアならあげたのに。もう要らんねん。

まじかよ!!!はよ言ってくれよ!!!!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です