神峯山寺~妙見山の茶屋めぐりを経て、絶品「ブルーベリーかき氷」に落ちる夏のライド。

はじめに

クソが付いても足りないほどに暑い夏。

この週末も走りに行くことを決めて、いつもの数名に声を掛けました。

この暑さだから山の中を走りたいという考えから、久しぶりに「保津峡から神明峠を越えるコース」にしようと、事を進めて当日を迎えたのでした。

絶不調トリオ

当日。
5時45分くらいに自宅を出発。ハンドル替えたい。

今回の集合場所は茨木なので、早々に淀川を渡って北東へ向かいます。

まだ朝の涼しさが感じられる時間帯ですが、それでもすぐに汗が噴き出す始末でした。

茨木に向かう時にいつも使うルートで、滞りなく集合場所へ到着。

今回のメンバーはこんな感じでした。

  • ぺもぺもさん
    ⇒ 今回は膝が痛くてあんまり踏めない人
  • ロゼさん
    ⇒ 自転車熱が冷めて最近全然乗ってない人
  • DARUMA
    ⇒ 謎の疲労感であんまり力が入らない人

三者三様の不調を抱えていますが、何故かこのトリオが集まると不調を訴えることが多いので、とても自然体とも言えます。

【多可町リベンジ】膝の違和感を抱えて走る大阪~篠山~西脇の200kmライド。

2022/04/27

早速、最初の経由地「神峯山寺」を目指して高槻方面へ。

高槻の6号線に入り、山手に向かうと道は徐々に勾配を帯びてまいります。

勾配のキツい住宅地区間を抜けると、急に山間の雰囲気が出てきます。

ここの急な景色の変化が好き。

さらに脇道に入るとその空気感は増すのです。

うん、とても素敵。

神峯山寺の鳥居が出て来るので、そのまま登って行くのです。

途中、ハイカーの人たちと挨拶を交わしながら坂道を登り、新名神を下に見ながらさらに登っていきます。

そして神峯山寺に到着。

着いたときは開いていなかった横手にあるお茶屋さん。

7時15分ごろだったか、「もう開けるよー」と言ってもらったので、休んでいくことにしました。

アイスコーヒーを頼んで、しばしのコーヒーブレイク。

お茶請けが多めだった。

「さっき付いたばかりのお餅があるよ」ということで、100円でお餅をプラスしてもらいました。下の村で杵と臼を使って付いたものらしい。

なかなか食べ応えのあるお餅で、美味しかったです。

正確に何時から営業されているのか分かりませんが、ちょっとした休憩に立ち寄るのも良いね。

曇り空だったこともありますが、市街地とは違う涼しい風の吹く場所で、とても涼しかったです。

保津峡へ向かうはずの我々でしたが、ここで休んだことによって、ある気持ちが芽生え始めました。

「もう、ええか。」

遥か保津峡を巡るサイクリングは、いとも簡単に、あっけなく終了したのでした。

「このまま6号線を北上して、そして能勢方面へ行こう!」

代替案もサっと決まったので、まだまだサイクリングは続くのです。

能勢方面へ!

保津峡へ向かうなら、ここからベニカンに抜けて嵐山へ…となるところですが、今回はさっきの道を引き返します。

神峯山寺から再び6号線へ。

亀岡方面へ行くと、しばらく登り区間になるこの道。

途中でロゼさんが逃げるので、追いかけてみたりしていたら、めちゃくちゃしんどい。

樫田まで登ってきました。

ここの温度計は26℃で、下界よりは涼しい!

「夏の里山最高!」と細い道を進んで行ったけど、間違いルートでした・・・

6号線から733号線に入って、能勢方面へ。

適度にアップダウンのある道のりですが、このR733はこの辺りでも最高に気持ちいい道ですよね。

さらに箕面方面へと進みます。

陽も高くなってきて暑い。ドリンクが空っぽだったので、自販機休憩。

大阪とは思えぬ景色。

423号線に繋がる109号。

能勢方面へ向かう側の景色のほうが断然好き。

そして豊能までやってまいりました。

ここから珍しく妙見山へ。

ロゼさんと話しながら登れる強度で走るけど、暑さもあってつらい。

トレランの集まり?があったようで、ランで登る人の姿も。みなさんに「おはようございます♪」と声をかけて登る。

分岐。

膝破壊をされしぺもぺもさんを待つ。そもそも膝痛いのにこんなところ登ってはいけないのでは・・・

そして妙見山へ到着。

今回は上のほうに用事があるので、さらに上の本殿近くのバイクラックまで。

階段を登って展望デッキのほうへ。

ここ初めて来たけど、結構ええ感じの眺望なんですね。

下のバイクラックと上の駐車場とちょうど真ん中くらいにあるお茶屋さん、「奥山茶屋」で軽食ランチを頂くことにしました。

オープンは11時からなんですが、少し早かったので15分くらい表で待つことにしました。

メニューはいろいろあるんですが、狙いは「おにぎりセット」。

しばらくして開店したので店内へ。

カウンター席のみの店内。さすが山の上だけあって扇風機があれば充分涼しいんですね。

そして頼んでいたおにぎりセットが到着。

おにぎりの具は2種類選べるので、「うめ」と「ふきの佃煮」をチョイス。大きなお椀に入っているのはきのこたっぷりのお味噌汁。沁みる!

付け合わせには、あっさりとした漬物となす田楽。そしてタイニーな三色団子。

なんかすごいセットだわ。

妙見山でゆっくりしたのも初めてだったんですが、まさかお茶屋さんで食事することがあろうとは・・・

他にもいろいろメニューがあったんですが、私たちがお店にいる間に来たお客さんは、すべて「おにぎりセット」を注文してました。人気メニューなんだなぁ。

あんまりみなさん行ってるイメージないけど、自転車乗りからするとめっちゃ良い立地にあるよね。

営業日については妙見山のtwitterアカウントなんかでも発信されてます。天気が怪しいときは事前に確認されたほうが良いかもですね。

https://twitter.com/NoseMyokenzan

最高かき氷にありつく!

既に思い付きで走っている今回のライド。

おにぎりもお味噌汁も美味しかったので、次は「デザートが食べたい」という欲に従うことにしました。

ここでぺもぺもリサーチが発揮して、「近くにかき氷が食べられるお店があるよ!」というので、そちらを目指すことにしました。

妙見山を降って、能勢方面へ。

野間トンネルを越える。

峠を降って、野間の大ケヤキのそばまで。

青も緑も濃い。クソ暑い。

野間から知名湖沿いの道に出て、黒川方面へ少し入ったところに「知明湖キャンプ場」があります。

その敷地内?にあるのが、お目当てのカフェでした。

【里山ブルーベリー農園 Wacca】

ブルーベリー狩りや薬草ハーブ園などの農園と、農園で採れたものの加工品とかも販売するカフェがある・・・とのこと。

駐車場からつながる細い道で繋がっていますが、自転車で入れそうにない感じ。

自転車は表に置いて、中に入ると素敵なカフェがありました。

お客さんがいたので全貌は取れませんでしたが、割とゆったりとした店内。

セルフ式なのでカウンターで注文をするシステム。お目当ては「自家製ブルーベリーかき氷」

1,200円の価格表記を見て、一瞬怯みましたが、ここまで来たし頼むしかない。

そして出てきたのがコチラでした。

めちゃくちゃうまそう!

かき氷の紹介イラストがありました。めっちゃ凝ってますやん。

注文前に、少し高いかなと思ったかき氷。実際に食すと値段以上の美味しさに思わず「うまいっ!」と声が出ました。

めちゃくちゃ濃厚な味わいが最高。上に乗るのはこの農園で採れたブルーベリーで、大きくて甘い!ラストは自家製くずもちの存在感抜群で、とても満足度の高い逸品でした。

なんか予想以上に素敵なかき氷が出てきて最高でした。こうなるとほかのメニューもちょっと気になってきますねー。

しかしこんな場所にこんなお店があったとは・・・知らなんだ。

もうちょっと走っても良かったんですが、かき氷で満足しました。ほな帰ろう。

一庫ダムを経由して南下。

途中でロゼさんとお別れして、いつもの川沿い12号ルート。

そして池田まで帰還。

橋の下の日陰、涼しい~。

コンビニで小休憩した後、ゴール地点へ。

もうすぐオープンするBACKYARD!

写真撮ってたら響のマスター(BACKYARD珈琲の方)に目撃されていて、非常に恥ずかしかったです・・・

夏のライドは、ここからが難所とも言えるでしょう。

灼熱の河川敷コース。なんでこんなに無駄に晴れとんねん。

上からも下からも熱い。グリルで焼かれるシャケの気持ちわかるわ。

途中でぺもぺもさんとお別れして、残りはソロに。

神崎川へ。

へろへろになって淀川に帰着。

なんか昼間に走ってはいけない気温になってまいりましたね・・・

お付き合いいただいたお二方、今回もありがとうございました!

夏だったねー!(←拓郎っぽく

おわりに

あまりにも暑いじゃないですか。

思わず自分のことを全力で棚上げして、「こんな日に外出てる人、あかんで。」とか言ってしまってました。それほどの灼熱具合でした。

しかしそんな暑いライドでも、口数の減らない仲間とのオシャベリと、美味しい食べ物があれば、それで良いんだと思えた、そういう夏の日でした。

まだしばらく暑い日が続きますが、みなさんも無理をなさらず健やかに過ごしましょう。なんのこっちゃ。

今回の軌跡

距離:112.61 km
タイム:4:48:19
平均速度:23.4 kph
総上昇量:1,181 m



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