はじめに
先週に続き、今週もロードバイクで走ってきました。
今回は久しぶりの「午前中縛りライド」。
前回、大原行きを断念した「嵐山ライド」以来ですが、
その時に「モーニングを食べて帰る」という、
あまりにも素敵な行動パターンに味をしめてしまい、
今回も「モーニングを食べて帰るライド」を、
計画してコースを練りに練りまくり倒しました。
↑嵐山の帰りに寄ったMorning Glory
しかしながら、最近は冬の寒波の影響で、
峠道は凍結しまくっているという状態です。
なので、なるべく凍結しない道を選んで、
三田のほうをぐるっと走ってきました!
もちろん同行いただくのはロゼさん。
監督、今年もよろしくお願いします。
池田経由で三田方面へ
3時半くらいに起床。眠い。
4時に出発して待ち合わせの池田まで走ります。
城北大橋で淀川を越えていきます。
まだまだ暗い街中を抜けていきます。
運が悪いのか、異様に信号につかまってしまう道のり。
待ち合わせの池田のコンビニへ到着。
結局、5分ほど遅刻してしまいました。ごめりんこ。
ロゼさんと合流です。
当初、多田の辺りから武田尾方面、
十万辻のほうへ向かう道を走る予定でしたが、
凍結が怖いので、R12で北上することにしました。
しかしまだまだ真っ暗。
何度も通ったことのある川沿いの道も、
この時間だと漆黒です。
この途中の電光掲示板で、
「12号線 積雪のため大型車通行困難」
というのを見て戦慄しました。
篠山のほうはすごいのかもね…
道の駅いながわの交差点からR68へ入り、
三田方面へと向かいます。
登り基調の道をえっちらおっちらと走ります。
6時になっても陽が登らず、まだ真っ暗。
ほんとに春の到来が待ち遠しいですね。
三田の志手原の近くのコンビニで休憩にしました。
ここいらで徐々に明るくなってきました。
一日が始まる!(もう始まってるけど!)
ここまでは助走みたいなもの。
今から”青野ダム”へ向かうぞー!
極寒の三田へ!
志手原から青野ダム(千丈寺湖)方面へと走ります。
久しぶりに三田を走る気がしますが、
地元なので、それなりに思い入れのある土地なのです。
ちょうど道路脇の温度計が見えたんですが…
-3℃!!!
めっちゃ寒いやんか。
最近こんなんばっかりな気がするぞ。
琴引峠の手前を曲がり、
湖沿いの道をのんびりと走ります。
湖畔を早朝散歩です。
千丈寺湖の雰囲気を味わうには、もってこいの道なんですが、
ところどころ凍結してて、湖どころではない緊張感…。
道なりにダムのほうへ抜けて行きます。
ここから見える風景も、なかなか素敵じゃないですか。
そのまま湖に沿うように走る道を北上していきます。
ちょうどこの辺りで朝焼けが出てきたんですが、
湖を渡る橋から見えた景色が絶品で、
少し幻想的ですらありました。
素敵すぎる。
途中で「少し篠山方面に行ってみる?」という案も出たんですが、
確実に路面状態は良くないと思われるので、
今回はあきらめました。
この辺りは気持ち良い道ですね。
R49を南下して、ロゼさんに千切られたりして、
ウハウハ言いながら三田を満喫しました。
ここからはR323で猪名川方面へ東進していきます。
このルートはアップダウンが多いからツライ。
大坂峠、そして名もなき峠を越えて、
再びR12に合流します。
この辺りは三田、宝塚、猪名川と境界が入り乱れる
おもしろい道ですね。
この辺りが宝塚の最北端かな?
おそらく気温はまだまだ氷点下なので、寒い寒い。
しかし、この辺りはまだ序の口と知るのは、
まだ少し後のことです…
さて、再びR12まで戻ってきたんですが、
ちょうどこの辺りで大粒の雪が降ってきました。
雪が降るとまた一層に顔面が寒くて、
鼻で息をすると、雪が鼻の穴にシュッと入るという、
なんとも素敵な状態を満喫。
このまま北上して行っても、
“西峠”が凍結で走れないのは事前に知っていたので、
杉尾の辺りでR602へ入り、能勢方面へ行きました。
能勢方面へはちょっとした峠越えです。
猪名川の変電所の横を通って、勾配を登ります。
徐々に道の雰囲気も変わってきました。
この辺りは路面状況はあんまりよろしくなかったので
凍結箇所を避けて登って行く感じになりましたが、
車の通りが少なくて本当に良かった…
しかしなんとも寒そうな写真が撮れました。
そして能勢へ入りました。
今回は凍結・積雪の路面状況が懸念されるので、
能勢をあまり走らないように決めていたんですが、
その懸念を身をもって体験することになりました。
能勢の寒さに果てる
杉生から峠を越えて能勢へやってきました。
ちょっとした峠越えをしただけなのに、
気温も明らかに猪名川よりも寒くて、
そして景色もほのかに銀世界仕様に…。
なんやこれ・・・寒すぎる!
「能勢まで行ったら急にあかんようになる。」
走りながらロゼさんが言っていたセリフが、
現実味を帯びる光景が広がります。
能勢は、あかん!
こんなところロードバイクで走っては行けません。
後にGARMINのログを見ていると、
「-6℃」を記録しておりました。
ありがとう。
元々それほど能勢に深入りするつもりはないので、
そのまま下り坂をゆっくりと走り、
途中で阿古谷方面へ向けて進路を変えます。
阿古谷の登りは予想に反して凍結祭りで、
二度ほど登りの途中で後輪が空転しまして、
よく分からん奇声を発してしまいました。
これは井上陽水の次くらいに氷の世界や。
あかんあかん。
怖い思いをしながら、阿古谷を登り終えると、
嘘のように凍結もなくなってしまい、
能勢と猪名川の境界を痛感する結果になりました。
ようやく凍結の恐怖から解放されました。
しかし、寒さのせいかエネルギーの消耗が”凄い”。
腹が減ってチカラが出ないよ状態です。
この辺りで太ももが攣りそうになって、
なぜか1人で限界を迎えつつあるのでした。
勝手にオールアウト。
そんな瀕死の状態だったんですが、
なんとか”最終目的地”へ到着できました!
しかも開店直前に着くという、素晴らしいスケジューリング。
そう。
今回は「カフェマンナでモーニングをする」。
というそれだけのライドだったのです!
cafe manna
http://cafemanna.web.fc2.com/
待ってました!
とばかりに、開店と同時に入店。
モーニングセットを食べながら駄弁る時間。
コーヒーが美味しい。パンも美味しい。
これぞ至福。
これこそモーニングライドに相応しいプラン!
問題は帰るのがめんどくさいってことだけ。
ここから家まで40kmありますねん。
もう寒い中を走りたくないよ・・・
無念!雨のリバーサイド
至福の時間はあっという間です。
このまま昼飯まで居座りたいくらいだったんですが、
あんまりゆっくりとしていると、
門限(12時)に間に合わなくなってしまいます。
10時前にお店を後にして、急いで帰路へ。
ロゼさんに先導頂いて、
往路と同じルートで猪名川方面へ南下します。
頼りになるロゼ牽き!
途中でロゼさんとはお別れしまして、
後は一人でひたすら川沿いを走って帰るだけです。
なぜか少しだけ路面がウェット…
多少向かい風やけど順調やで~!
と思ってた帰り道でしたが、
パラパラと雨が降りはじめました…
小雨程度なら気にしませんことよ。
さて。
今回、実は帰り道に小さな楽しみがありました。
「いつもと違うルートで帰ってみよう!」
というささやかな楽しみ。
猪名川~神崎川沿いへ走る道ですが、
意外にこの河川の繋がりを走る道がややこしい。
そこで先日”kazu.jumpさん”からルートを教えてもらったんですが、
今回はそのルートを初めて走ってみました。
猪名川から旧猪名川緑地のほうを抜けて、
南下して行くルートなんですが、
こういうルートもあるんだなぁと感心。
ちょこまかと道を変える必要はありますが、
信号がないのは大きなメリットですね。
初めて走るルートに感心しながら神崎川へ合流。
次回からこの道を使おう。
お腹が減りすぎたので、羊羹を食べるがてらに
5分ほど高架で雨宿りをしました。
少し小降りになったので再出発。
路面があまり良くない神崎川沿いは、
雨よりも、むしろ路面にたまってる水が問題で、
ちょっと走っただけで、ドロドロになる感じです。
泣けました。
この後、さらに雨脚が強まり、
家に着くころには、かなり濡れてしまいました。
まぁ門限には間に合ったから良しとしよう。
帰ってから自転車掃除地獄が待っていたのは、
また別のお話。
いやー130kmとは思えないほど、
充実した時間だったなぁ。
久しぶりの午前ライドは楽しかった!!
おわりに
今年に入ってから天気には恵まれていませんが、
「冬にしかできない貴重な経験をしている!」
と思うと、ちょっと嬉しい部分もありますね。
こんなもん楽しんだもん勝ち。
ここ最近はあまり調子が良くなくて、
この日も後半とても辛かった…
夏ごろの体力はどっかに行ってしまったようで、
自転車の乗る度に不安を覚えてしまいますが、
さすがにアホのぼくも、なんとなく悟ってきました。
「寒さが苦手なのではないか」と…。
冬のロングライドとか絶対に無理です。
今年一発目の「午前縛りライド」でしたが、
春になるまでは「モーニング食べるライド」という形で、
『清く正しく朝を満喫する』をモットーに、
美味しいモーニングを探しに行きたいと思います。
よし、次はどこのモーニングセットにしよ!?
今回の軌跡
距離: 133.18 km
平均速度: 24.2 kph
カロリー: 2,643 C
時間: 5:29:53
高度上昇: 1,195 m
平均気温: -1.4 °C
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