はじめに
いつもお世話になっている
Lovelybeerさんからのお誘いだー!
いつも誰も誘ってくれないので、
誘われるとウレションものである。
しかし日本海へ行くとなると、
事に相手がランドヌールだったりすると、
絶対に確認しなければいけないことがある!
こうして参戦の決まった日本海ライド。
楽しく走ってまいりましたー!!
箕面を越えて
朝6時ごろに出発。
すっかり日が昇るのも早くなったなー。
待ち合わせは万博公園の近く。
いつもの内環から豊津駅へ。
そこから阪急千里線沿いを北上して…
というルートで向かいました。
定番の細道。
そして待ち合わせ場所に到着!
今回のメンバーはこんな感じ。
- Lovelybeerさん
- Yさん(aka.無双のヤマさん)
- ヨシダさん
- Oさん
- Hさん
- DARUMA
ほぼLovelybeerさんのお仲間の集い。
Yさんとは名古屋にウナギ食べに行ったり、
ヨシダさんとはカキオコに行ったり、
お世話になっている人もいるのです。
顔と名前が一致する人がいると、
ひたすら心強いもんです。(I am 人見知り)
後の二人は初めまして、でした。
お二人とはあんまりお話しできず、
いまだに謎を多く残したままです。
ミステリー。岡嶋二人。
早速、スタート!
日本海を目指すので、ひたすら北上。
最初の難所は、箕面の勝尾寺です。
先頭を走るビアさんに張り付く。
強烈な登坂バトルが繰り広げられ・・・
繰り広げられない!
今日はそういう日じゃないらしい。
めちゃくちゃ素敵!!
ゆっくりと登る勝尾寺。
新緑が素敵でした。
勝尾寺からは読経が聞こえます。
勝手に厳かな空気を感じながらも、
ここはスルーして、先を目指します。
そして高山方面へ。
風が冷たく肌寒く思うほどでしたが、
自転車の時はこれくらいの気温が好き。
高山公民館を越えて。
423号から野間峠に入りました。
トンネル手前の気温は9℃。
ウインドブレーカーのファスナーを締め、
能勢方面へダウンヒルです。
亀岡からパン屋さんへ
能勢に入り、野間の大ケヤキ前を通り、
R477に入って亀岡方面へ。
この辺りから空が青々しくなってきて、
サイクリング日和炸裂でしたね。
ひいらぎ峠を越えて。
山や田畑の緑が濃くなってきて、
こういう色で夏の近さを覚えますよね。
快走路に見えますか?
残念ながら向かい風でした!
そんな向かい風の中でも、
力強いペダリングで牽引してくれる。
これがキャノンボーラーのすごさだ!
ちなみにこの日は誰一人として、
「代わりましょうか」とは言わなかった。
Lovelybeerさん先頭固定に感謝。
これは日吉の辺り。
忘れそうになるけど、これは桂川。
ああ、なんか美山行きたくなってきた。
そしてたどり着いたのが、
こちらのお店でございます。
【ゾンネ・ウント・グリュック】
胡麻駅近くにある絶品パン屋さん。
「よく来る」と自分でも思ってましたが、
振り返ってみると2年ぶりでした。
もう時間経過ラリってます。
ちなみにこの写真は以前の使いまわし。
そしてここで驚きの展開が!
ロゼさん&がんちゃんに遭遇!!!
こんなところで偶然に会うことある!?
奇跡やん。
驚きすぎて写真撮り忘れたわ・・・
また近いうちご一緒しましょう!!
テラス席でパンを三つ頂きました。
どれもめちゃくちゃ美味しいやんけ。
なんか難しい名前のぶとうのパン、
ふわふわな食感で大好物でした。
自転車乗りにはぜひ来てもらいたい。
そう思える良い休憩スポットですね。
大阪からだと少し遠いけど。
休憩中に「日吉から帰ろうかな」と、
悲しいセリフが飛び出した無双のヤマさん。
かなりお疲れの様子でした。
最近全く自転車に乗っていなかったようで、
かなり限界に近い感じらしいのです。
ちなみに昔はめちゃくちゃ速かったので、
その頃のことは「無双時代」と呼ばれています。
結局みんなの(無責任な)後押しもあり、
もう少し一緒に走ってくれることに。
がんばれ、元・無双のヤマさん!
過ぎ去る背中たち
ゾンネを後にして、
さらに北を目指して走ります。
ちょうどこの辺に、
太平洋と日本海の分水流がありますね。
ここを通って日本海行くのは感慨深い。
R27で和知の辺りを通過。
本当に山が鮮やかですね~。
今の季節が一番好きかもしれない。
なんというか、山が生々しいなぁ。
遠くに見えるのは京都縦貫道ですね。
しばらくは由良川と一緒でした。
ここで重大事件が勃発します。
【悲報】無双のヤマさんが離脱!!
ついに限界を迎えたらしく、
立木駅から電車で宮津に向かうとのこと。
また後ほどお会いしましょう!
パーティから1名脱落。
残るもので戦うしかあるまい。
先頭は依然Lovelybeerさんがペースメイク。
ここまで紳士的なペースだったのですが、
このヤマさんの離脱に伴って、
何故かペースが異様に上がり始めました。
黒ビール、発動。
いつものやつになりました。
トレインは特急列車と化しました。
なんとなく覚悟はできてましたけどね!
めざすは大江方面へ。
この辺りの道は走りやすくて、
自転車で走るにはええ感じでした。
福知山までやってきたよ!
途中で通行止めの案内があったんですが、
地元のおっちゃんに道を尋ねたら、
めちゃくちゃ丁寧に教えてくれました。
ありがとうございました。
大江方面へのショートカット。
ちょっとした登坂区間のようですが、
道が山の中に一直線やん・・・
がんばって登った!
トンネルを越えて下ると大江だ!
そしてラスボスも近づいてきました。
行け!挑め!ラスボスへ!!
ラスボスへ挑む
由良川沿いを北上して行きます。
このまま川沿いを走って行けば、
日本海に出られるのですが、
そうは問屋が卸してくれないのです。
大江駅の近くを通り、
ここから山手へと進路を変えます。
元伊勢内宮・外宮っていうのがありますが、
伊勢に遷宮される前に祀られていたところで、
大変由緒ある神社のようですね。
(まぁもちろん素通りやけどね・・・)
ラスボス手前でドリンク補給。
日中は暑いので飲み物要りますね。
ヨシダさんのトイレアタックを合図に
ボチボチとスタートです。
宮津はもう近いぞ!!
チラホラ見える山藤が奇麗でした。
いよいよ道も勾配を帯びて、
峠越え感が高まってまいりました!
新緑ヒルクライム最高!
今回のラスボスは「大江山」。
酒呑童子伝説の舞台としても知られ、
いわば”鬼の巣窟”なわけです。
今でも至る所に鬼が!!!
「ボクハ ココニ イルヨ」
「E.T. オウチ デンワ」
と、今にもその声が聞こえてきそうです。
そして「ゆっくり登りましょう」を合言葉に、
ビアさんは前方に消えていきました。
イツモ コンナ カンジ ダヨ
私のような文学にいそしんだものであれば、
むしろ百人一首の句のほうがピンと来ますね。
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみも見ず 天橋立
踏みと文(フミ)が掛かってるんですよ。
私の脳みそにはそれ以外の知識は見当たらない。
うおー!
必死パッチで登った山。
ピークを越えて下りはじめたところに、
絶景が待っていました!
宮津の街が一望だー!
左手の山の向こうが天橋立ですね。
見えないのはちょっと惜しいけど、
良い景色で嬉しいなぁ。
もう今回の目的地は見えてます。
後は下るだけですね!
そして大江山をダウンヒル。
海に向かう道は下り基調なのに、
それを相殺する向かい風の応酬。
がんばれ、ビアさん!
そしてようやくゴール地点へ到着!
やりましたぞ!!
そしてすぐそこのお目当てのお店へ。
【富田屋】
宮津の海鮮の名店らしい。
以前から名前だけは目にしていたので、
まぁ有名店なのは間違いないんですが…
すごい人や!!!
めっちゃ待ってるやんけ。
現況を確認してみると19組待ち。
おわった。あきらめざるを得ない。
途中で電車に乗った無双ヤマ氏も合流。
「とりあえす名前だけ書いときますか。」
と言ってチョチョイと書いてくれました。
これが良かったのです。
その後、次の電車まで時間があるので、
先に輪行準備をして、電車を待っていると、
私たちの名前を呼ぶ声が聞こえる・・・
まさかの順番が回ってきた!
どうやらキャンセルが相次いで、
思いの外に早く回ってきたのでした。
あのチョチョイの産物!
それほどゆっくりもできないので、
控えめのランチとなりましたが、
優勝したとだけはお伝えしておきます。
新垣じゃなくて、岩のガッキー。
あー贅沢な時間だった!
この富田屋さん、宿泊もできるらしい。
もう自転車で海まで走って、
どっか海沿いの民宿で海鮮三昧して、
前後不覚になって眠りたいですよね。
このお店ならそれも叶うかも!?
そして宮津からは輪行で帰りました。
「宮津→福知山→大阪」という道程です。
特急に乗ってもそれほど速くないので、
普通に快速電車で帰りましたが、
福知山での乗り継ぎも悪かった。
結局、宮津から大阪まで4時間弱!
めちゃくちゃ時間かかったやんけー。
おわりに
なぜか「日本海まで走る」となると、
敦賀方面とかに行きがちだったので、
宮津行きっていうのは新鮮でした!
かなり前に丹後半島一周したりとか、
丹後縦貫林道を走ったりと、
何かと強烈な思い出のある丹後方面。
この日、また新たな1ページが、
刻まれたのでした。
おわり
さて「違和感オブ膝」のお時間です。
今回は約150kmほど走りまして、
膝を酷使できたように思えますが、
違和感はあったんでしょうか!?
では発表します!
今週の違和感オブ膝は・・・
違和感、あり!
ありました!
もはや見慣れた違和感です!
今回も違和感がありましたー!
しかし今回は割と軽度でした。
これは完治に向けて大きな一歩でしょう。
間違いありません。
いつか鈴木保奈美の雰囲気で
言ってみたいですね。
「完治♪」って。
さっきから私はなに言っているんでしょう。
今回も悪あがきのひとつとして、
クリートをかかと方向へ3mmほど移動。
これが吉と出るか凶と出るか!
次こそ「完治♪」なるのか!?
今回の軌跡
距離:149.86 km
タイム:5:50:03
平均速度:25.7 km/h
総上昇量:1,819 m