はじめに
先週「鳥取すごいライド」で、
遠征ファンライドを満喫したばかりなのですが、
まさかの2週連続遠征計画です。
kazuさん、今回もお世話になりますっ!!
先日の弾丸乗鞍ライドのとき、
天気予報が安定しなかったこともあって、
同時に代替ライドも調整していたのです。
それがこの週末の10月27日だったのです。
なんか紆余曲折あって、
メンバーはこの5人になりました。
- kazuさん
- lovelybeerさん
- マムートンさん
- kaboさん
- DARUMA
みなさま、最近よく遊んでいただいて、
恐縮の極みでございます。
だいぶ前から予定は決まっていたものの、
なぜか行き先がなかなか決まらず・・・。
直前にドタバタしまくって、
ギリギリで行き先は「砥峰高原」に決定!
前日に適当に決まったバタバタ計画。
これはいろいろと大丈夫なんだろうか…
車載!生野駅からスタート!
朝4時半、守口のローソンに集合!
おはようございまーす!
今回は5台を積載いただきました!
もう見慣れてしまったこの光景。
人間の慣れとは不思議なものである。
わいわいしゃべくっている間に、
車は中国道・播但線を走り、
朝来市の生野駅に到着いたしました。
今回は駅前の市営駐車場でデポ。
かなり肌寒い朝だったので、
30分くらいグダグダしていましたが、
ようやく準備も完了して出発!!
いきなり大きな道を外れて・・・
JR播但線のそばを流れる「市川」。
その川沿いの道を南下して行きました。
走り出してすぐだったんですが、
この道がとても気持ち良い道でして、
一同「良いなぁ!」と大盛り上がりです。
このタイニーな道幅がまた良い。
この日は雲海には好条件だったらしく、
道中の高速からも雲が溜まる景色が見えました。
こういう自転車から見る眺めも、
また雰囲気があって、とてもよろしい。
しばらくは下り基調の川沿いの道。
川の流れる景色も変わってきて、
早くも「良いところに来たなぁ」なんて、
ひとりごちてしまうのでした。
多少のアップダウンを経て、
ひたすら川に沿って進んで行きました。
とにかく気持ちの良い道でした!
神河町長谷の辺りから山へ延びるR39。
この道が砥峰高原最短ルートですが、
今回は寄り道があるので、
ここはスルーしてさらに南下しちゃいます。
さらにしつこく川沿いに南下していくと、
寺前駅前に到着しました。
この先の分岐をR8へ進むと、
いよいよ最初の経由地「峰山高原」へ。
峰山高原へ!!
さて、峰山高原へ続く道は、
「神河ヒルクライム」のコースとしても、
お馴染みのルートなのであります。
「どっからスタートなんだろう?」
…と思って帰って調べてみると、
さっきの分岐のところからスタートでした。
既に始まってんのかい。
ぼくらはタイムとか関係ありませんので、
ボチボチと登って行きました。
ひとりだけウ○コがしたいという理由で、
先行されている人がいたくらいで、
極めて平和なサイクリングでございました。
徐々に近づく峰山高原。
この距離は近いのか、それとも遠いのか。
前を見ると、もはや山しか見えません。
あそこに切り込んで行くのかと思うと、
ちょっとおもしろくて笑えてしまいました。
しばらく川沿いに道を進んで行きますが、
川を渡った辺りで急に勾配がアップ。
少し登ったところに見晴らしの良い場所。
この後はひたすら登るだけでしたね…
途中の分岐を峰山高原方面へ。
ここまでもかなりきつかったんですが、
どうやらここからが一番きついゾーン。
もう、泣いても良いですか・・・
悶絶の末に峰山高原の入口まで到着!
最後の4kmは平均勾配8%くらいあって、
想像を超えるしんどい坂道でした・・・
マムートン氏の黒うどん号とゲート。
しばらくここで休憩してたんですが、
なんか奥にもあるらしいよ!
ってことを聞いたので行ってみることに。
そう、今回は本当に下調べが薄いのである。
峰山リゾートリラクシア。
なんかSNSで見たことがある気がするぞ。
なんか家族旅行に良さそうやんけ・・・
(パンフレットもらって帰った)
http://www.hotel-relaxia.com/
ちょうど自販機とベンチがあったので、
ここでダラダラと休憩をしました。
良いなぁ。
近くにこういう場所があれば良いのになぁ。
全員なんかゴール気分に浸ってましたが、
まだ予定の半分も走っていないことに驚愕。
メインの砥峰高原もこれからなのであーる。
砥峰高原へ!!!
重い腰を上げて、
峰山高原から砥峰高原を目指します。
砥峰までは約6kmほど。近所やん。
途中アップダウンの道のりを行きます。
この道が開放感があって良かったなぁ。
ただ大型バスも通るルートのようで、
気を付けて走らないと危なそうです。
この辺りのススキも綺麗でした。
これから向かう砥峰は有数のススキの名所。
楽しみだなぁ。
途中で太田ダムとの分岐もありました。
そちらも気になるんですが、
今回は砥峰高原に向かっちゃいます。
ちょっと登る。
当日、変速の具合が微妙に悪かったので、
どうしたもんかと思いつつ、
走りながら微調整のスイッチをピコピコしたら、
変速の不具合が解消。
さすがeTap、こういうこともできたんだな…(今さら
砥峰高原までもうちょっとだ。
おおお!?
なんか急に雰囲気が変わってきたぞー!
砥峰高原、到着!
めっちゃええとこやんかいさ。
よく写真で見るところだ!
ちょうどススキが見頃だったので、
まだ朝10時ごろなのに、結構混んでました。
控えめに写真撮っておきました。
光がさすとススキの穂が輝いて、
めちゃくちゃ綺麗に見えるんですよね。
いやぁ、来れてよかったなー!!
ちょっと小腹が減っていたんですが、
ちょうど良い屋台があったので、
みんなで買い求めました。
「あんまき」の屋台。
白あんとこしあんを食べたんですが、
あっさり餡子でペロっといけるやつでした。
景色を味わい、あんまきを食べて、
ゆっくりと砥峰高原を堪能しました。
最後はみんなの愛機で集合写真!
念願の場所だったので嬉しかったなぁ。
さて、ここからはR39で宍粟市方面に・・・
あれ?工事中で通行禁止になってる。
そういえば入り口に看板あったなぁと、
入口まで引き返してみると、
しっかりと案内が出ていました。
ほうほう、迂回路があるんやね。
じゃあ迂回路に・・・
って、舗装路ちゃうんかーい!
迂回路は短く、数百mで終わり。
無事に元のルートの復帰できました。
なかなかファンキーな道やったな…
ここからは「福地渓谷」を経由して、
西へ、宍粟市方面へ走ります。
福地渓谷と悶絶登坂
引き続きR39を走りますが、
どうやら結構な林道の感じです。
風情があってとてもよろしい!
ここから福知渓谷のエリアに入るようです。
楽しみですね~。
福智川に沿って下っていきます。
めちゃくちゃええ感じの道だ!
しかし途中から路面がウェット。
というか、道に水が流れており、さながら小川。
結構砂利なんかも多かったりして、
こりゃめちゃくちゃ走りにくいな・・・
路面はイマイチでも、雰囲気は抜群。
のんびりと走るには最高の道だ。
宍粟市へ突入。
なんか2つの看板を見る限りでは、
しばらく走りにくそうだな・・・
林道を下っていきます。
紅葉の名所で有名らしいんですが、
それも納得の美しい渓谷でした。
もうちょっとして色づき始めると、
かなり素敵な風景になりそう。
砥峰でもゆっくり休憩をしたんですが、
福知渓谷も写真のために何度も立ち止まり、
なかなか前に進まないのでした。
決して走りやすい道ではないですが、
それでも自転車向きの素敵な道でした。
そんな感じで川沿いの道を下っていきます。
そのうち道幅も広くなってきて、
しばらく下り基調で最高に快走路だ。
砥峰から標高差600m以上を下るのです。
しばらく走るとR8に突き当たるので、
そのまま北へ、一宮方面へ走っていきます。
結構な向かい風だったので、
前を諦めてマムートンさんはバトンタッチ!
うん、疲れましてん・・・。
一宮からR429を朝来方面へ。
前述しましたが、今日はグルっと時計回りで、
輪を描いて帰っていくルートなのです。
「砥峰高原の後は下って終わり。」
そう思っていたんですが、
実はまだ登坂区間は残されていました。
標高580mくらいある「笠杉峠」です。
普通に立派な峠でございました。
走っているときは、そんなこと露知らず。
(いや、ルートを引いたの僕なんですが…)
lovelybeerさんのアタックに便乗してしまい、
なかなか終わらない登りに疑問を持ちつつ、
最終的にはいつもの「あかーん!!」を披露。
結局ボロボロで峠のピークへ…
ピークは笠杉トンネルでした。
なんか今日のルート濃くないですか・・・
ここでようやくほとんどの登坂区間が終了。
残すところは、後20kmほど!
オシャレなカフェでおこわランチ!
トンネルを越えると、下り坂。
朝来市方面、東へ向かってダウンヒルです。
一気に下っていくと、
途中になんか出てきました。
「神子畑選鉱場跡」
ウィキペディアに聞いてみよう。
明延鉱山で採掘された鉱石を選り分け、16キロ南東にあった生野鉱山併設の生野製錬所や国鉄播但線経由で飾磨港から直島の精錬所へ送る中継拠点の役割を担っていた。
円高の急激な進行で競争力を失った明延鉱山が1987年に閉山された後は本選鉱所も操業を終了し閉鎖された。その後は長らく建物が残存していたが、これらは2004年に撤去・解体された。現在はひな壇状に22段構成となっていた鉄筋コンクリートの基礎構造物と、選鉱所の上下を結んでいたインクラインの跡が残るだけとなっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%AD%90%E7%95%91%E9%81%B8%E9%89%B1%E6%89%80
実際見るとかなりの迫力でしたね。
こういう近代的な史跡を見ると、
なんかちょっと儚いものを覚えるよなぁ。
さて、ここから5kmくらい走ったところに、
今回のランチポイントを設定していました。
到着したのは12時40分くらいだったかな?
「OAKYARD」
https://goo.gl/maps/EvmyGmPQPwiG7uTBA
めちゃくちゃオシャレやんけ。
我々のドレスコード大丈夫かしら。
ちょうどお店から食後のマダムが出てきたので、
「混んでますか?」と聞くと、
「いや、入れそうよ。本当に美味しかったわよ!」
と教えてくれて、入店前から期待マキシマム。
ちょうど席が空いたタイミングだったようで、
すぐに案内してもらえました。
ランチは2種類から選ぶシステムでした。
おこわのランチ or パスタランチ。
今回はおこわのランチを選びました。
そして出てきたのがこちら・・・
ドドン!
もう既に美味やろ、これは。
しかしそんな予想を上回るくらい全部うまい!
これはマダムの発言に偽りなしや!!
ちょっとこれは幸せすぎるランチやろ…
せっかくなのでデザートもいただきました。
バスクチーズケーキ。
本当はおはぎが欲しかったんですが、
人気メニューなのか売り切れちゃってました。
これも美味しかった~。
店内の雰囲気もめっちゃ良かったし、
テラス席もあって気持ちよさそうでした。
(これからは寒いと思うけど・・・)
提供にそれなりに時間がかかるのと、
男性だとちょっと量は少なめかもしれない。
だから食後にはおはぎを食べよう。
おはぎの感想聞かせて・・・
至福のランチタイムが過ごせました。
ゴールへ向かって再スタートしますが、
デポ地点までは、後11kmくらいの距離。
もうここからエンディングみたいなもんです。
わざと脇道へ入って走りましたが、
もう最高。こういう道大好き。
朝来ICのあたりを通り抜けて、
序盤に並走したJR播但線と再び合流。
R312の旧道を南に走っていきました。
最後にちょっとした峠越え。
「生野北峠」というところでした。
生野の北か…ゴールも近いぞ!
そして無事に生野駅に帰ってきました!
お疲れさまでしたー!!!
ゴール後は福崎で温泉を堪能するという、
スーパー贅沢プランでございました。
85kmしか走ってないとは思えぬ、
充実したライドになりました。
みなさま、ありがとうございましたー!
おわりに
砥峰高原ライド最高でした!
今回は生野駅を拠点にして、
峰山高原・砥峰高原を経由して、
グルっと時計回りに走りました。
距離は85kmほどで、
決して長い距離は走っていませんでしたが、
なんだか濃い道のりだったので、
いろいろと満喫できた気がします。
適当に決めたカフェのランチも当たり。
なんかとにかく楽しかったなぁ。
砥峰高原を抜きにしても、
素敵な道がたくさんあったので、
また機会があれば走りたいです。
普段気軽に走らないところを走って、
知らない土地を肌で感じて・・・
遠征ライドの醍醐味が味わえた気がします。
本当にギリギリで決まったこの計画。
なんならちょっと無理やりに決まって、
走り出すまでは不安だったんですが、
このメンバーで行ってスベるわけがなかった!
みんな最高。
最近、特にkazuさんにお世話になりまして、
乗鞍・鳥取・今回の砥峰高原と、
非常に濃厚かつ素敵な体験ができています。
重ねて感謝&感謝でございます。
普通に走れるんやけど、
ぼくの膝はどないなってるんやろか・・・。
(次回の「シリーズ膝」もお楽しみに!!)
今回の軌跡
距離:85.76 km
タイム:3:58:18
平均速度:21.6 kph
高度上昇:1,404 m
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