花脊峠を越えて京北へ!下鴨の「ユノディエール」から京北の「ソースカツ丼」をはしごするグルメライドへ!!

はじめに

先日の福井・三方五湖に向けて走った際に再訪した京都の「ユノディエール」

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その際に誓った再訪を果たすべく、今回の計画を立てることとなりました。

計画の基軸は「ユノディエールへの再訪」だったんですが、「せっかくだから久しぶりに京北のほうに…」「あ、気になるお店が…」などとやっていると、なぜか170km近いコースができあがってしまいました。

先週に引き続き、巻き添えを喰らってくれることになったぺもぺもさん、そしてダメ元で誘ってみたら快諾してくれたロゼさんと3人で走ってまいりました~。

川沿いで京都へ!

この日の集合場所は淀川と神崎川の合流地点近くのコンビニ。
集合時間はいつもより少し遅めの7時だったので、スタート地点の豊里大橋でも日が昇っておりました。おはようございます。

待ち合わせのコンビニに到着。

お二人は既に到着されておりました。

以前より前乗り向け?のショートノーズサドルを試してみたくて、今回から「Prologo Dimension STN 143」を導入。

カッコイイからと言う理由だけで、オフセットの効いたシートポストを選んでおきながら、ショートノーズサドルを選ぶという矛盾が良いでしょ。

淀川の河川敷から、朝日とともにスタート。

鳥飼大橋で対岸へ渡って、いつもの川沿いルートで京都方面へ。

途中、かなり草刈りされている場所があって、見通しが良くなってました。

八幡までやってきました。

御幸橋より大阪方面を眺める。

八幡から、桂川沿いの道から鴨川へ。

このあたりの道のりは、京都へお雑煮を食べに行く際によく走って知った道なのです。

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2021/12/08

途中で川沿いを離れながらも、ひたすらに北上。

出町柳をさらに北へ行ったところで、今回の目的地の一つに到着!

【ブーランジェリーカフェ ユノディエール】

集まってスタートしてからおおよそ2時間。9時過ぎに到着しました。

ちなみに左手の建物の前が駐輪スペースになっていますよ。

パンを選んでアラカルト的に楽しもう!と言っていたものの、来る時間が遅かったのかパンの種類が少なかったため、前回同様にモーニングセットを頂くことに。

今回は「Bセット:ソーセージ&フライエッグ」をチョイス。

前回のクロックムッシュも良かったけど、こちらのセットも充実してて良いね。

珍しくロゼさんが「美味しいね!」と言っていたので、間違いなくオススメできるお店。

昼・夜のメニューの魅力的なので、次は朝以外の時間帯に訪れてみたいというのが密かな野望です。

難所・花脊峠を越えて

お店を後にして、さらに北へ。

北山のイノブン、久しぶりに見た気がする。

さらに貴船のほうへと向かいますが、その途中にある超激坂スポットに差し掛かります!

「うおおお!」

思わずこぼれる絶叫。

「うおおおお!壁やー!!」

走れる壁。

珍しい勾配表示「25%」

多分ここを通ったのは3度目なんですが、何度走っても笑える道でした。

徐々に山が近づいてきました。

叡山電鉄に並走するように、徐々に山手へと向かっていきました。

二ノ瀬駅の辺りから、いつの間にか鞍馬川が側を流れていました。

貴船・鞍馬の分岐点、貴船口へ。ここから貴船方面は芹生峠、鞍馬方面は花脊峠へと続いて行く道です。

今回は鞍馬方面へ。

横の線路は叡山電鉄のもの。

しばらく走ると鞍馬駅に到着しました。両脇の天狗が素敵。

散る一歩手前の紅葉。鮮やかさは失われつつありましたが、それでも風情があるもんですね。

お決まりのビッグ天狗と記念撮影。

お土産屋さんに並んでいた木の芽煮(佃煮?)や天狗のお面に心惹かれながらも、購入には至らずに先へと進みました。

ここから本格的に花脊峠の登りが始まるのだということで、とりあえず記念撮影。

そうなんです。わたし、百井峠からは何度か通ったことあるんですが、鞍馬からフルで花脊峠を登るのは初めてなのです。

えっちらおっちら登っていると、ロゼさんがチェーン落ち。

待っている間に上を見ていたら、なんという青空。そして立ち止まると尿意が顔を出し始めましたが、我慢することを固く決意。

花脊峠、めちゃくちゃしんどいやんけ。

百井別れを過ぎて終盤になると、つづらも出てきて雰囲気も変わってきました。そうそう、これが知っている花脊峠だよ。

途中で謎のメロディが聞こえてきたと思ったら、路線バスでした。

見通しの悪いカーブが続く道で、その都度クラクション鳴らすと物々しいから、ピロピロと音楽流してるんでしょうね。

最後に少し景色が開ける場所。

少し遠いけど京都を見渡せる良い眺めでした。

ようやく花脊峠をクリア。

今回は大きな峠はここくらいなので、少し気持ちも楽になりました。

京北を駆ける

花脊峠を越えて感じるものがありました。

めちゃ寒い!

ヒィヒィ言いながら峠を下って行き、道路脇の温度計を見ると「6℃」。嘘やろ、2℃の間違いやろ。

しばらく下り基調の道が続くセクション。

スピード感があって良いんですが、その分やっぱり寒い。

R477をひたすら走って、黒田の集落を通過。

「おーらい黒田屋」はいつも気になるけど寄り道したことはない。

このR477は花脊から京北に向けて走ると下り基調で気持ち良い平坦道。

その反面、あまり変わり映えのしない景色が続く上に、なんか地形的に脚を止めにくい感じがあるので、ちょっと疲れる印象です。あれ?ぼくだけ?

そんな文句を言いながら常照皇寺の近くまでやってきました。

京北から美山へと向かうR162を目指して、まだまだひたすらに走ります。

京北の山々、素敵だなぁ。

途中でR162へ接続する366号でショートカット。

この道も初めて走りましたが、この辺りはどこを走っても良い感じだなぁ。

そしてR162へと合流を果たしたのでした。

ちょっと寄り道してやってきたのは、今回のランチスポットです。

【京都若狭路レストランゆげ】

R162沿いにあるレストラン。今まで何度も素通りしてきたお店でしたが、今回ついに訪問できました。

ここの名物は「ソースカツ丼」

売り文句は「ソース屋のソースカツ丼」だ。こりゃ期待が高まるばかり!

さっそく入店。

洋食系のメニューも並ぶ中で、やはり気になるのはソースカツ丼。そのラインナップはオーソドックスなカツかチキンカツかの二種類。写真にはないがコロッケなどのトッピングもできる。

カツ丼のサイズはめちゃくちゃ種類が多いが、凡人の胃袋には最上段の3つ以外に縁はない。

寒い中を走ってきたことで、身体がみそ汁を欲していたので「カツ丼御膳(並)」を注文!

写真を見るとサイズ感がわかりにくかったけど、ちゃんと平均的な並のサイズでした。

下にキャベツが敷かれているタイプ。

良くあるタイプのソースカツ丼かと思いきや、外はサクっとしていて、かなり好みの感じ!

そしてソースがうまい!「ソース屋の…」と謳うだけある。

テーブルに並ぶ辛口ソースを追いがけしてみると、これがめちゃくちゃ良かった!辛いけど後味はサッパリとしていて、ご飯が進む進む。

訪れるまで特に大きな期待をしていなかったけど(失礼)、予想を遥かに超える良いお店でした。

京北にソースカツ丼の名店あり!っていうのは、もっと知られて良い気がする。

紅葉峠で亀岡へ

ランチのお店が今回の最北端。
ここからは亀岡方面に南下していきます。

R162をターっと南下して行きました。

途中で「そういえば、3人でこのあたりを走ったことがあったね。」という話にもなりましたが、この時の大原を経由して走ったときですね。(え、もう4年前なの・・・)

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ウッディー京北の裏を通ってR477へ。

そのままR477を走ると登り区間が待っているので、逃げるように川沿いの迂回路へ。

こちらのほうが雰囲気も良いのでお気に入りなのです。

迂回路から再びR477へ入り、すぐに362号線へ。

府道362号線に待ち受けているのは弓槻峠

意外に長い登坂区間のピークは「弓槻トンネル」でした。反対から走った記憶はあるけど、こちらから来たのは初めてかも?

そして川沿いを走る363号で亀岡八木方面へ。

ここの雰囲気が好きなんですよね。

再びR477に合流するまでは林道の登り道。

そして無事にR477したのですが・・・

どうやらR477の「373号との分岐以北から桂川のあたりまでの区間」が、3月15日まで通行止めの様子。

実は今回この事実を知らず、性癖に刺さるルートを選択した結果、偶然に通行止め区間を迂回できたのでした。

よかったよかった。

林道を抜けると神吉へ。

神吉からR477を南下することが多いけど、今回はせっかくなので「紅葉峠」を通って亀岡に降りることにしました。

新道「紅葉トンネル」は風情がない道ですが、こちらの紅葉峠は良い感じですね。

少しだけ登ると後は亀岡までダーっと下り。途中で道路脇に展望台があるので、そちらに立ち寄りました。

おお、ええ眺め。

亀岡駅方面を見ると、山に囲まれた地形がよく分かって、ちょっと興奮しました。

ここの峠道は、落下物も多くて走りやすいイメージはなかったんですが、改めて通ってみると道はとても良くて、記憶とは大違いでした。

こういうところがオッサンのあかんところだな。情報のアップデートは大切だな・・・

途中で紅葉が綺麗なところがありました。「紅葉峠」の名前に違わぬ良い景色が見られました。

峠を越えて亀岡の平坦路へ。

途中のコンビニで小休止。

大好物ダブルクリームサンドで最後の補給としました。

高槻経由で大阪へ

ここからは亀岡市街地を抜けて大阪方面へ帰る算段。

サンガスタジアム前。ここは「KYOTO」よりも「KAMEOKA」で良かったんちゃうか・・・

亀岡からの山越えは6号線を選択。

登坂区間の途中で大阪へ。
まだまだ大阪市内は遠いけど、帰ってきた感ありますね。

46号線の分岐でお二人とはお別れになりました。

長い距離お疲れ様でした!

ここからは一人で帰宅ライドでございます。

そのまま6号線で樫田トンネルを越えて、高槻市街方面へと下っていきます。

薄暗くなってきたことで、ちょっと焦りが出てきました。さすがに真っ暗になってから下り区間を走るのはイヤだなぁ。

そこからはダーっと6号線を下って、高槻市街地へ。

なんとか真っ暗になる前に下り区間を抜けることができましたが、街へ降りるとすぐに真っ暗になってしまいました。

高槻からは芥川~淀川と川沿いで帰れるのですが、暗い中を走るのはちょっとストレスでしたね。

淀川堤防では3度ほど野良猫の姿を見かけて、キンタマがヒュってなりましたが、そんなこともありつつも無事に豊里大橋へ帰還。

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約170kmのライドはこれにて終了!
お疲れ様でした!!

おわりに

「150kmも走りたくない!」と言っていた先日の備前ライドから一転して、たくさん走った今回のライド。
そんな気まぐれにお付き合いいただいたお二方、ありがとうございました!
お二人はもっと長い距離を走られたと思いますが、170kmでも充分につらかったです。

さすがに紅葉を愛でるには時期が遅すぎましたが、落葉もまた風情があったり、この季節ならではの山の色も素敵でした。
そして間違いないユノディエールと、思いの外に良かった京北のソースカツ丼。
グルメにも恵まれたおかげで充実感ありました!

これ以上寒くなるとちょっとつらいなぁ。
氷点下でも平気で走っていた数年前、一体どんだけハート強かったんだよ・・・

今回の軌跡

距離:171.44 km
タイム:7:23:13
平均速度:23.2 kph
総上昇量:1,635 m

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