はじめに
先週は大いなる野望を実現すべく、仙人風呂にドボンライドをしてまいりました。
かなり暖かかった先週とは打って変わって、寒波の押し寄せた今週。
そんな寒波の襲来に怯んだこともあり、「ちょっと走りたいな」という消極的なのか、アクティブなのか不明瞭な感じでお仲間に声を掛けました。
今回集まってくれたのは、もはや「イツメン」と呼んでも差支えのないメンバー。
みんな、ありがとう!
※順不同なり
- ロゼさん
- Lovelybeerさん(a.k.a. LBさん)
- ぺもぺもさん
- DARUMA
北摂の高強度おじ、ロゼさん!シューズカバー要らずの神が与えし屈強指先、ぺもぺもさん!LBさん(多分Legendary Blackの略)とも呼ばれているスーパーランドヌール、Lovelybeerさん!そして骨折した肩がまだまだ痛いDARUMA。
そんな四人衆でお送りいたします。
寒いけど亀岡
この日も待ち合わせは、早朝6時に池田のローソン。
朝起きるのは問題ないけど、やっぱり冬の朝は寒くて難儀です。自分で言い出した「6時に池田集合!」という一言を、「8時半に家の近くで集合」くらいに訂正したいだけの朝でした。
いつもより時間に余裕なく出発してしまったんですが、間に合わないことはないはず!長年の経験からそう読んで走っていたのですが、向かい風が厳しくて思うように進まない・・・
結局、4分遅刻しての到着。
みなさま申し訳ございません!
もちろん皆さんお揃いだったので、早速出発だ!!
事前のルート案だと「はらがたわ~るり渓」を通って北上する予定にしていましたが、路面凍結などの不安もあったため、前半の山区間はカットして走ることにしました。
というわけで、予定を変更して一庫ダム方面へ向かいます。
ロゼさんを先頭に走り、山の原ゴルフ場の脇を通る抜け道へ。
この日は天気予報でも「寒くなる」と呪文のように言われていたので、極寒を覚悟して走っていました。
ただ例年の「北摂の冬」から考えるとフツーな感じだったので、ちょっと肩透かしでもありました。寒いのは寒いんですけど、真冬の北摂はもっと寒いもんね・・・
そして一庫ダムを越えて、湖沿いの道へ。
そして能勢町へ。
この辺りで滑って転んだのかな?みたいな自転車乗りを道路脇に見かけたりしたので、我々も凍結への警戒を強めて徐行モードに切り替えました。
R477でひいらぎ峠を越えて、R372を経由して園部方面へ。
待ち遠しかった朝日は眩しいほど。その日差しの暖かさに喜びを覚えるひと時でしたね。
亀岡・八木へと続く府道454号。
途中で控えめな峠道の雰囲気が印象的で、ちょっとした抜け道感があって素敵です。
なんか本当に良い朝だったんで、思わず空を見上げました。お金降ってこないかな。
途中で吉富駅を望む、この風景が個人的には往路のハイライト。
そしてやってきたのは、こちらでした。
【暖手巣 かえるのお宿】
先日、ロゼさんと訪れて以来、お店のファンになってしまいました。
自宅から約62.5kmほど走ってたどり着く、ちょっと遠いのがちょうど良いモーニングスポットなのであります。
古民家風じゃなくて、古民家!
おにぎりのモーニングプレート。
今回はオプションでおにぎりを天むす化してみましたが、インパクトがありました。
お庭の水には氷が張っているような中でしたので、もはやゆっくりと暖を取って寛ぐ他にありませんでした。
勝手に「カエルのダンテス」と親しみを込めて呼んでおりますが、来年もお世話になりそうな予感がしております。
香らん珈ろんと並んで癒しの朝拠点になりそう。
またモーニング食べに伺いまーす!
限界ニュータウンで限界
早くも今回のライドの目的は達成されました。
ここを折り返し地点として、ボチボチ南下して行きましょう。
しばらく追い風区間が続いたので、楽ちんモードを満喫。
前に見えている山、ちょうど神明峠のあるあたりだろうか。もう一つ後ろに見える山が冠雪しているのが見えました。もうしばらくはあっちのほうには走りに行けないなぁ。
今回、南下する道に選んだのは407号。
この後、写真も撮るのを忘れるほど必死に登りました。帰ってSTRAVAのログを見てみると、昔より約1分も遅かったです。わての体力どこ行ってん。
そこから東別院のあたりを通って南へ進みましたが、このまま普通に走ってもおもしろくありません。
敏腕ルートコーディネーター(=DARUMA)の計らいで、急に脇道へイン!「普段あまり通らない道を走ろうよ!」という、いつもの良く分からない押し付け提案なのでした。
無論、ルートを作った本人は走ったことのある道でした。そう、ここは「狩待峠を北側から登る道の一つ」です。
しかしここから先、想定外なところがいくつか起きてしまったのです。
【想定外①】思ってたよりも激坂!!
そういえば下ったことはあるけど、登ったことはなかった!登ってみると結構きついやつではないか!!
半泣きで最初の登坂区間を終え、その先に見える分岐を右へ。「見立」の看板に従って進んで行きました。
「この先は走ったことがない道やけど、まぁええやろ。」
しかし前を先行していた人たちから、謎の雄たけびが聞こえるではありませんか。
【想定外②】15%を超える激坂アトラクション開幕!!!
分岐を曲がった途端に訪れる激坂の応酬。曲がり終えた矢先に直登激坂で心をへし折りにかかるという、激坂三昧。中華より三昧。言葉も脚も信用も失った。
もちろん写真なんかないよ。足を着かずに登るのに必死だったからね・・・
登り切った先は見立地区。「限界ニュータウン」としてマスコミにも取り上げられている茨木台だったのでした。ははーん、「自転車で登ると限界を味わえるニュータウン」の略称だったのね。
私は不用意にルートを引いたことを懺悔しました。そして失意のまま銭原方面へ下ったのでした。おしまい。
109号から奥にチョイっと入ったところのお店に立ち寄りました。
【夢咲茶屋】
前から気になっていたお店。今回良い機会だということで訪問しました。
こちらもダンテス並みに古民家そのものを味わえるような雰囲気が素敵なカフェ。
こたつ席がある(!)ということで、満場一致でそちらを使わせてもらいました。
本当は気まぐれランチを狙っていたんですが…要予約みたいですね。
この日はタイミングが良かったのか、予約なしでも頂けそうな感じでしたが…
しかし、モーニングプレートがなかなかパンチのあるものだったので、まだランチを食べるほどではない腹具合。
結局、ぜんざいを頂きました。
道のりは濃かったけど、朝ごはんから30kmちょっとしか走ってないもんね・・・
お餅じゃなくて白玉のぜんざいでした。
こたつとぜんざいで帰る体力復活!
次はランチで来たい所存!
帰りました
お店を出たところで、Lovelybeerさんは離脱。ここから一緒に走ると遠回りになってしまうため、ここでのお別れとなってしまいました。
また近いうちにお会いしましょう!
残る三人はR423を経由してボチボチ帰ります。
R109からR423に出るこの下り基調の道、好きやわー。ここまで登るのはイヤやけど。
ロゼさんとは途中でお別れでした。
もし年内機会があれば、近場でどっか行きましょう!
そしてぺもぺもさんと池田方面へ。
途中の温度計で4℃。もうなんかめちゃくちゃ暑く感じるんですけど。
そしてついにぺもぺもさんともお別れです。
なんか次の週末にでもお会いできる予感がしてます!
ここからは一人で猪名川・神崎川の川沿いルートで帰りました。
猪名川は途中から追い風、神崎川は入るや否や追い風。心で大きくガッツポーズ!
いつもは神崎川から淡路方面を通って帰るのがマイルート。でも今回は寄り道したい場所があったので、神崎川から淀川へ出ました。
淀川を南下するため堤防に出ると、強烈すぎる横風!煽られて堤防から落ちそうになるくらいの風を何度も受けて、ヒイヒイ言いながら豊里大橋まで戻ってきました。
この写真を撮る前、しっかり斜めに立てかけた自転車が突風で倒れたので、いつもより深く立てかけております。
そこまでして寄りたかったのは、「たこ焼き屋さん」でした~。
冬のライドのご褒美は、これと回転焼きで決まりやな。
おわりに
確かに寒い朝ではあったんですが、今までの北摂での大丈夫じゃなかった極寒ライドのおかげで「ああ、これなら大丈夫」と思ったりもしました。
本当に寒い朝、ライドを中断したこともあったのです・・・
今回、新しいウェア(某中華ブランド)を導入してみたのですが、少し思ってたのと違う感じで戸惑っております。
今回のライドだと早朝はちょうどいいけど、それ以降はちょっと暑いくらいだったんですよね~。もしかしたらめちゃくちゃ厳寒期仕様なのかもしれない。
冬のウェアは機能性重視なので、ちょこちょこ試しながら使える状況見極めたいなぁ。
今回初めて走ったルート、「限界ニュータウン」までの登坂区間ですが、Stravaのセグメントがありました。
距離2.45km/平均勾配9.3%/標高差228m
峠北側から見立地区までの登り区間。途中で若干の下り区間も含めての平均勾配なので、実質は余裕の10%越え、後半は15%くらいが続くところも多いので、なかなかハートに刺さる登坂区間でした。
みんな登りに行ってみてー。
今年も残すところわずかです。年末年始は家庭の都合で走るのは難しいかもなので、もうほとんど走り納めみたいなもんです。
一年を噛みしめて走るぜい。
今回の軌跡
距離:139.71 km
タイム:5:41:15
平均速度:24.6 km/h
総上昇量:1,220 m
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