はじめに
昨年行った自走カキオコライド。
なんかよく分からんまま巻き込まれたんですが、とても楽しい一日だったのです。
今年も同じようなことができないか模索する中で、やはり目下の課題「自転車仲間が減りすぎてて人が集まらない」という現実にぶち当たるのでした。
そういう話をkazuさんに相談したりするうちに、「自走」以外にも「途中参加」「最後だけ合流」と色々なスタイルで参加できれば良いんじゃないかと思い至りまして、今回はそのスタイルでやってみることにしました。
いざ、新春カキオコライドへ!
朝がクソ寒い
朝5時半ごろに自宅を出発。
ネックウォーマーを忘れていたのを家を出た直後に気が付いて、急いで取りに帰る失態。グッドモーニング。
今回も待ち合わせは池田。いつものルートで北上していきます。
おれたちの池田新町ローソンに到着。
ここから一緒に日生を目指す、ぺもぺもさん・Lovelybeerさんご両人と合流です。
この日、三田のあたりではマイナス5℃にもなるという天気予報でしたが、池田の時点でも既に氷点下。
猪名川方面へ走り出すと、また徐々に気温は下がり始めるのでした。
「道の駅いながわ」から68号線で三田方面へ。
顔面が寒い。Garminが-4.6℃をお知らせしてくれている・・・
「氷の世界や!」「え、これが井上陽水の歌った!?」などと盛り上がって走っていたので、ちっとも寒くありませんでした。(include 強がり
68号を離れ、武庫川沿いの道まで。
この辺りから朝日も出て来て、気温もマシになってきました。
広野から西へ向かう316号線をチョイス。しばらく平坦基調の道。
さて、この先の福崎でランチの予定にしていました。
できれば開店に合わせて11時前に着くのが望ましいので、出発時間はそこから逆算して池田に6時半に設定していたのです。(80km/4.5hの想定)
しかしながら播磨平野を東西に走る道は快走路が多く、想定よりも良いペースで走っていることが判明してしまったのでした。
ランチまで29kmとなった時点で約2時間ほど余裕がある。
このままでは早く着きすぎちゃうっ!!
私の計画があまりにも杜撰だったことが判明したわけですが、「まぁゆっくり休憩したらよろしやん」的ことでコンビニ休憩(時間調整)としました!
池田から約50km地点のコーヒーブレイク。寒さに染みる。
引き続き、西へ。
前述の通り、まずはランチ予定の福崎を目指します。
小野市に入った。Oh,No!(許してくれ
多少のゆるいアップダウンはあれども、こんな感じの快走路が多くて良い。
それほど風が強くないのも良かった。
加東市社から加西市北条を抜ける。
消されて?いますが、案内の右下に「福崎」の文字がうっすらと見える。
そして福崎へ。
めちゃくちゃのどかな道を行きました。
広い道に入ると急に市街地感。ここで播但道を横切りました。
そして10時45分という絶妙な時間にお店に到着。
【ZUNBURG 福崎本店】
ボリューミーなハンバーグ、ステーキが食べられるっていうことで、今回のランチはここに決めておりました。
後で知ったけど、ずんどう屋セカンドブランドらしい。店名のズンってそこから来ているのか・・・
開店を待っているところに、途中合流のきゃぷちゅんが登場!!
これから食べるランチに罪悪感を覚えぬため、10kmほど無駄に走ってここまで来たらしい。とてもエライ。
ハンバーグとエビフライ、ステーキの載った「ウマバーグ」を注文。
なんだこれ、最高やんけ・・・
ぺもぺもさんが「カニ食べてるのかと思うくらい静かですね」と言ったくらい、みんながっついて食べておりました。大満足。
かなりの盛況ぶりだったので、時間によってはかなり待つことになるかもしれない。
予約していくのが◎!
デザートもある
ここからは4名体制でございます。
市川を越えて、さらに西を目指します。
JR播但線も越える。
工場街を抜けると、姫路市に。めちゃくちゃに里山風景で素敵なところに出てきた。
みんなが揃って「なんかあるなー」と言っていたのは恒屋城跡。あそこまで登れば眺め良さそうやなぁ。
後半いくつか峠越えがありますが、まずは一つ目「酒猿峠」。やたらに良い名前。
途中からクイっと登る感じで、後半のヘアピンカーブを見て発狂した。
下る途中に塩田温泉の旅館がありましたが、立ち止まることもなく夢前へ。
そして。もちろんこちらにも寄り道せねばなりません!
【夢街道 farm67】
かつてフラっと訪れて以来、毎年通っているお気に入りのお店。
夢前町の特産品、加工品の直売所。中にはカフェも併設されており、ゆめさき苺のパフェは絶品なのであります!
というわけで、今回も看板メニュー「どデカいちごパフェ」を目当てにやってきましたが、どうやら今の時期はやらずに代替メニューになっている様子。
どデカいちごパフェとほぼ同内容(どでかいイチゴ×1がふつうサイズ×2に変わってる?)「うさぎちゃんパフェ」というやつになっとる。
うさぎちゃんパフェ、頼んじゃうよねー。
やっぱり、めちゃくちゃうまい。
先ほどハンバーグとかステーキとか食べていたのがウソのように、ぺろりんちょ。至福。
うさぎちゃんパフェもかなりの満足度で、オジサンたちは風呂上りかの如く、完全にできあがってしまったのでした。(もうここがゴールでも良い・・・
どデカいちごパフェは、イチゴの最盛期(2~3月?)になったらまたメニューにカムバックするらしい。
嘘みたいに大きいイチゴが上に載ってるインパクトもすごいので、ぜひその時期に訪問されたし!
川・海・おこ
明らかに食べ過ぎた我々は、本日のメインディッシュ「カキオコ」を食べるため、残り約60kmの道のりを自転車で走って消化活動に勤しむ所存なのである。意識高い系である。
これは「イエーイ!」と盛り上がっているときの写真です。
いま走っている道が左手へ、山に向かって伸びているでしょう?あの勾配を見て「イエーイ!」と言っているのです。軽度に錯乱しているのです。
坂を上って、そしてすぐに坂を下る。これが男のロマンや。
前方で変な踊りをするきゃぷちゅん。幸せ者め。
お、案内に国道29号線が出てきました。鳥取へ走ったあの日のことを思い出すね!
R29を横切って、引き続き県道80号へ。
うわ、激坂だ・・・!
ピークは宍粟市との境。
勾配10%超えたら、もう壁なんだなぁ (だるを)
そして再び平坦路をゆく!峠以外は至って走りやすい道でございました。
揖保川へ。
ここからは揖保川に沿って南下しまくります。
右岸と左岸、交通量の多い道を避けながら道を選んで走りました。
お、あの高架は山陽道だ。海も近いぞ!
そして2号線を横断して、さらに南下。
JR、新幹線沿いの道を使って相生方面へ。
そのまま相生を抜けて、R250から海岸線の道へ。
関電の相生発電所。写真には収まらないド迫力でした。
途中でようやく海らしい景色に出会えました。
序盤から、むしろ山の方を走っていたので、ちょっと感慨深いな。
坂越(さこし)港へ。
ずっと「サゴシ」と読んでましたが、濁らない「サコシ」が正解らしい。サコッシュみたいな響きだ、と覚えよう。サコッシ。
みんな!瀬戸内海やで!!
海の先になんか神社みたいなのが見えたんですが、あれはなんなんだろうか。
調べてみると生島の「大避神社御旅所」という場所で、なんか歴史ある特別な場所っぽい。
坂越の町を通過。
古い町並みにはおしゃれなカフェや雑貨屋さん、酒造なども立ち並んでいて、ここで終わりでもええんちゃうかと思ってしまうほど。
以前ここを目的地に走る計画もあったのに、思えばそれもできていないなぁ。次は「龍野&坂越ライド」がしたい所存!
坂越を素通りする虚しさを感じながらも、ゴールが近づいてまいりました。
赤穂の町を通過。左手に見えますのは「赤穂城跡」でございます。
そしてR250に再び合流し、最後の難所、県境の登り。
大阪から岡山にやってまいりましたー!ここはいつだって感慨深いぜ・・・
県境から下ること1kmちょっと。ついに最終目的地に到着。
【タマちゃん】
言わずと知れたカキオコの名店に今年もやってきました!
そしてここで、日生でドローン遊びをしていたkazuさんも合流(!)
全員で5名、最終形態に至りました。
今年も到着したのは16時半ごろ。
それほど混んでいなかったので、少しだけ待ったら入店できました。
イエース!
一番人気のハーフ&ハーフな「カキオコの丞」と、牡蠣の卵とじこと「たまがき」、ねぎと牡蠣のスーパーコンビネーション「ねぎがき」をそれぞれ頂きまして、無事に昇天いたしました。
ちょっと遅めの新年会でしたね!
そして復路は輪行…ではなく、kazuさんカーに車載してもらって帰るという、超絶ありがた仕様!
いつもありがとうございます!!
こうして今年も超絶グルメライドが一つ素晴らしい思い出と昇華されました。
ありがとう、仲間たち!
ようこそ、うなぎ登りのエンゲル係数!
おわりに
なかなかに濃い一日でした。
ランチもデザートもカキオコも最高で、これぞグルメライドという感じになりましたね!
結果的に自走組はDARUMA、ぺもぺもさん、Lovelybeerさん。きゃぷちゅんは途中合流。そして最後にkazuさんが合流するという、ちょっと変則的な形になりました。
しかも復路は車載で載せて帰ってもらうという、訳の分からない贅沢っぷりでした。
それでも楽しかったね!またなんか楽しいライドができれば良いなぁ。
今回は前回のコースの不満点をつぶしてブラッシュアップしたつもりでした。
距離は前回よりもかなり長くなったと思いこんでいましたが、ほぼ同じくらいで自宅から171km(前回は167km)。
獲得標高は蓬莱峡を越えなかった分、少し減った感じになりました。ただ後半に激坂が何か所かあったりして、今回はそれに泣きを見ましたね。
走りやすさ(コース難易度を下げる)を追求するなら、パフェ以降は前回ルートで揖保川まで出て、揖保川沿いからは今回のルートを使うのがベストのはず。車通りも少なくて走りやすかったです。
交通量の多い姫路市街地のあたりを通ることを思えば、こういう道の方が楽しいですよね。
最後に備忘録として。
スピードセンサーの電池替えなさいよ。
今回の軌跡
距離:171.57 km
タイム:7:07:56
平均速度:24.1 km/h
総上昇量:1,472 m
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