クリスマスが近づくと、クリスマスソングが聴きたくなるというのが、
典型的な無宗教日本人のぼくの習性のひとつなんですが、
昨年買いそびれたクリスマスアルバムを時期尚早に購入したので、
ここで勝手に紹介します。
ギターの神様とも称される"デヴィッドTウォーカー"によるクリスマスアルバム。
"デビT節"とも言われる「語るようなギター」でもって、
クリスマスソングの温かく穏やかな雰囲気を存分に醸し出しています。
参加ミュージシャンがまたまたええ感じ。
"Wear My Love" Musician :
David T. Walker (Guitar)
Byron Miller (Bass)
Clarence McDonald (Piano)
Ndugu Chancler (Drums)
Barbara Morrison (Vocal)
"職人"ベーシスト、"Byron Miller"をはじめ、
これまた様々なセッションで活躍してきた"Clarence McDonald"、
アクの強いドラムを叩くグルーヴドラマー"Ndugu Chancler"、
そしてボーカルが"Barbara Morrison"という布陣。
収録曲 :
1. Santa Claus Is Comin' To Town
2. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! [*]
3. Have Yourself A Merry Little Christmas
4. This Christmas [*]
5. Holidays Are Mirrors
6. White Christmas [*]
7. Merry Christmas Baby [*]
8. The Christmas Song [*]
9. Amen
10. Wear My Love
[*] = ボーカルあり
「これぞDavid T.Walker!」というインストで始まる本作は、
収録曲10曲の内5曲がボーカル入り、後はインストという構成。
これがまためっちゃええ感じなんである。
しかしなんだかこの曲目を見ただけでちょっとうれしくなってしまう。
"往年のクリスマスナンバー"多数収録!のええ曲目ですね。
特筆すべきなのは、
バーバラモリスンのボーカルソングの完成度の高さ。
安定した歌唱と、それを支えるバンドとの相性が抜群で、
歌モノの後ろでバッキングをさせれば天下一品の
David T.Walkerのギターも秀逸!
ノリの良い#2の"Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!"をはじめ、
語りかけるようなギターから始まるDonny Hathawayのカバー#4、
ジャズバラード#6、ブルースナンバー#7、落ち着いた#8と、
リラックスした歌を聴かせる"バーバラモリスン"が、
ほんまにめっちゃええ感じですね。
しかし他のインストももちろん素晴らしい。
メロディを歌わせたら、これまた天下一品の
David T.Walkerのギターが炸裂しております。
ベーシストとしては、
ベースのバイロンミラーの演奏はもちろんなんですが、
ドラムのンドゥグチャンクラーが本当にかっこよくて、
演奏をタイトに聞かせてくれてるのは彼の功績かと。
個性の強いドラミングだと思うけど、ここではハマりまくりです。
全体的に落ち着いたクリスマスアルバムではありますが、
BGMとしても、聴き込むとしても良い作品ですね。
"大人な"クリスマスアルバムをお探しの方、オススメです!
関連動画
Holidays Are Mirrors
Wear My Love
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