単なる寄せ集めと侮る無かれ!? 佐藤竹善 / Free as a Bird -Cornerstones 5-

先日のライブの際に入手した佐藤竹善の新譜
『Free as a Bird -CORNERSTONES 5-』

会場で買うとサイン入りのアートワークが付くというので、
どうせ買うなら…ということで、その場で買いました。

こんな感じのサインが入ってました!
わーい。


なかなかレーベル面もシャレてますね。


『今までサイドワークで残したトラックを中心にコンパイルされた
 まさにアナザー・サイド・オブ・竹善・コレクション!』

と銘打ってるだけあって、
コンピレーション感抜群の作品ですね。

いろいろな人たちと共演した、
いろいろな曲が収録されているのでおもしろいですね!

収 録 曲

1. Be You
⇒松原正樹『Humarhythm V -Beyond the boundaries-』(2008)より
のっけからのFusionサウンド。
がっちりサウンドに乗るボーカルも違和感なく、
曲の分かりやすさも手伝ってええ感じ。
途中で入るベースソロが良いですね!

2. Golden Lady
⇒小林信吾『the borderland』(1994)より
オリジナルはStevie Wonder、73年の"Innervisions"収録。
1曲目とは打って変わりシンセサウンド。
シンセベースが少し時代を思わせるね…。

3. Good Good Lovin’
⇒土岐英史 & クルージング『Night Cruise』(1995)より
しっとりとしたバラードナンバー。
艶やかなエレピから始まり、
リズムインして途中からオルガンに変わるところがかっこいい!
いわゆるAORサウンド。竹善さん得意分野だね。
中盤から絡む土岐英史のサックスがやらしい!

4. I Can’t Tell You Why
⇒New Recording(2012)
新レコーディングの一曲。
オリジナルのEaglesに比べてだいぶ軽い感じでアレンジされてますが、
この曲はもう少し陰鬱な感じのほうが好きかも。

5. Lady Madonna
⇒佐藤竹善 & フレンズ『Introducing CROSS YOUR FINGERS 2』(2007)より
07年の企画盤"CROSS YOUR FINGERS 2"に入ってる音源。
RIKUOとの共演の一曲。
ピアノが秀逸で、オリジナルを基盤にして楽しくやりました
って感じが良いですね。

6. (I Can Recall) Spain
⇒SALT & SUGAR『“13年ぶり”て、あなた!! ツアー』(2010)より
既発の島健との共演でも"SPAIN"を歌っている音源があるけど、
今回収録されたのはSALT&SUGARの12分の長尺バージョン!
塩谷哲のスリリングなピアノが秀逸で、デュオとは思えない音に引き込まれる。
個人的には本作のベストテイク。

7. Let Love Lead Me
⇒塩谷哲『SALT Ⅱ』(1995)より
こちらも塩谷哲との共演で、実質SALT&SUGAR。
バラードを歌いあげる歌唱も、情緒豊かなピアノもさすが。
このコンビは間違いないな。

8. Sunny Sunday Morning ‘09
⇒服部克久『服部克久』(2009)より
多様な楽器の絡むオーケストレーションの効いたJazzナンバー。
さすがに壮大な盛り上がりで、中でもソロをとるブルースハープが秀逸。

9. The Flame In My Soul
⇒佐藤竹善 SLT project『The Sound Of 「BEAUTY SEVEN」』(2001)より
企画盤"with the cornerstone 2004"にも収録されてたバラードナンバー。
今回はギターメインでアレンジ。
アコギの音が良いです。

10. Christmas Eve
⇒PONTA BOX『MODERN JUZZ』(1997)より
山下達郎のあの曲。
これは…なんなんでしょうかw

11. The Wings Of Time
⇒沼澤尚『the wings of time』(1999)より
佐藤竹善ソロのライブアルバム「Alive and Kickin'」の
Disc2にも収録されていたバラードナンバー。
普通にめっちゃええ曲です。
尾崎亜美、小原礼、大村憲司などの豪華メンバーでの録音。


The Wings Of Time

BE YOU (松原正樹 30th Anniversary LIVE ver.)

 

素晴らしい内容だと思うんですが、
どうせコンパイルなら、もう少し曲数があっても
良かったかなぁと思います。
まぁ聴くにはちょうどいいボリュームではあるんですが、
既発音源やし…。

でもほんまに色々個性が出てておもしろいですね。
それでもやっぱり塩谷哲がらみが落ち着いて聴けるのは
彼らの音の相性のせいなのかな…

このアルバム、入手場所が限られているようです。
「この作品はHMV/LAWSON限定発売です。」

これね、なんたることですか。
HMVの店舗、HMVネットショップ、ローソンのLoppiなどで、
買えるみたいですね。

楽天にもHMVがあるので、一番便利かも。
しかしamazonで売ってないというだけでなんか不便に感じるな…。
 

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