はじめに
元旦に「初日の出ライド」をしましたが、
それ以外は子守りなどに忙殺された年末年始。
あんまり休んだ気がしないよ…
走りたくてウズウズしていたので、
少し無理を言って時間をもらいまして、
ちょっと遠出をしてきました!
「行ってみたいお店があるんです」
と、声をかけたのが、
最近よく走ってもらっている
ふぃぼなっちさん、そしてロゼさん。
お二人からの快諾をゲット!
2kgほど正月太りもしちゃったし、
ちょっと緩めのコース設定にしておこう!
そういう思いで引いたルートでしたが、
当初の意図はどこへやら…
「悶絶の150km」が幕を開けるのでした…
極寒の亀岡へ!
前日、胃腸が絶不調だったので、
DNSすら考えていましたが、
ガッツリ寝たら元気になりました。
睡眠大事!
今日も早起き。
5時に近くのコンビニへ行きまして、
ここでふぃぼなっちさんと合流です。
クリートを替えようと思いつつも、
昨晩もすぐ寝たので替え損ねちゃった。
もはやハマった感が一切ない消耗クリート。
着脱の度にストレスになりました。
北上ルートはいつもの内環→R176の、
早朝テッパンコースで走りました。
朝早くだと交通量はないものの、
信号地獄だけは避けられない道。
線路沿いの道を試したりしましたが、
所用時間はあんまり変わらなかった印象…
池田のコンビニで小休止。
つま先が寒いのでカイロを貼るなっち氏。
池田からはR173で北上。
6時半ごろになると交通量も多かったですね…
一庫ダム手前のコンビニで、
ロゼさんと合流しました。
待ち合わせまで約30kmで1時間半。
遅れそうだったので頑張って走ってきて、
もう既にヘロヘロでんがな・・・
まずは一庫ダムへ向かいます。
手前の高架トンネルを避けるため、
下からのプチ激坂の道でアクセス。
ダム沿いのR106を北上して行きます。
無駄に峠を越えずに能勢方面へ行く、
粋な計らいが感じられるルート(自画自賛)
粋な計らいだったはずなのに、
なかなかのペースで走る先頭のロゼ監督。
あれ?なんかしんどいんですけど?
大阪から池田の辺り、能勢の辺りと
段階的に気温が下がるイメージ。
かなり寒かった…
R477に合流するまで、
ひたすらR106を北上して行きます。
能勢の景色が冬の朝そのもので、
少し白んだ感じの色味が独特でした。
ちょっと路肩のほう凍結してる?
路面凍結かもしれない箇所もあったので、
注意しながら走りました。
そのまま「ひいらぎ峠」を越えて、
亀岡へ突入です!!
亀岡へ出るも寒さは緩まらず、
Garminのログを見直してみると、
この辺りで「-5℃」を記録!
そりゃ寒いはずだわ・・・
ここからは休憩場所も限られてくるので、
少し早いですが、コンビニ休憩にしました。
イートインで積極的な休憩。
寒すぎたので味噌汁を飲みましたよ…
だらだら休憩もライドの醍醐味(違
思っていたより快走ペースで亀岡まで。
ここからはちょっとした山越えをして、
“日吉”を目指します!
胡麻の絶品ベーカリーへ!
休憩をしている間に、
力強い朝日が出てきました。
こうなると気温も上がってくるので、
少し走りやすくなりますね。
亀岡の平坦路を満喫やー!
道は山間へと進んでいきます。
昨日の雨?霧の影響??
この辺りからずっと路面がウェットでした。
うわー、行く手に雲の塊がー!
いざ突入!!
「大型車離合困難」なR453の林道区間。
素敵な道なので久しぶりにやって参りました。
やっぱりここは素敵です。
めちゃくちゃ楽しいー!
こういう道は季節を問わず気持ち良いですね。
最高でした。
林道を越えると開けるこの景色。
なんてことない田舎道なんだろうけど、
これが”贅沢”に思えるロードバイクの良さ。
交通量の多い9号線を避けて、
脇道を抜けて北上して行きます。
「丹波マーケス」もスルーしちゃいます。
脇道からR445へ入り、
道なりに北上して行き「胡麻」へ。
今日の目的は、この胡麻にあるのです!
というわけで、
思ってたよりあっさり到着しちゃいました。
静かな町の中にポっと出てくる、
三角屋根のドイツ風の建物がそれです。
(ここでカメラがバグって外観写真消えたw)
年末年始は通常の営業時間と違って、
9時30分からのオープンだったんですが、
ぼくらが着いたのは9時15分くらいでした。
11時着くらいを予定してたのに、
予定巻きすぎ問題やで・・・
オープンまでS-WORKS試乗会が・・・
表でボケーっと待っていたら、
それを見つけた店員の方が、
少し早目にお店に入れてくれました。
ありがとうございます。
ストーブの近くの席に案内してもらったり、
えらく丁寧にしていただいて恐縮。
ホットドッグ的なやつと、洋ナシのパン。
(メニューの名前を忘れてしまった!)
美味なり!!!
「店内撮影禁止」なのですが、
買ったパンは良いよってことだったので、
お店の写真はコレのみです~。
結構テイクアウトで買いに来る人も多く、
朝から繁盛してはりました。
店内の居心地の良さもあり、
ガッッッツリ休憩しちゃいました。
最高のモーニングになりました!
ごちそうさまでした!!
ハードすぎる亀岡行脚!?
早々に目的を達成してしまいました。
よきモーニングだった。
ここからは「日吉ダム」の辺りを走り、
亀岡へ戻る算段でございます。
JRの線路沿いを走るR50を行きます。
ぼくが前を牽いた貴重な区間だ。(ヘタレ)
トンネルを抜けて日吉へ。
ダム沿いの道を登っていきます。
こっちから走るとツライ!
しかしなかなか良い景色なのです。
ダム沿いの道を行きますが、
ずーっと登り基調の道なので結構キツイ。
「ええ景色×しんどい」が夢のコラボだ!
やったぜ。
ダムから神吉のほうへ行くまでに、
一か所ヘヴィな登坂区間があります。
ここまでのハードモードに耐えかねて、
「マイペースで行きましょう!」と、
早々に脱落宣言をしたのは、ここだけの話。
「紅葉峠(旧道)」で亀岡へ抜ける予定でしたが、
路面状態が良くなさそうだったので、
まだ走りやすいであろうR477を使うことに。
R477は狭いカーブも多いですが、
比較的に走りやすい道。
意外と路面も大丈夫でした。
下り区間を抜けて亀岡の田園平坦路へ。
ここもきつかった!(内容省略)
9号線沿いのコンビニへ着いた頃には、
もうヘッロヘロでございました。
そして、ずっとウェットな道のりだったので、
自転車もこのザマでございます。
こりゃ、帰ったら大変だぞー。
平坦区間が多かった?のでアベレージがモリモリ。
僕の世界観にはない平均速度やぞ・・・
はい、相当に疲れました。
しかし問題はここからなのです!
本日の山岳区間は「亀岡→大阪」にあるのです。
コース的にはここからが難所。
それなのに・・・
難所に入るまでに朽ち果ててしまった!
このまま無事に家まで帰れんのか!?
激坂!からの都市部!!
亀岡から大阪へ抜ける道は、
もちろんいくつかありますが、
今回はちょっとおもしろいルート。
亀岡カントリークラブへ向かう道で、
「激坂が味わえるスポット」。
別称「竜ヶ山ヒルクライム」とも呼ばれる、
恐ろしい場所なのです。
ワクワクするでしょ?(しない
というわけで、
京都縦貫道の側道を走ります。
グイグイと登って行きまして、
上から縦貫を渡る形で反対側へ。
ちょっとテンションあがります。
序盤は緩いんで安心しちゃいますが、
途中の亀岡CCの看板からは、
激坂が押し寄せます。
ここから気合を入れていきましょう!
ロゼさんは早々に視界から消えた。
激坂→そうでもない→激坂…と、
キツイ激坂が何度も押し寄せます。
休みどころはあるはずなんですが、
それでもモーレツにキツイ!!
激坂の波状攻撃やぁ!!
すでに脚がソールドアウトなので、
こんなもん意地だけで登るしかありません。
「脚を付かずに…生きて登るんや…」
人間の尊厳を賭けた戦い。
真剣勝負。
しかし坂も容赦してくれません。
ラスボスと言わんばかりに、
最後はクイッと20%級で応戦してきます。
さすがに白目状態に陥りますが、
死力を尽くしてねじり伏せてやりました。
時速5kmの戦いは幕を閉じました。
なんとか無事に勝利を収めましたが、
戦い終えた戦士たちは地面に座り込み、
そして口々に言うのでした。
「もうここは二度と走らへんぞ…」
なぜ好き好んでこの道を選んだのか、
もはや僕にも分かりません…。
しかしまた記憶の薄れてしまった頃、
過ちを忘れたおっさんたちは、
この坂に挑みにかかるでしょう…
歴史は繰り返されるのだ…
<完>
さて。
亀岡CCの入口からしばらく行くと、
パラグライダーの発射台?があります。
スタート地点とでも言うのかな?
偶然にも飛行準備をされていたので、
写真を撮らせてもらいました。
すごい!!
絶景ですね〜。
ここから飛ぶなんて凄いなー!
さて、後はダウンヒル。
こちらから走ると、まだ登りますが、
道が狭いので要注意。
下り基調のR46を走り「清阪峠(R43)」へ。
見山から、ひきつづきR43を南下。
そして最後の難所「激坂小学校」へ。
この安直な通称も、意外に的を得ていて、
小学校の横の激坂を登って行く厳しい道。
出がらしの極みで肥料にも成らぬほど。
もう何もかもなくなった我々には、
激坂というか壁に感じるのでした…
重いペダルをなんとか気力で回し、
鼻水を吸うほどの気力もなく、
「鼻水垂れ流し登坂作戦」で難所をクリア!
つらかった…つらすぎる…
(つらすぎて写真もない!!)
最後の難所を乗り越えたので、
後は箕面市内まで楽チンの下り。
途中の勝尾寺との分岐で、
ロゼさんとはお別れ。
残る二人は大阪市内方面へ。
グロッキーすぎる二人は、
すかさずコンビニ休憩をぶち込みます。
(同じくグロッキーなGarmin充電中)
「無事に生きて帰ろう」と誓いを立てて、
走りにくい街中をゆくのでした。
しかし本当に走りにくいなぁ。
いつもの千里線沿いのほうが好きかな…
そして万博公園を抜けて、千里丘の辺りへ。
この辺りからがまたややこしくて、
どこを走っているのか分からないまま、
抜け道を使って南下していきました。
交通量も多い!日吉が恋しい!
ようやく淀川河川敷へ到着!
ここでふぃぼなっちさんと別れまして、
後は一人でなんとか無事に帰宅できました。
お疲れ様でしたー!
家の前で脚を見てみると、
めちゃくちゃ汚れとるがな!
お二人ともありがとうございました!!
今回はホントに悶絶やったー!
おわりに
非常に濃厚な150kmでした…
今回のルートは結構おもしろくて、
能勢以北の道については、
走りやすいところが多いので、
とても楽しく走れました。
季節が変わってきたら、
序盤に能勢から「るり渓」を経由して、
R453に入るルートで北上して、
日吉からR50で嵐山に抜けて・・・
というルートとか走りたいですね。
今めっちゃ六丁峠&神明峠を走りたい。
今回のライドはパワーデータについて、
色々と書いてみようかと思ったけど、
長くなりそうなのでやめました。
また機会があれば書いてみよう。
というわけで、
お付き合い頂いたお二人、
本当にありがとうございました!
今年もよろしくお願いします。
人知れず始まっていた、
ふぃぼなっちさんのブログ「道ゆくままに」にも、
同じ日の出来事のことが書かれてます。
感じていたことは同じでしたね・・・
出がらしの極みでしたね・・・
今回の軌跡
距離:151.36 km
タイム:5:51:45
平均速度:25.8 kph
高度上昇:1,573 m
[…] […]