【和歌山・温泉ライド】加太の「満幸商店II」を経由して名湯・花山温泉へ!

はじめに

「和歌山まで走りましょう!」

魅惑のお誘いに乗っかりまして、
和歌山ライドへ行ってきました。

目的地は、名湯「花山温泉」
帰りは和歌山駅から輪行で帰る、
楽ちん片道ライドでございます。

今回のメンバーは、
ライド立案者のぺもぺもさん、
そしてLovelybeerさんとDARUMA。
最近よく見るトリオでございます!

 

南へ向かって走れ!

まだ暗い時間に自宅出発。

大きなサドルバッグに、
今日もまたバーミッツ(もどき)仕様。

市内某所で集合を果たした後、
和歌山方面へ向かってスタート!

松屋町筋を南へ下って行きますが、
今回のコース、特に序盤の道のりは、
特におもろい道のりではありませんね。

ぺもぺもさんの粋な計らいで、
途中で「新世界」を通りました。
久しぶりに近くで見る通天閣!

イッツアニューワールド。

「づぼらや」もなくなっちゃったし、
なんか物悲しさを覚えましたね…

しかし、中川家の漫才で見るような、
ファンキーなおっさんを見かけまして、
俄然まだバリバリの新世界でした。

そしてR26を南下。松。

大和川を越えて堺市へ突入。
おお、鉄砲町のイオン。

そのまま海岸通へ出て、
ひたすら南下していきます。

寒いと思っていたのですが、
朝日が出始めると、日光が暖かい。
真冬装備では着こみすぎでした…。

25kmほどで最初の休憩。
もちろん、パン屋さんである!!

【ベーカリー ブランシュ】

高石駅近くにあるベーカリー。
数席ですがイートインもあるのです。

オーソドックスな感じですが、
いろんな種類のパンがあって嬉しい!

イートインでいただきました。
栗あんぱんと他二種類。

至福のあさごパンでございました。

実は前日にケーキをドカ食いしたためか、
胃もたれで不調だったんですが、
この休憩で少し回復の兆し。

真面目にリタイアも考えていましたが、
まだまだ走れるかもしれない!

 

和歌山へ!

引き続き和歌山へ向けて南下。

阪神高速に沿って走っていきました。
スピードには乗りやすい道ですが、
いかんせん、つまらぬ道。

45kmほど走って、ようやく泉佐野!

泉佐野を過ぎて、
田尻スカイブリッジを渡ります。
無駄にかっこいい名前!

田尻スカイブリッジを…
あれ!?通行止?

反対側へ迂回しないと通れないのね。

気を取り直して、
反対側から橋を登ります。

橋からは関空、連絡橋が一望!
あー、良い天気で最高だ。

海が見えるって、やっぱり良いですね。

ひたすら南下して阪南市に突入。

この退屈な道のり、どこかで…
思い返すと、このライドと同じルート。
都会を走る道のりは、つまらん!

思い出のお店「ぽっぽ」も通過。
まさか自走で通るとは…

和歌山の文字が出てきたぞ。

はい、岬町!
バレーボールの町ですよ。

淡輪のあたりで海岸線の道へ。

淡輪漁港のあたり。
やっと車の喧騒を逃れられた感じで、
一息つけた気がしました。

最高!

長松海岸の海岸線の道。
なかなか良い雰囲気ですね〜。
散歩の人もたくさんいました。

癒やしの区間だった…

そして深日港。
ここから淡路島・洲本に行くフェリー、
来年も就航するのかな?

深日港からは岬加太港線へ入り、
途中で道の駅、とっとパーク小島へ。

釣り人がたくさんいました。

そして、ついに和歌山県へ!
遠かった!無駄に遠い!

大阪が縦に長いことを、
ひたすら噛み締めました。

 

絶品海鮮ランチ!

今回の目的地の一つ、
ランチスポットは加太にあります。
そのランチまであと少し!

走ってきた県道65号(岬加太港線)の、
大川トンネルの旧道にあるのが、
今回唯一の峠、「大川峠」

一般車両通行禁止なんですが、
自転車は通行しても良いという、稀有な道。

今回始めてその峠を走りました。

いろいろなところで絶賛されていて、
「静かな峠道は貸し切りで最高!」的な、
そんなイメージがあったんですが…

これは本当に普通の峠。
車が通らないだけで、普通の峠だ。

道は今も整備されているようで、
普通に走りやすい感じになってましたが、
いかんせん普通の峠だ。

海のそばを走っているはずなのに、
見晴らしのいい場所もない。

途中に廃墟がありました。

というわけで、
大した感慨もなく峠区間終了。

サイクリングロードを整備しているらしい。
途中の見晴らしがよければ、
良い道になるかもね。

もうお店までもう少し!
と思って走っていたら、
lovelybeerさんの先導で激坂へ。

「なんたる仕打ち!」と思ってましたが、
登った先は絶景スポットでした。
これはすごい!

休暇村紀州加太から見る絶景。

再びルートに戻ってしばらく走ると、
先ほど上から見下ろしていた、
加太湾のあたりに出てきました。

ここでようやくお昼休憩。
有名な加太の満幸商店の二号店へ。

その名も、【満幸商店II】だ!
実は始めて来るのであります。

本店と違って、
いろんなメニューがあるようで、
これは迷わざるを得ない!

しらす丼のミニ。

とろろがけ鯛と小柱の漬け丼

牡蠣のリゾット
(おすそ分けでもらった)

そして激ウマのわさびスープ。

最高以外何物でもない、
素敵すぎるランチを堪能できました!

本来ならセットを頼むほうが、
色々食べられるしリーズナブル。
今回はまだこの後があったので、
泣く泣くアラカルトにしましたが、
次は絶対セットを頼もうと誓いました。

 

雑賀崎へ!!

お昼の後は、すこし寄り道。
「淡嶋神社」へ。

その後、R7に入り、
しばらく道なりに走っていましたが、
急に細い路地へ走って行きます。

意図もよくわからないまま、
河西公園沿いの道を進んでいきました。

そしてウネウネと住宅地を走り、
たどり着いたのがコチラ。

HYDEが練習していたという、
和歌山の有名スポットらしい。
しかしこんなぺもぺもさんの粋な演出も、
無駄にする二人のNOリアクション。
BGRKは通ってないんだ…

ラルクアンシエルした後は、
紀ノ川を渡って、和歌山港のほうへ。

橋の上から、和歌山城が見える!
ジョー!!!!

ゴールの和歌山駅は左ですが、
まだまだ寄り道があるので右へ。

徳島にわたるフェリー、
こんなところにあったんですね。

そのまま南下。
途中の端から水軒川を望む。

雑賀崎に入り、
まずは雑賀崎灯台を目指しました。

素敵な灯台。

ここは和歌の浦。

灯台の上まで登ると、
パノラマビュー!!!

走ってきた方角も丸見え。
あの向こうから走ってきたんだなぁ。

正面に見えるのは淡路島。
割と近くに見えるんですね。

素晴らしい眺めでした。

灯台を後にして、
近くのカフェで休憩しました。

【スハネフ14-1】

テラス席からは、
雑賀崎漁港が見渡せます。

店内は鉄道模型が走っていて、
お店の名前の由来もそれみたい。

妙に落ち着くお店で、
まったりとしてしまいました。

実はまだ予定の行程は30kmほどあって、
寄り道も何カ所か残している状態。

「ショートカットしませんか?」
この日、弱音を吐き続けた私は、
ここでも弱みを見せる発言。

このまま温泉へ向かっても、
割といい時間になるはず!
ということで、
後はゴールを目指すことになりました。

 

アマルフィから温泉へ

カフェでゆっくりしている間に、
徐々に日も落ちてきました。

この雑賀崎に来たのは、
ここが「和歌山のアマルフィ」と、
呼ばれているからなのであります。

ただ、その由縁となる景観が、
一体どこからの眺望なのか分からず、
港へ降りたり上へあがったりして、
ようやくそれっぽい場所を発見。

季節柄、夕日の角度が違って、
街を照らす感じにはなりませんでしたが、
なかなか素敵な眺めでございました。

そのまま海岸線を走って、
めざすは、花山温泉!

この夕日がさっきの港に当たれば、
もうちょっと違った眺めになってたかな。

急遽ルートを変えたため、
分かりやすかった和歌川沿いの道へ。

そこに再び姿を現す和歌山城。
ジョー!!!

そして花山温泉へ到着。

めちゃくちゃ味のある温泉で、
疲れは流れ、身体はポカポカ。
本当に最高のやつです。

服も着替えて、
後は和歌山駅へ行くだけです。

そして和歌山駅へ到着。

最後は和歌山ラーメン(中華そば)。
まさに有終の美!

お疲れさまでしたー!!!

 

おわりに

グルメと風呂、絶景。
もはや自転車に乗った記憶がないくらい、
素敵なポイントの数々でした。

思い起こせば…
朝から調子が悪いと言い出して、
最後には「ショートカットしよう」と、
恥ずかしき言動の数々。
本当にご迷惑をおかけいたしました!

でもとても楽しかったです!!
お二人ともありがとうございました!


序盤の道のりはめちゃくちゃ退屈で、
でもこの道くらいしかないので、
難しいところですね。
今度は山から攻めても良いかも!?

加太の満幸商店、
数年前にdaiconさんのブログで知り、
そこから連れて行ってくれと言い続け、
気が付けばdaiconさん自転車辞めてました。
哀愁。

念願のお店にも行けて、
素晴らしき一日でございました。

 

今回の軌跡

距離:122.34 km
タイム:5:23:18
平均速度:22.7 kph
高度上昇:817 m



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