はじめに
週末にしか自転車に乗れない日々なんですが、頼りの次の週末は悪天候で乗れそうにありません。
「でも、なんかモーレツに走りたいんや!!」
そうだ、有休を使って走ろう!
週末に行きにくい場所に行こう!
当然の流れで有休ライドを決意したのでした。
なんとなく呼びかけると早々にDOIさんが手を挙げてくださり、そしておはみので高名が轟きまくっていたたっちさんも参加してくださることになりました。
生きて帰れるか不安なライド計画がここに誕生したのでした…
箕面からスタート
朝7時に箕面駅に集合。
ボチボチと家を出発して、いつもの感じで北上。
箕面駅って馴染みのない場所なので、前日にちゃんとルートを確認して向かいました。
無事に到着。君に会うのも数年ぶりじゃないか?
そして今日のトリオが集まりました。
久しぶりに揃うFactor Ostroカラー違い、そしてたっちさんはなんとLapierre Xelius!
このカラー、めちゃくちゃかっこええやんけ!
たっちさんとは初めまして。挨拶もそこそこに早速スタート!
噂で聞くほど剛脚のたっちさんですが、この1年くらい自転車に乗れていないようで、完全なるリハビリライドとのこと。(そうじゃなきゃ一緒に走れなかったよ・・・
そんなたっちさんを先頭に箕面を登ります!
この箕面〜高山のコースは、普段から積極的に取り入れないようにしているんですが、今回数年ぶりに走ってみると、めちゃくちゃ気持ち良いですね。
ところどころでお猿さんたちが姿を見せてくれて、雄叫びをあげてくれる演出付きでした。なんせ慣れてないので、一人でテンションあがりました。
モンキーに次ぐモンキー。
差し込む日差しがええ感じ。
途中で先頭がDOIさんに代わり、そのまま高山まで。
小休憩。
モーニングのお店は決めていたものの、特にルートも決めてなかったので、ここで少し打ち合わせ。
地図を見て「まぁなんとなく行けば分かるやろ」というノリでリスタートを決め込みました。
モーニンドーナツン
高山を降りて、亀岡方面へ向かいます。
登り基調のR423を北上して行きました。
朝の箕面の日陰で17℃だったこの日。既に照り付ける日差しは厳しいものがありました。
田植えの終わった田んぼだったり、そこから聞こえてくるカエルの鳴き声が、早くも初夏を思わせます。
堀越峠に向かう裏道の下り坂。
ゴルフ場を過ぎたところのここ、地味にめっちゃ好きやねん。
堀越峠を越えてR477へ入って、そのままひいらぎ峠もクリア。ようやく大阪を脱出して亀岡に入りました。
そのR477からR372へ入って湯の花温泉の辺りで脇道にイン。ようやくお目当てのお店に到着です。
【Groove Doughnuts】
亀岡にあるドーナツ屋さん。
オープンして間もないころに一度訪問して以来、久しぶりにやってくることができました。
開店と同時に入店。
まだできないメニューもあるとのことですが、話を聞くとほとんどのメニュー大丈夫そうでしたね。
前回はまだオープンしていなかったイートインスペース。
めちゃくちゃええ感じやし、やたら居心地が良いやつ!
写真撮り損ねましたけど、大きなオーディオとターンテーブルがありました。大量のレコードの横にシティポップ関連が数枚並んでいるのを見て、ひそかにテンションあがったりしてました。
ストロベリー&レアチーズをいただきました。ふわっとした食感でやさしい甘みのドーナツの生地に、レアチーズと濃厚なストロベリージャムが絡まって最高。
居心地の良さも相まって、しばらくおしゃべりしながらゆっくり過ごしたのでした。
また食べに来ようっと。
ピザを食べる!
最高にくつろいだモーニングを満喫したばかりなのに、次なる目的のために走り出さねばなりません。
次の目的地は茨木の銭原のあたりです。
せっかく亀岡まで下りてきたにも関わらず、すぐに引き返すような行程になっていますが、グルメのためであれば仕方ありません。甘んじて受け入れたい。
往路はR423の法貴峠を登って南下しようという算段。唯一の救いは木陰が涼しい事でしたね。
亀岡の平野部が見渡せるええ眺め。
来年の頭には「法貴バイパス」が完成する予定っぽいので、そうなるとこの峠も雰囲気が変わってくるかもしれませんね。
法貴峠を越えてR423へ。
大阪との県境までは登り基調が続きますが、もうそんなことよりみんなの頭はピザでいっぱいだ。
そして大阪へ。
大阪府道109号へ。
山口納豆の看板でお馴染みの道ですね。
茨木方面から走ることの多い道だったので、「え、意外と登るやん…」と思わず独り言ち。
DOIさんに案内されるがまま走っていると、「え、こんなところに!?」という感じの場所にイタリア国旗がはためく民家を発見。
こんなところにあるのか・・・
【双子家ピザ】
開店15分前くらいに到着しましたが、既に先客が数組いらっしゃいました。噂に違わぬ人気店だ!
その辺の民家で営業されているような、飾ることのない素朴な雰囲気も人気なのかもしれませんね。
待ち時間にメニューを決めることにしました。
今回3人で来たので、3種類味わえるぜ!
メニューを伝えると共に、先にお会計を済ませるシステム。
席で駄弁りながら待っていると、焼きたてのピザが運ばれてきました。
3種類のピザを満喫!
特にビスマルクが絶品でしたね。かなりお腹いっぱいになったので、3つ目はデザートピザにすれば良かったかなぁとオジサンたちは少し後悔したのでした。
帰るときにハプニング
帰路へ。
お店を出るや否やこの景色。素晴らしいね。
登りを避けて帰ろう!という大いなる野望を叶えるべく、再びR423に戻りました。あとは池田まで下り基調でたどり着いちゃうんだから、ありがたいね。
箕面バイパスのところの温度計は少し大げさですね、これ。
R423はそこそこ車通りの多い道。「のんびり走るなら一本脇道を使うと良いですよ」と、たっちさんが案内してくれました。
その道を走っていると、突然出て来たのはヤギ!
思いもよらない動物の出現に和みました。
池田でDOIさんとお別れして、たっちさんと二人で猪名川沿いの道を帰りました。
道中でいろいろと教えてもらったんですが、「神崎川に抜ける最短ルートがある」というおもしろい話を聞いたので、それも案内してもらうことに。
割とアグレッシブな道!!
確かに最短かもしれない!
と興奮冷めやらぬまま、たっちさんともお別れになった…ちょうどその時!
めっちゃパンクした。
段差を越える際の衝撃でリアのタイヤサイドに2か所、穴が開いてしまった模様。
気づかない間にスローパンク気味になっていたところに衝撃が加わったので、スネークバイトみたいになってしまったのかもしれない。
現状のシーラントでふさがりそうにないのを確認して、いくつか処置を考えました。
作戦①「シーラント追加」
ツールケースにシーラントを30mlほど携行しています。もしシーラントが足りなくて塞がらないなら、足してみよう。
おお、いいぞ!いいぞ!
しかしパンクはふさがりません。
作戦②「ガムテープで穴ふさぐ」
さすがに効果なし。
作戦③「チューブレスのパンク修理ツールをぶっ挿す」
主にMTBとかで使われるチューブレスの穴を物理的にふさぐツール。いわゆる「タイヤプラグツール」というのがあるんです。
わたし、それも携行しているんですが、使ったことなかったんです。
経験者のたっちさんにぶっ挿してもらいました。
うおおお、劇的に効果あり!
チューブレスのパンクにはまだ不慣れな私に代わって、テキパキと作業をこなしてくれたたっちさんのおかげで、無事に帰れる目途がついたのでした。
というか、実際ほぼ作業をやってもらいまして、本当に申し訳ございませんでした!
ありがとうございました!!
そして神崎川でたっちさんとお別れして、あとはボチボチ帰るだけです。
しかし途中で再び空気漏れがひどくなってしまったので、その原因となっていた2か所目の穴にもタイヤプラグをぶっ挿してみたところ、劇的に改善されました。
これマジで役に立つやんけ・・・
この状態でなんとか無事に帰宅できたのでした。最後に最後にめちゃくちゃ刺激的な時間だった・・・
お二方とも、この度はありがとうございました!
おわりに
お久しぶりのDOIさん、そして初めましてのたっちさんとのライドでしたが、出発前の心配をよそにめちゃくちゃ楽しかったです。まさに有休満喫しまくり!
終盤のパンクでは本当にたっちさんに御迷惑おかけしまくりまして、非常に申し訳なかったのです。おかげさまで家まで帰れまして、感謝しかございません。今度コーヒーごちそうさせてください。
しかしタイヤプラグはロードタイヤでも問題なく役に立ちますね。身をもって知ったのは、良い経験になったかもしれません。
結局、タイヤを変えてからパンク頻発してしまっていたのもあったので、これを機に前後とも交換しました。
かねてより本命視していた「SCHWALBE PRO ONE TLE (28C)」を装着。良く分からんけど、もうこれで大丈夫なはず!
今回は双子家に行くことを主軸にしていたんですが、モーニングで利用したグルーヴドーナツも、久しぶりに訪問できて良かったです。両方とも人気のあるお店なので平日のほうが絶対に行きやすいもんね~。
こういうお店を有休を使って満喫するのはアリですね!
昨年の有休は骨折関係で消えてしまいましたが、今年はライドのため(と、もちろん家族のため!)に有意義に使って行きたいという、謎の決意で締めくくりたいと思います。
今回の軌跡
距離:120.48 km
タイム:4:56:29
平均速度:24.4 kph
総上昇量:1,299 m
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