"SIDI"からの乗り換え
自転車を始めた当初はSPDを使用していましたが、
「シュっとしたシューズが履きたい」のと、
「クリートをはめたカチっという音への憧れ」があって、
途中から「SPD-SL」へ移行しました。
その時に購入したのが、
これまた憧れだった"SIDI"のシューズ。
そこから数年間、愛用してきました。
サイズもピッタリ合っており、
特段不満もなく使用しておりました。
しかーしながら。
以前と何が変わったのか、
最近は履く度にこんな不満がありました。
長時間履いていると足の居心地が悪い!
居心地が悪い・・・とにかく足が疲れるのです。
ロードバイクシューズにも色々あるんですが、
「もう少し快適に履けるシューズがほしい!」
という思いが強くなってきました。
サイズは合っているので、
問題があるとすれば靴の中?
いろいろと考えているうちに、
物欲のモンスターと化しました。
B・M!物欲のモンスター!
"DMT"のロードシューズを購入!
欲しいシューズの条件はこんな感じでした。
- 履き心地(快適性)に長けている
- 見た目が派手すぎない
- BOAクロージャー使ってみたい
SIDIを購入した決め手の「見た目」でしたが、
ここ最近は、もう少し落ち着いたデザインも良いかなぁと、
考えるようになりました。
BOAクロージャーは、ただの憧れ。
熱整形などのモデルも考えましたが、
価格が高くなってしまうところと、
それでもインソールに不満が出たときに、
もう逃げられない気がしたので、
今回は止めておきました。
(評判は良いので気にはなっています・・・)
というわけで。
早速、大阪主要サイクルショップを回り、
Fizik、GIRO、リンタマンなどなど、
気になるメーカーのものを試着した結果、
種類・サイズがほとんどなく、
「実店舗での選択肢がかなり少ない!」
という事態に陥りました。
結局、候補にもなかったシューズを、
半ば衝動買いのような形で手に入れました。
DMT R3 ロードシューズ
サイズはSIDIの時と同じ44サイズ。
靴の幅は海外モデルなので、やはり狭めの印象。
重量は230gということで、
SIDIに比べて50gほど軽いですね。
ベルトなどは使わず、
「BOAクロージャー」1つのみ。
細かい締め具合が調整しにくいので、
これは好き嫌いが分かれる部分かもしれませんね。
いくつか色展開はありますが、
ぼくが買ったのはオーソドックスは白/黒。
デザインもシンプルでいて、
丸みを帯びたフォルムがかっこいい!
昨年モデルまでは、
うるさい感じのデザインだったDMTですが、
今年からはF社、G社の雰囲気に近い、
ええ感じのデザインですね。
使ってみて思ったこと
数回使用して400kmほど走りました。
200kmほどのロングライドでも使用してみました。
正直ソールの加減なんかは、
それほどパワーもないので実感に乏しいんですが、
「BOAクロージャーの便利さ」は特筆ものです。
靴の着脱が簡単にできる!
引っ張ると紐が緩む。
回すと締まる。
このシステム、かなり便利に感じます。
このメリットの反面、
ちょっとデメリットかなと思う部分もありました。
このシューズのみならず、
BOAクロージャーの特性の一つだと思うんですが、
固定力はそれほど高くない
ベルクロのベルトを、
しっかりと締めて固定するのと比較すると、
それほどタイトに締まらないです。
ただあくまで比較した上での話。
ぼくは以前から、
それほど強く固定して使っていなかったので、
これについてはそれほど違和感はなかったです。
ギチギチに締める人なら「え?」と思うかも・・・。
ベルトとBOAを併用しているモデルがありますが、
この辺で使い心地に違いが出るんでしょうね。
このR3は快適性を謳っているモデルなので、
長時間履いていても、それほど疲れないのが利点。
靴の中の作り方が前のSIDIとは全然違うので、
履き心地はかなり変わりました。
靴の種類もいろいろあるし、
その人のスタイルによってもそれは違うところなので、
自分に合ったシューズ選びって難しい・・・。
でも今回はアタリを引いた感じで良かった~。
おわりに
靴を替えると、クリートのポジション探しに一苦労。
しばらくベストポジションを探りながら走っていましたが、
こないだのライドでようやく定まりました。
これがシューズ買い替えの敷居を高くしている気がする。
膝が敏感な人はなおさらですね。
ロード用のシューズもいろいろあるので、
迷いながら選ぶのは楽しいですね。
靴の買い替えを考えられている方は、
ぜひ店頭で試着しまくってみることをオススメします。
そして足回りは妥協しないほうが良いと思うので、
大いに悩んでくださいまし。
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