はじめに
なんか気分が沈んでいるときに、ふと思い出したのが滋賀県の「びわこキッチン」の洋食プレートのことでした。
以前、たまたま寄ったお店のランチがめちゃくちゃ美味しくて、その記憶がブワーっと押し寄せてきたのです。
「またあの洋食が食べたい!!!」
数年前に一緒にお店に訪問したぺもぺもさん、そして普段はR171以南には出ないことで有名なロゼさんをお誘いして、びわこキッチンライドをしてまいりました!
信楽を経由する
朝6時前に自宅を出発。
豊里大橋へ。
淀川に沿って待ち合わせの枚方まで。
朝方(5時ごろ?)に通り雨があったようなんですが、川沿いは少しウェット区間はあったものの、ほとんど影響はなかった感じでした。
枚方で三人衆が集結しました。
ロゼさんのドグマ久しぶりかな?と思って、遡ってみると1ヶ月前以来でした。(もっとそれ乗らんかい)
早速、京都方面へ向けてスタート!
天気悪い!
ゴルフ場の横を通る区間。
朝走ると気持ち良いくらいの涼しさで、あの灼熱の夏とは景色も違って見えるほどでした。
八幡、御幸橋を渡る。
八幡からは宇治方面に向けて、宇治川沿いを走るルートで。
この辺りの平野部。都会なのか田舎なのか、何か分からない感じが好き。
そのまま観月橋を越えて、宇治までやってきました。
平等院のある南側がメジャーですが、北側のほうが雰囲気が良いので、たまにはひっそりとした北側の道へ。
のんびり走るには良い感じの道。ランニングの人とたくさんすれ違いました。
白虹橋から見る天ヶ瀬ダム。良い。
その先、激坂を天ヶ瀬ダムまで登るルートを走るつもりが、通行止めになってました。
自転車は行けそうな雰囲気やけど、やめとこう。
少し迂回して宇治川ラインへ戻り、そして天ヶ瀬ダムまで。
トトロのBGMが流れてましたが哀愁よろしくでした。
このまま宇治川沿いの道で大津まで行けますが、それだとおもしろくありません。
R307方面へ行き、信楽方面へ向かうことにしました。
R307で宇治田原町へ。
朝ごはんをするお店をうまく見つけられなかったので、この近くのコンビニで朝ご飯休憩をしました。
リスタート。R307は交通量も多めで大型も良く通る道。ちょっと走りにくいですね。
途中のバイパス区間は自転車通行不可なので、自転車は旧道のほうを通りましょう。
この旧道区間から見える里山風景は、とても素敵。
再びR307へ合流して、信楽方面へ。
滋賀県に突入だ!
信楽に入ったことを知らせてくれるのは道路標識ではなく、たぬきである。
彼らの存在こそが信楽。
その親玉に会うべく、ちょっとだけ寄り道。
ハロウィン仕様の親分にご挨拶!
寄り道したのは親分くらいのもので、信楽はほぼ素通りです。
今回の目的地は守山なのだ!
難所、金勝寺を抜ける!
R307を離れて大津方面に向かう16号に入ります。
信楽を後にする僕らの前に現れた信楽たぬき界のアリス。
ヨーロレンサンダー!ハー!
ミホミュージアムって、よく通るけど一度も行ったことがないな。
途中から下り基調に変わるのです。
前方に見える大きな橋は、新名神に架かる「近江大鳥橋」。独特な意匠がちょっと気持ち悪くて、とにかく変な感じなのです。
googlemapに「聖闘士星矢っぽい」と書いている人がいますが、まさにそれ!!
途中で道を変えて北へ。その気持ち悪い近江大鳥橋をくぐるように道を行きますが、いきなりの登り返しでつらい。
ピークを過ぎて下っていく途中、「道の駅 こんぜの里りっとう」のちょうど向かい辺りに、金勝寺に続く道があります。
上まで行くと展望台があるようなので、せっかくなので寄り道しましょう!
いきなりの激坂!!!
笑うしかありません。
少し緩まったと思えば、またしても激坂!
なんやこれ。
この分岐点の手前も激坂。
しかし、なんかちょっと楽しい。
信楽辺りで腰痛が発動してしまったぺもぺもさん。ここまで誤魔化しながら走っていたのに、この激坂である。いつもなら飄々と登って行くのに、この日ばかりは笑顔で押し歩き…。
恐るべき腰砕きの坂!
後半は割と落ち着いた坂が続きました。
山の中は涼しくて、風が吹くとめちゃくちゃ良い気持ち。
金勝寺へ到着。
お寺には用事はなかったので、スルーしちゃいました。
お寺から少し登ったところに、展望台へ行く道との分岐がありました。
馬頭観音堂があるところが、ゴール地点っぽいですね。
分岐からすぐに到着。「横ヶ峯展望所」というらしい。
うおー、めっちゃええ景色やー!
琵琶湖、その向こうの比良の山並みまで広がる眺望は最高!
いやー、登ってきた甲斐がありましたね!
ここで少し一休みしていましたが、風が良く通る場所で汗冷えすら感じるほど。
長居は無用ということで、早々に山を下ることにしました。
グルメタイムへ!
南から金勝寺経由で登ってきましたが、帰りは北へ下ります。
ウネウネのダウンヒルは6kmほど続き(登ってきたのは3.5kmほどでした)、下るだけでちょっと疲弊しました。北から登らなくて良かった!
栗東から守山のほうへ向かいます。
しばらくおもろない街中を駆け抜けまして、ようやく今回のお目当ての場所へとたどり着いたのでした。
【びわこキッチン】
創業1971年の長く愛されてきた老舗洋食店。
ここの洋食プレートが食べたくて食べたくて・・・
カレーも名物らしいのですが、やはり「大人たちのお子様ランチ」と銘打たれているジャンボを食べるしかありません。これを食べに来たんだ!
きたー!!!!
ハンバーグ、かつ、焼肉、エビフライ…
自転車で走ってきた疲れた身体にパーフェクトフィットである。最高。
別料金のお味噌汁も付けた。
ここでオニオンスープとかじゃなくて、味噌汁っていうのが日本式洋食っぽくて最高やん!って一人でテンション爆上がりでした。
味噌汁もうまいやん。
家族連れで来ていた親子が、どのメニューにするかめっちゃ楽しく悩んでたのを見て、「ええ店やな…」ってお前誰やねんっていう立ち位置で見ておりました。
いやー、満足した!
満足したけどまた食べたい!!
最大の目的を終えた私たちは、もう帰るだけです。
序盤にややこしい道を走ったので、帰りは琵琶湖周辺の平坦ルートを繋いで走ります。
思いの外に風が強く吹いていましたが、南へ向かうには好都合で、メロン街道も追い風最高。
この日は収穫しているところも多く見られた田んぼ。
良い色と独特の香りがして、秋だな。
そんな束の間の追い風快走区間を楽しみました。
イオンの辺りの混雑を抜けて、瀬田の辺りまで。
ボートかなにかの催しがあったようでした。
瀬田の唐橋を渡りました。
しばらく川沿いを南下して、石山寺へ。
ここでデザートタイムといきましょー!
【叶匠寿庵 石山寺店】
石山寺にある叶匠寿庵。
同じく大津の山手にある「寿長生の郷」には少し行ってみたことがありますが、ここの石山寺の店舗は「茶丈藤村」に寄りがちで、いつもスルーしちゃっていたんですよね。
涼しくなったとは言え、まだこの時間帯は30℃前後もあったので、かき氷もまだまだ美味しく食べられるってもんです。
季節限定メニューもありますぜ。
2組ほど待ちがありましたが、しばらく待って入店。
秋限定メニューの「石餅かき氷 栗」をいただきます!
めっちゃ栗!!!
同じものを食べていたぺもぺもさんの感想は「めっちゃ栗!」でした。間違いない栗感。
お好みで練乳も付いてきましたが、不要なほど美味しく、程よい甘さと冷たさで大満足でした。
粒あんが得意ではないロゼさんは、若紫というレモン(マンゴーも入ってるらしい)のかき氷を頼んでましたが、これもまた美味しかったようです。
思ってたよりもええ感じの店やったので、また立ち寄ろうっと!
帰りは川沿いで
ここからは瀬田川(宇治川)→木津川→淀川という川沿いコンボで帰ることにしましょう。
西日が暑いかな?と思っていましたが、川沿いの道は陰が多くて助かりました。
宇治へ。
この道、県境をうろちょろするので、何県を走っているのかいつも見失いがちです。
宇治からは川沿いの道を敬遠して、街中の抜け道を繋いで走りました。
ちょっと車の多い区間もあったけど、概ね走りやすかったね。
めちゃくちゃ農道を走っていますが、目の前は木津川の堤防だ!
木津川の堤防へ。
なんかいきなり戻ってきた感が高まりますね。
さくらであい館で小休憩したのち、淀川沿いへ。
行きも通った御幸橋から見る景色はもうすっかり夕暮れに。
そして枚方へ。
ここからまだ先の長い二人は、某所で休憩してから帰るとのこと。
私は「晩ご飯までに帰る」と伝えていたため、途中で抜ける形で一足先に帰宅でした。
お付き合いいただいてありがとうございました!!
久しぶりのロングライド楽しかったー!
おわりに
適当に思いついて走った185km。
巻き込まれてくれたお二方においては、余裕の200km越えのライドだったにも関わらず、一緒に走ってもらえて多謝!ありがとうございました!!
いつも北摂に足が向きがちですが、滋賀方面もおもしろいよなぁと再認したライドでした。
どこやねんと思いながら登った金勝寺も、どうやら地元の定番ヒルクライムスポットらしく、たくさんの自転車乗りとすれ違いましたね。
まだ日中は暑く思うこともありますが、いきなり季節が変わった感がありますね。
秋はグルメライドへのモチベーションが加速します。
どこか美味しい所に走りに行きたい所存!
お知らせ
今週28日、どこかに走りに行く予定なので、お暇な方、ぜひご一緒に。
引き続き、ゆる募♪
— DARUMA@骨折リハビリ中 (@moonjb1984) September 25, 2023
今のところ、たっちさんが来てくれる予定ですー🚵♂ https://t.co/cY6RWKXOfJ
今回の軌跡
距離:184.91 km
タイム:7:42:35
平均速度:24.0 kph
総上昇量:1,206 m
コメントを残す