はじめに
冬が過ぎたらあそこに走りに行こう!
そう思っていた場所のひとつ「保津峡」。
ここは私の原点とも言える場所で、
特別な道の1つなのです。
ご一緒するロゼさんと話し合って、
このルートを走ることになったんですが、
今回は「午前縛り」の制約がある日。
「そんな遠い所、午前中に帰って来れるの!?」
そう思っていた時期が私にもありました。
でもね、意外と間に合うんですよ。
間に合うように朝早く起きれば良いんですよ。
本当に不思議。それだけなんです。
というわけで、
無駄に早起きして走ってきました!
ベニカン経由、嵐山行き!
おはようございます!
私は午前4時に家を出る。
一体なぜこんな時間に…一体どこへ…
ダメだ、理性を目覚めさせちゃダメだ。
豊里大橋で淀川を越えます。
夜なのに明るい橋の上、好き。
河川敷を走り・・・漆黒やないか。
茨木方面へ北上して行きます。
途中から大きなR14へ出て走りました。
大きい道は明るいけど信号が多いのよね。
待ち合わせ場所はローソン茨木五日市二丁目店。
1時間もかからず、意外と近かったですね。
ロゼさんと合流を果たして、
ぼくらは高槻方面に行きます。
名神の横の道からR6へ。
さすがに6時にもなっていないので、
車が少なくて走りやすいなぁ。
そしてベニーカントリー倶楽部へ向かう道、
R79を走って早朝ヒルクライムです。
とにかく暗い。
「あれ?嵐山行くんでないの!?」
そう思った人もいるかもしれない。
保津峡の入口は嵐山なのです。
川沿いを走れば嵐山まで簡単に行けますが、
ロゼさんと行くときには、
決まって「山越え」なのである。
今までも何度かこのルートを走っており、
もはや「嵐山=ベニカン経由」なのだ。
これがぼくらのスタイルさ♪(ダサい
さすがに真っ暗で怖いので、
おしゃべりしながら走りますよ。
しゃべりながら走っていたはずなのに、
気が付けば必死モードに切り替わっていて、
最後はヒーヒー言いながらの登坂。
わてら、朝早くから何してまんのや。
ベニカンを越え、大阪から京都へ突入!
まだ真っ暗だ!
ダウンヒルの途中の温度計。
あんまり寒くないと思ったら、
1℃もあるじゃないか。もう春やな。
柳谷を下る。
夜が明けて朝焼けの空。
長岡京の辺りから、
向日市を抜けて嵐山方面へ北上しました。
もうすっかり朝になってきました。
激走、京都の桂の辺り!
午前6時45分、無事に嵐山に到着!
まだ7時にもなってないんですね・・・
駅前のコンビニでしばしの休憩なり。
あくまでここまでは序章なり。
本番はここからだ!!!
朝の保津峡を越える!
嵐山駅から嵯峨野方面へ。
朝日を見ながら渡月橋を越える。
嵐山のメインロードを奥へ進み続けると、
清凉寺に突き当たるので、そこを西へ。
静かな奥嵯峨を抜けて行きます。
昼間は観光客の多い道ですが、
早朝に走れば貸切みたいなもんですね。
この鳥居が保津峡の道の入口です。
「あー来たなぁ」と思わせてくれますね。
この鳥居の奥はお茶屋さんで、
前にそこでお茶したこともあったなぁ。
この細い道を行きます。
もうこの時点で素敵。
道に入るとすぐに林道の風情へ。
そして六丁峠のはじまり。
大好きなこのカーブ。
あれ?いつの間にロゼさんがあんなところに・・・
最後はクイっと18%くらいになりますので
心して登るのです。しんどいんです。
入口の六丁峠をクリア!
気温は-1℃ってなってましたが、
体感はそんなに寒くなかった気がする。
六丁峠を反対側(こっちも激坂)へ下り、
赤い橋とトンネルのところに出ました。
サスペンスでよく人が落とされる場所ですね。
船越英一郎、見てる!?
トンネルを越えて保津峡方面へ。
素敵な林道区間。
途中で景色が開ける場所があります。
ここはいつ来ても良いなぁ。
JR保津峡駅、トロッコ保津峡駅を越えて、
後は林道区間を走って行きます。
亀岡方面へは登り基調の区間で、
ジワジワと登って行くような道です。
2kmほど走ったら水尾の集落へ。
そういや柚子の名産地として有名らしいけど、
ここで味わったことはないなぁ。
水尾からは少し傾斜がきつくなるイメージ。
でもずっとこんな道を走るので、
めちゃくちゃ楽しいのです。
ずっとしゃべりながら登っていたんですが、
段々と相槌すら苦しくなってきたぞ・・・
がんばれ、肺。
水尾から1.5kmくらい走ると、
ようやく「神明峠」の標識が現れます。
「お、ようやくこの峠もピークかな!?」
と匂わせる標識なんですが、これは罠です。
実はここからまだ1.5kmくらいは登るんです。
この標識野郎、鬼畜の所業である!
最後は背中も見えなくなったロゼさんを追って、
なんとか本当のピークへ到達。
入口の鳥居の分岐から10kmほどですが、
非常に充実した道のりでした!
亀岡側に下って樒原へ。
亀岡側の出入り口にある大きな樽。
これがゴールの目印みたいな感じですね。
久しぶりにここを走れてよかった!
時間はちょうど午前8時!
今から亀岡を越えて午前中帰宅なるか!?
亀岡から山を越えて茨木へ!
ここから日吉ダムへ抜けるのが最高!!
…なんですが。
悲しいかな、時間の都合でもう帰ります。
亀岡方面へダウンヒル。
R477へ合流して、ひたすら下ります。
ここは対向車に注意が必要ですが、
走っていてとても気持ち良い道です。
凍結防止剤がめちゃくちゃ蒔かれてました。
ホントに寒いときはあかんやろなぁ。
R477を下ってしまうと、
平坦路が続く亀岡の平野部へ出てきます。
亀岡市街地を目指して走ります。
イートインのないコンビニへ入ろうとしたら、
「せっかくやからゆっくり休めるところへ!」
というロゼさんのお気遣いで、
別のコンビニまで引っ張ってもらうことに。
運動公園横のイートインのあるコンビニへ。
本当にイートインはありがたいなぁ。
ロゼさん、ありがとう。
あ、今日のグルメポイントはセベンイレベン。
よもぎ大福にヨーグルトです!
(どんな組み合わせやねん)
時計を見ると、まだ午前9時前。
今日の朝は長いなあ。不思議だなぁ。
最近はR423の法貴峠を登りがちですが、
私が大阪へ戻るのであれば、茨木方面が最短!
ということで、R407で南下していきました。
んー、のどかな風景ですね。
道は薄っすらと登り始めます。
この後、勾配もきつくなっていって、
東別院の辺りまでは登りっぱなしの道のり。
最後の難所ですね。
よーし、行くぞー!
「DARUMAさんのペースに合わせて登りますわ。」
と言ってくれたロゼさんなんですが、
これはTHE TSURAIのやつ。
途中の信号待ちで命拾いをする。
終盤で前に居た人は遠くへ消えました。
一緒に登ってくれるはずの彼は何処へ。
あー、横っ腹が痛くて走れない・・・
これマラソンでなるやつ・・・(もう限界
ようやく最後の難所もクリアして、
後は下り基調の楽チンな道のりだ!
あ、最後に清阪峠が残ってましたね。
こいつはもうエピローグ扱いだ。
そして見山の分岐でロゼさんとお別れ。
いやー久しぶりの保津峡ルート、
満喫できましたね!
またよろしくお願いします!!
忍頂寺の分岐をR43からR1へ。
そのまま南下して市街地のほうへ。
ここからは街中を走って帰ることになります。
市街地を抜けて帰る!
ここからはちょっと備忘録感が強いですが、
今回、今まで走ったことのない道を、
お試しで走ってみることにしました。
R110から茨木川(安威川)沿いの一般道へ。
この道は走りやすかったですね。
途中で道が無くなっちゃう?ので、
そのまま道が繋がっている「川端通り」へ。
しばらくは走りやすい道でしたが、
市街地へ近づくにつれて交通量も増えました。
茨木市役所、立派やなぁ。
めちゃくちゃ混んできたがな!
日中に走るのは向いてない道かも。
沢良宜の辺りで中環を渡り、R143へ。
そしてすぐに大正川沿いの遊歩道へ。
安心して走れるわ。
このまま川沿いを走っていけるので、
川に沿って南下して行きました。
数mだけ未舗装があったけど問題なし。
そのまま安威川にぶつかります。
向こうに見えているのが内環なので、
ここからは内環を通って淀川方面へ。
この辺りの歩道は自転車通行可なので、
無理に車道へ出ないほうが良いかな。
道なりに進んでいくと「鳥飼大橋」へ。
ようやく淀川へ帰着しました!
淀川に帰ってくるとホっとしますわ。
時間はまだ11時過ぎで、
意外と余裕を持って帰って来れました。
せっかくなので河川敷で小休憩。
梅が綺麗に咲いているぞー。
なんだかめちゃくちゃ濃い道のりで、
かなり疲れてしまったけど、
楽しい午前縛りライドになりました!!
朝の保津峡、オススメですよー!
おわりに
久しぶりの保津峡は良かった!
今回、序盤に遠回りしているにもかかわらず、
道を選んで走ってみると120kmほどでした。
寄り道をカット(往路オール川沿い)で行けば、
もっと短い距離になるのかと思うと、
保津峡も意外と近いなぁと思いました。
以前もこんな感じで味をしめて、
その後に大原午前ライドを企てて失敗しているので、
午前縛りライドは計画的にしないといけないなぁ。
帰りの茨木市街地脱出ルートは、
未だに良く分からないですね・・・
安威川沿いにCR作っておくれ・・・
今回の軌跡
距離:121.00 km
タイム:5:01:28
平均速度:24.1 kph
高度上昇:1,565 m
コメントを残す