はじめに
先月、計画していた“伊勢ツーリング”に行く予定が天気不良で延期になり、
別の日に無理やりに四日市まで走ってきたんですが、
(関連記事→ 鈴鹿スカイラインを走る!大阪~信楽~四日市へ! )
その延期の日取りになったのが、ゴールデンウイークの5月4日。
なのに降水確率70%というまさかの天気予報に、またまたの延期が決定…。
いつになったら走れるのだ、伊勢よ。
これでせっかくの連休に自転車に乗れないのも悲しすぎるので、
次の日に無理やり能勢方面を走ってきました。
今回は友人のサンコン氏と2人ツーリング。
走り始めるまでが難しい?
かなりどうでもいい話なんですが、待ち合わせまでが長かった。
所用があって、当日出発できるのは9時からだったので、
仕方なく9時にサンコン氏と待ち合わせをしたんですが…。
9時前にサンコン氏から寝坊で遅刻の旨の連絡あり。
→この空いた時間に家事をしようと、洗濯や掃除をし始めるぼく。
→サンコンが予定よりだいぶ早く待ち合わせに着く。
→洗濯物の脱水がまだ終わっていない
→泣けるほどにぐだぐだ
という、寝坊と洗濯バカが重なって、
結局出発できたのは10時ごろでした…無念。
大阪~川西~能勢へ
走るコースをいろいろと相談していたところ
「明日トライアスロンの練習会があるので軽めに走りたい。」
というサンコン氏の要望があったので、
その要望に答えたフリをして、山続きの能勢ルートを走ることにしてやりました。
いつも通り淀川の城北公園を出発し、川を渡って神崎川へ。
天気は晴天で最高です。
神崎川からは、いつも通り猪名川へ入り川西方面へ。
河川敷から、途中R12に入ってそのまま北上して行きます。
川沿いのR12は「毛虫王国」となっておりまして、
走るだけで自然と毛虫がくっつくスリル満点の道になってました。
工事の関係で途中から車両通行止めでしたが自転車は通行可でした。
でもそんなことより気になるのは毛虫。
避けきれず毛虫ボンバーを2発くらいました。
今回一番心拍数の上がった道だったに違いない…。
途中でR12を外れ、猪名川町役場の横を抜けて、
そのままR603で阿古谷方面へ。
阿古谷からは、名もなき峠を越えて能勢町のほうへ抜けていきます。
久しぶりに走る道だったんですが、なかなか清清しい道でした。
いつ見ても綺麗な棚田の風景。
能勢町のあたりで、いろいろと寄り道をするつもりでしたが、
結局あんまり時間がなさそうだったので、このままR173へ行くことに。
ここいらをゆっくりポタリングしようと思ってるのに、
いまだ全然実現できてないなぁ…。
腹減り騒動@能勢
R173を北上し、途中で旧道?を通り「はらがわた峠」へ。
その前に腹ごしらえで、ちょうどその道中にある“cafe soto”へ行くことに。
Cafe soto
http://tabelog.com/osaka/A2706/A270605/27010576/
と思ったら、まさかの普段見たこともないような混み具合。
駐車場にも入れない車が列を成すような状態…。
お腹は減ってるけど、ここはスルーしたほうがよさそう。
ということで、今回は見送りに。
それでも空腹のまま峠越えをするのはイヤなので、
峠を前に補給食タイムで小休憩をすることにしました。
「補給食を持ち歩かない」という意味不明なサンコン氏へ
スポーツようかんと、プロテインバーを半分振る舞って束の間の休息。
峠を越えると、もうひとつカフェがあるからそこへ入ってメシにしよう!
ということで、前進あるのみ。
一里松キャンプ場の脇を通り、峠道へ。
久しぶりにくる「はらがたわ峠」だ!
日差しの強い日も、木陰になると本当に涼しい。
この峠はやっぱり抜群やなぁ。
半ばに出てくる九十九折ポイントでは、
どえらく見通しがよくなっていてビックリ。
そういえばMedakaさんのブログでも書いてあったなぁとか思いながら登坂。
走りやすくなったけど…なんか雰囲気が薄れたな。
途中で電柱にルノアール的な絵画が飾ってあるのを発見して
戦慄をしたりしながらも無事に頂上へ到着。
しかしあそこにあの絵を飾るセンスがすごい。
夜中に見たらゾっとするな…。
峠を少し下ったところにあるカフェ“Tree House”で、
ようやく遅めのランチを取ることにしました。
Cafe Tree House
http://tabelog.com/osaka/A2706/A270605/27041044/
と思ったらまさかの8組待ち!
しばらく待ってみたけど、このままだとかなり待ちそうなので、
今回はご縁がなかったんだということで、またまたランチは見送り…。
しかし恐るべしゴールデンウイーク!
このとき既に14時半くらい…死ぬほど腹が減った!
口を開くと「ハラヘッタ」しか言わなくなったサンコン氏に、
本日2本目のスポーツようかんを差し出して黙らせる。
ぼくの分のようかんなくなったやん。
とにかく腹が減りすぎて限界なんですが、先を急ぐことにしました。
R173へ出て北上。
R601へ入って後川方面へ。
その手前の自販機で水分補給。
R601はめちゃくちゃ気持ちの良いお気に入りの道。
川沿いを走る快走路です。
R173から走ると下り基調で楽ちん。
道幅が狭くなってくると、並走する川の存在感が強くなって、
めちゃくちゃええ感じになりますね。
しばらくすると“籠坊温泉”のゲートが出てきます。
このまままっすぐ行くと、R538で籠坊温泉を抜けて後川へ出ますが、
今回は左折して?、というかこのままR601を走り、
プチ峠越えをして西峠の真ん中、奥猪名へ出るルートを取りました。
峠を登るハンガーノック一歩手前の二人。
もう峠がきついとかじゃなくて、純粋に食欲だけで登る感じです。
もうここまで来たら気合でどうにでもなる感じがする。
峠を越えてR12へ。
ランチのために、さらに西峠の終盤の登りも登坂するのです。
もうヤケクソであります。
そしてなんとかありつけた今回のランチは、
西峠を下る途中にある「丹波猪村」にて。
念願!
今になって考えると、途中から籠坊温泉を通って、
後川経由で登ってきたほうが楽な道のりだった気がするのは気のせいだろうか…。
おいしい「親子丼セット(大盛り)」をいただきました!
危うく途中で野垂れ死にするところでしたが、
このお店、好きなので結果オーライだったな。
まっすぐに帰路へ
昼ごはんを食べながら、サンコン氏から
「おい、おれの言ってた”軽く走りたい”の話と全然違うやんけ。」
というクレームを頂戴したり、
時間もええ感じの時間になってしまっていたので、
今回はここを折り返しにして、このままR12を帰ることにしました。
お店を出て先ほど上ってきた西峠を猪名川方面へ引き返して、
そのまま杉生を越えてR12をどんどんと南下していきます。
もちろん途中の「道の駅いながわ」では休憩タイム。
さすがにここもすごい人でした。
ジェラートを買うのにめちゃくちゃ並んでたので、今回はソフトクリーム。
そのまま来た道と同じルートで毛虫のR12を走り、猪名川河川敷へ。
帰りは全面的にサンコン氏に牽いてもらいながら、
ちょっと楽をさせてもらって淀川まで帰還しました。
もう夕方でした。
少ない時間のワリに、予期せぬハプニング(後述)もたくさんあったりして、
いろいろと充実したツーリングになりました。
久しぶりに阿古谷の辺りを走りましたが、やっぱり良いですね。
またゆっくりと走りに行きたいな。
おわりに
実は西峠のダウンヒルでサンコン氏が落車しました。
ぼくは前を走っていたので、詳しい状況は分からなかったけど、
カーブで曲がりきれず、放り出されたように外側に飛んで行ったみたいです。
ちょうど放り出されたところが草むらのようになっているところで、
幸いに本人は擦り傷、自転車にも異常はなかったのでよかったんですが、
場所が悪ければもっと大きなケガは必至だっただけに、
ちょっとヒンヤリさせられる瞬間でございました。
最初、爆笑しながら立ち上がって歩いてきたので
頭を強打したかと心配しましたが、大丈夫だったようです。
やっぱり「安全に乗ってこそ」なので、
日頃から気を付けているつもりではありますが、
改めて教訓をもらった文字通りずっこけハプニングでした。
いや、ほんとに自転車は気を付けて乗ろう。
今回の軌跡
距離 : 127.16 km
平均速度 : 21.8 kph
カロリー : 3,496 C
時間 : 5:50:19
標高差 : 1,199 m
平均気温 : 26.7 °C
お友達、無事で何よりでしたね。
しかしGWは人も車も食べるところも人が多くて大変ですよねぇ
それから尺取虫も多くてね(^_^;)
これからは「暑い暑い!」と文句言いながらのシーズンに入ります(笑)
コメントありがとうございます!
能勢のあたりのお店は、
あそこまでの混雑とは無縁かと思っていたので、
ちょっと驚きでした・・・
尺取虫は毎年のことですけどイヤですね(笑)
ワリと夏の暑い日に走るのも嫌いじゃないので
今から夏が待ち遠しいですね!
Medakaさんのブログを見て走ってみたいルートがたくさんあるので、
この夏はそれを消化していきたいと思います(笑)