はじめに
「ノリ」とは怖いモノであります。
先日、三田の永沢寺へ走ったあの時のことです。
関連記事→ 三田・永沢寺の激坂を行く150kmツーリング!
かなりガッツリと休憩を盛り込んだライドだったのですが、
盛り上がる自転車談義の中で、
「夜の妙見山はめっちゃ良い雰囲気らしい!」
とdaiconさんが言い出したのです。
自転車に乗っているときっていうのは、
無駄に楽しくてテンション高いことが多いので、
今回もアレヨアレヨという間に、
「じゃあ、平日の夜、妙見山登りましょう!」
というワケの分からない約束を取り付けてしまいました。
人生ノリが大事。
daiconさん、ちゃりんごくんとナイトライドが決定!
夜妙見(ヨルミョウケン)
またヘンテコなライドがひとつ生まれました。
自転車に乗るまでが戦いだ!
さて。
当日、箕面のあたりに19時半に待ち合わせです。
そこから高山を経由して妙見山を登りに行くプランですが、
この「箕面の辺りに19時半」がなかなか厄介なのでした。
他の二人はアクセス的にも不便のない場所ですが、
ぼくは家も仕事場も大阪市内なので、
待ち合わせ場所に行くまでが戦いの連続でした。
朝、ロードバイクで出社。
アフターファイブに寛容な社風ではないので、
着くや否や、自転車を輪行袋に入れて、
会社の隅っこの目立たない場所に格納(隠す)。
白い目で見られながらも定時で退勤をした後は、
見つからない場所でパンツを脱いでお着替えタイム。
全身サイクルウェアで準備ができた後は、
仕事着やカバンなんかは全部職場の隅に置いといて、
最低限の持ち物だけ持って身軽な状態に。
やっとの思いで、ロードに乗って職場をスタート!
予定通り18時に会社を出ました。
しかし職場の人に見つからないように、
ミッションを成し遂げるのはかなりハードでした。
この時点でもうヘトヘトではないか…。
待ち合わせ場所の箕面までは22kmほど。
毛馬を通り、淀川を越えて北上していきます。
daiconさんに教えてもらったルートで走りますが、
信号や右左折の多い都会では、
たかが22kmでも意外に遠く感じます…。
(実は一か所道を間違えたりもしました…)
なんとかがんばって5分遅刻で到着。
あれ、24kmも走ってるよ…。
さて、ここからがいよいよ夜妙見の本番です。
前半戦は4人で!
なんとか到着した待ち合わせのコンビニには、
先に2台ほどロードが停まっていました。
daiconさんのものではないので、知らない人のもの。
こんな時間にどっか走り行くなら好きモノやなぁと
自分のことを棚に上げて思っていました。
わざと離れた場所にロードを停めると、
その知らない人がこっちに寄ってきます。
なんだろう…なんなんだろう…
極度の人見知りの僕は戦慄していたのですが、
近づいてくる人の顔をよく見てみたら”ロゼさん”でした。
めっちゃ知ってる人でした。
そういえば見送りに来てくれるって言ってたな…。
予告通りに夜妙見トリオを見送りに来てくれたロゼさんですが、
「せっかくなら高山までは一緒に行きましょう!」
という我々の強引な勧誘により、
高山までは1人を巻き添えに、4人編成で行くことにしました。
そんなこんなでメンバーは全員集合です。
いざ、高山へ登ります。
箕面浄水所~高山を攻める!
早速、箕面浄水所経由から高山へ走ります。
ナイトライドと言えど、街中は街灯もあるしまだ明るいですね。
そして序盤の上りがスタート。
真っ暗なので写真がほとんどないのはご了承を頂きたい。
どれくらいペースを上げれるか試してみようと思って、
序盤は飛ばしてみますが、早くも途中で力尽きました…。
夜の箕面の滝のあたりは街灯もなく暗く、
静けさの中を走るナイトライドが満喫できる場所でした。
明るいライトがあれば、こんな夜道もヘッチャラです。
走っていたのは20時過ぎだったと思うんですが、
車も少なくかなり快適に走ることができました。
途中でチェーンが外れたdaiconさんに気づかず、
ロゼさんを追うのに必死。
daiconさんのトラブルに誰も気づかず置いていく3人。
さみしい思いをさせてごめんなさい。
ロゼ監督の厳しい牽きのせいでおかげで
高山に着いた頃には、完全に出がらしになりました。
デガラシブラザーズ再び。
無事に最初のチェックポイント高山公民館に到着。
ここからはダウンヒルを経て、妙見山へ向かいます。
いかんせん夜なので、全然写真がほとんどないのです…
夜の妙見山へ!
高山を下って、R423でロゼさんとお別れ。
ここからはトリオで妙見山を目指します。
高山まではそこそこ追いこんで走っていた我々ですが、
ロゼ監督がいなくなると、途端にゆるくなる僕ら。
結局、談笑しながら妙見山まで登るという、
トレーニングとは無縁な登坂を披露いたしました。
こちらも車の通りはほとんどなく、快適そのもの。
箕面ほどではないですが、
たまにチラっと見える夜景はなかなかええもので、
ナイトライドの楽しさを十分に感じることができました。
そんなこんなで35分近くもかかりながらも、
妙見山に到着!
夜の妙見山が綺麗だったかどうかは置いといて、
非常に楽しい道のりでした。
帰るまでが夜妙見
目的地に到着したぼくらは、
ここに来る以外に特になんにも用事がないので、
すぐさま下山をしました。
R423まで帰ってくると、川西までは下り基調。
山では追いこまなかったのに、
なぜかここでdaiconさんの鬼牽きが始まり、
下り基調で余裕の道のりのはずが、
川西についた時にはもうヘットヘトでした…。
その後、川西でラーメンを食べて、
今後のライドの日程をすり合わせたりして、
今回の夜妙見は解散と相成りました。
しかし、ぼくは川西から家まで25kmほどあり、
ここからはソロで帰らないといけません。
なにこの寂しい帰り道。
この時間帯だと交通量も少ないはずなので、
あまり使わないけど最短だと思われるルート、
R176→R145で吹田まで出るルートで帰りました。
予想よりかなり早く着いて23時半。
今回は全行程で約86kmのナイトライドとなりました。
妙見山登るのは楽しいけど、
そこにたどり着くまでが遠すぎる!
分かっていたけど、それを強く感じた夜でした…
今回の軌跡
距離:86.34 km
平均速度:22.1 kph
カロリー:2,571 C
時間:3:54:46
高度上昇:1,095 m
平均気温:13.7 °C
はじめまして。
箕面の山道は暗くて怖そうですね〜
日の出直前の早朝走ったことはありますが走り屋がいてやっぱり怖かったです。
夜の早い時間は走り屋はいないんですか?
どうも、初めまして。
さすがに山道は街灯がないところが多くて、
強力なライトがなければ危ないかもしれませんね・・・。
ぼくの走ったときは車はほとんどいなかったんですが、
時間帯とか日によってはいるのかもしれませんね。
最近はかなり減ったとは聞いてるんですが、
ぼくも近くに住んでいるわけでも頻繁に走っているわけでもないので
あんまりその辺の詳しい情報は分からないんです・・・
楽しそうならライドですね~ とは夜の霊山の妙見山は言い難いかな(笑)
昔は遠出して篠山辺りで真っ暗という事もよくしましたが晴天だと空がプラネタリュームみたいで綺麗だったのを思い出しました♪
さすがに長居はしたくない空気が漂ってました(笑)
さすがに一人で走れるような雰囲気ではなかったですね…
篠山のほうまで行くと星空素敵なんでしょうね…。
確かにせっかくナイトライドするなら、そういうご褒美ほしいです(笑)