土曜日、ついに以前から計画していたツーリング企画、
「丹後半島ロングライドツーリング」に行ってきました!
"福知山から丹後半島を回って城崎温泉に行く"
ザックリ書くと、こういう計画でございます!
こないだキャノンデールのロードを買った
酒乱先輩を道連れにロングライド!
○福知山から天橋立まで
さてさて、旅の始まりは輪行でございました。
朝早く大阪駅に集合して福知山まで輪行!
福知山で自転車を組んで出発したのが9時半。
気温はまだ寒いので、長袖のジャージを羽織ってこぎ出した。
福知山城を抜けると、すぐに由良川に。
都合良く"サイクリングロードらしき道"があったので、しばらくこの道を走った。
由良川沿いはかなりええ感じ。
黄色い花もキレイでちょうどええ感じやったのです。
サイクリングロードもすぐになくなってしまったが、
そのまま由良川沿いを55号線で走る。
交通量も少なく走りやすい道。
自転車乗りにはあんまり出会わなかったけど、
55号線はランニングの人が多かったですね。
55号で舞鶴市に入りました。
天気は晴れ。
走り出すとすぐに暑くなり半袖に。
秋晴れ、絶好のサイクリング日和!
由良川沿いで55号線。
"藤津神社"の辺りで対岸へ渡り、引き続き川沿いを178号線に切り替えて走行。
この178号線が今回のメインロードなのです。
お世話になります!
ここいらから海沿いの道です!
途中ちょっとしたアップダウンはあるけど、
28キロ巡行くらいの気持ち良いペースで走る。
下の写真の左側に霞んで見えるのが丹後半島。
上の看板の写真と見比べてみてください。
今日はあれを越えるのか…アホちゃうか。
そのまま178号線を行くと最初の通過ポイント、
天橋立に到着!
福知山を出発して2時間半くらいかな?
北近畿随一の観光地だけあって人が多かった。
ぼくらは観光でもなんでもないので、
とりあえずお昼休憩を。
この後、なぜか胃もたれしてキツかった。
海鮮丼は悪くないですけどね。
○天橋立から経ヶ岬まで
念願の"天橋立の松林"の中を走って海をまたいだ後は、
丹後半島を目指して再び178号線を走行!
途中でトンネルを避けるため、細い道を走る。
漁村の雰囲気を味わいながら走っていると、伊根町に突入!
有名な伊根の舟屋群を見ながら走るのは爽快!
さすが"寅さんのロケ"にも使われただけはある!
港から学校脇の坂道を少しあがると道の駅が。
その名も"道の駅 舟屋の里 伊根"にて休憩。
ここから悶絶極まりない丹後半島に突入していくので、
その心の準備も含めじーっくりと休憩してやりました。
予想はしていたけど、やっぱりここからがキツかった。
この旅の難関、「伊根~経ケ岬」。
アップダウンが続く道に超絶悶絶!
なんとか経ケ岬に着いたころには二人ともヘロヘロ。
本当にフラフラになった。
フラフラになっている二人ががんばって登り道を走っていると、後ろから声が…
「何事か!」と思って振り返ると、ロードに乗った爽やかなお兄さん。
「こんにちは~!」と爽やかすぎる声色で挨拶をされました。
「コ、コンニチワ」と思わず挙動不審でズタボロな我々。
さわやかなお兄さんは、さわやか過ぎるケイデンスでもって、
登り道なのに気づいてないのかと思うほどのスピードで走り去って行った。
A「あれ、めっちゃ早いですやん。」
B「めっちゃ速いな…」
と言いつつも、あまりの快走っぷりに
ワケもわからず二人で大爆笑してしまった。
今思ってもあれは感動するくらい速かったw
○経ヶ岬から城之崎!?
経ヶ岬を越えた後は、そんなにキツイ!って登りはなかったけど、
それでもアップダウンを繰り返す心躍る道程。
うれしすぎて涙が止まらなかったっす。
楽しそうなS先輩。
先ほどの"超絶お兄さん"を見てから、
2人とも何故か元気が出てきていたので、
このあたりの道は結構余裕を持って走れました。
ただ、景色は絶景なんだけど、それも途中からもう慣れてしまい…
正直、このあたりからしばらく退屈な道が続きます。
しかし走ってきた道を眺めると、
これはこれでなかなか感慨深い景色だった…
京丹後市に入り、そのままずーっと走ると、
"犬ヶ岬"の付近で丹後松島の展望所があります。
ここで休憩&バイク乗りのお兄さんと少しおしゃべり。
自転車も何人か居たけど、丹後半島はやっぱりバイク乗りが多い!
車よりバイクのほうが多いですね。
犬が岬のトンネルを抜けて何キロか行くと、
"道の駅 てんきてんき丹後"があります。
今回はちょっと急いでたので素通りしましたが、
なかなかええタイミングの休憩場所ですね。
道の駅からさらに少し行くと、カニで有名な"間人(たいざ)"!
すごいところまで走ってきたもんだ…
ここからは網野を抜け、久美浜を目指します。
しかし、ここで問題が発生!
日 が 暮 れ て き た …
予想より早い日暮れ。
久美浜に着いたのが17時半。
懸念していたのは、城崎への峠道の走行。
夜になっては、さすがに走れないだろうと思っていたのに!
完全に空が夜になってしまった6時過ぎ。
城崎方面へ行く峠道、"11号線の分岐"まで到達。
「いや、ちょっと暗くても行けますって。」と言いながら
少し走ってみるが、"街灯ほぼゼロ"、"車ゼロ"でかなりの暗闇具合…
街乗り用のライトしか付いてない2人には厳しすぎる道だった。
ということで、
急遽、城崎は断念して178号線を直進して豊岡まで行くことに。
○ゴールを豊岡に変えて!
既に130km以上走って疲れているはずが、
途中のローソンで豚まんを食べるというだけで元気がみなぎる。
単純な自分に感謝したい。
ゴールを豊岡に変えて、178号線をそのまま走る。
少し走って気づいたんやけど、178号線も普通にめっちゃ暗い!
街灯なんぞも皆無で、車が通らなければ異様に道が暗い。
少し前しか見えない状態で走りつづけるのは、かなりストレスやった。
そんな中、がんばって走っていると"上り坂"が出現!
「もう勘弁してください。」と本気で思いながら走る。
でも走れども走れども、坂は続く。
しかも前も見えないので終わりがよく分からないまま、とりあえず走る。
もうヘロヘロである。
ヘロンヘロン。
途中からもうなんかよく分からなくなってきたので、
前を走る先輩のスプロケだけを見ながら
一人で延々ドレミの歌を脳内再生しながら走ってました…
あれは疲れてたんやろなw
3キロくらい登りが続いて、ようやく坂のテッペンに到着。
しかし下りも怖いんである。
なんせ道がほとんど見えないし、たまに石とか踏んだらヒンヤリ。
ディズニーのスペースなんちゃらって乗り物ばりのスリルでした。
そんなスリルを味わった後は、
街灯のある"比較的に都会"へ帰還することができ、
明るさに感謝しながら、無事に豊岡駅に到着!
今回のサイクリングはここまでとなりました。
ぼくらはこの後、電車でたった二駅だけ輪行して
城崎温泉駅まで行き、温泉を味わって酒盛りして翌朝帰りました。
7時間、151kmにも及ぶロングライド。
なんとも濃い一日だった!
丹後半島はおそらく今回の逆周りのほうが楽しいかと思う。
後半の勾配の具合から考えると、
逆周りのほうが体力的にも良い気がするし。
前半に上りが多いほうが自分のペースが作りやすいと思うし。
後、暗い道の怖さは異常という教訓を得ましたw
豊岡から城崎までなんか自走しても屁みたいな距離なのに、
暗い道におびえて断念してしまった。
やっぱり暗い道を走るときは、きちんとしたライトを付けないとあかんね!
今回のルート。
大きな地図で見る
AV : 21.2km
MAX : 46.4km
DST : 151.2km
最初の65kmくらいはアベレージ25.2kmやったはず。
最後のバテ具合が尋常じゃなかったのかもw
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