ロードバイクに明るさを!”専用ライトではないライト”の「自転車マウント」を考える

はじめに

自転車に乗るとき、特に長い時間を走るロングライドのときなんかには、
「ライト」は非常に重要な装備の一つですね。

ここ数年で自転車用のライトもかなりの進化を見せているようで、
クソが付くほど明るいライトなんかもたくさんあります。
そんな中、おもしろ半分で興味本位な部分も出てきてしまい、
専用品ではない「LEDライト」を購入したことで、その興味はおかしな方向へ。

関連記事→ 最大1100ルーメンの中華LEDライト!「XTAR B20 Pilot II」購入!

「自転車用の明るいライトを買おう!」

という考えがドンドンおかしくなってしまって、

「明るいLEDライトをなんとかして自転車に装着しよう!」

という、よくわからん考え方に行き着いてしまいました。
これについて悶々と考える日々を過ごした結果を
無駄に書いておきたいと思います。

 

マウントについて考える

普通、自転車用のライトであれば、
そのメーカーごとにマウントのパーツが付属していて、
ハンドルなんかに「ビターッ」と装着できることと思います。

しかし、今回装着したいのは「単なるLEDライト」です。
"専用品ではない普通のLEDライトを如何に自転車に装着するか"
が課題なのでありました。

これはもちろん「装着したい場所」の問題ではなく、
装着したい場所(主にハンドルバーなど)へ、
「どうやって固定をするか」という課題なのであります。

調べてみると、
候補はいくつか出てきましたので、
ザックリとここにあげておきたいと思います。
自分自身で運用できてない方法もあるので、
その辺りはご容赦を。

 

バイクガイ

これは実際に使用している方法のひとつ。
お手軽かつ安価に導入できるシンプルな方法の一つですね。
固定場所・ライトともにベルクロを使用して固定するもの。
台座部分がゴムになっていて、意外と滑りにくいので、
「軽いライト」であれば、これで十分に耐えうると思われます。

上記にあった中華ライト「XTAR B20 PILOT II」は、
これで固定して何度か走行をしていますが、
段差なんかでプルプル揺れたりはしますが、今のところ問題なし。
ジェントスなんかで使用している人は多いんじゃないでしょうか。

仮で付けてみた

 

レックマウント

自転車関係のアクセサリのマウントといえば「レックマウント」
もちろんライト関係も各社対応のものが充実していますが、
今回の用途に合ったものも、しっかり用意されていました。

 

 

これの存在を知った時は、かなりびっくりしました。
「キャットアイのブラケットを流用して、"GOPROマウント仕様"にする」
という、なんともすごいマウントパーツでございます。
写真のように、ベルトのほうでライトを固定して、
GOPROアダプタで自転車側は固定。
という使い方になりますね。
反対にしようとすると、
GOPROのオス-メスがかみ合わないので、難しいかも。

GP-light2

サイクルコンピューターの下にライトを付けるという、
アウトフロントマウントの有効活用ができるのは良いですね。
見た目もスッキリしますし。
これだと"使うライトを簡単に変えられる"のも魅力ですね。

 

もう一つレックマウントからはこれ。

 

 

こちらも最初のものと同様GOPROマウントにして装着するものですが、
これはキャットアイのブラケットなんかなくても、
このマウントだけで使用できるものです。

ライトはクランプで挟み込んで、ネジで固定するタイプ。
基本的な機能的には上のものと大差がないように思えますが、
こちらは40mm径までのライトが固定できるようなので、
若干使えるライトの幅は広いのかもしれない。
写真を見る限り、ちょっとゴツく見えますね。

 

リクセン&カウル (クアッドアダプター)

GOPROの自転車マウントでもお世話になっているリクセンカウル。

関連記事→ Goproマウント決定版!? 「リクセンカウル"カムオン!"」が便利!!

これはライト専用品ではないのですが、
下記の二つを組み合わせることで、
「ワンタッチで着脱できるマウント」になります。

クアッドアダプター

クアッドミニブロックアダプター

 

これはGOPROマウントの「カムオン!」の装着部分と同様の仕様で、
オスメスともにアダプタをしっかりを固定してしまって、
それをワンタッチで着脱するというようなことになります。
文章で書くと非常に伝えづらい。
文才がなさすぎて壊れるほど考えても1/3も伝えられません。

ハンドルに装着

他のものと比べると、少し大げさに思えますが、
「ワンタッチで着脱可能」「重いものも固定できる」
という明確なメリットがありますね。

 

リンセンカウルを使ってみる

さてさて。
実際、上記にあげた方法を検討していたワタクシですが、
ひょんなことから「リクセンカウル」を使用することに決めました。

クアッドアダプター

その理由としては…

欲しいライトが"デカかった"!

今回、購入したライトは「18650電池×3本」
大砲みたいな形のライトでございました。

なかなかの大きさ

こんなに大きいライトになると、

他の方法では対応できない

という根本的な問題にぶち当たってしまい、
結局、消去法的に「リクセンカウル」を選ぶことになりました。

固定力や取り外しなどについては、
GOPROでも同様のものを運用している経験から
不安な要素はなかったので、決断。

また、そのGOPROを付けるために、
自転車側にはアダプタを装着しているんですが、
その「アダプタがライトでも使える」というのは、
ちょっとした嬉しい仕様でした。

 

自転車への取り付け

自転車側の"受け"のクアッドミニブロックアダプターは、
そのまま使い回しできるので、
今回購入したのは「クアッドアダプター」のみ。

リクセンカウルのマウントシステム

ちなみにハンドル付近に付けたアダプターはこんな感じ。
普段はGOPROをつけるのに使っていますが、
今回買ったライトにもこのまま使えるので、
用途に応じて着けるものを変える感じで運用していく予定。

クアッドミニブロックアダプター

さて。
まずはライトにクワッドアダプターを付けないとあかんのですが、
推奨スペックの対応径はデカいくせに、何故か取り付けのネジが短い。
太いライトにアダプタを付けるのには、かなり苦労をしてしまいました。
15分くらい格闘の末、なんとか装着できました。

アダプタ着用

これは一旦付けると、基本的には取り外さないパーツ。
…順調にダサい。

これさえ付いてしまえば、後は自転車側にカチっと嵌めるだけ。
取り付けてみると、こんな感じになりました。
なかなかの威圧感?がありますね…。

装着完了!

この方法でライトを着けて、少しだけ家の周りを走りましたが、
ズレたりすることもなかったので、固定力は問題ないかと思います。
そのあたりは、今までにGOPROの装着で経験をしているので、
安心できる部分はあります。

 

良いところ悪いところ

GOPROでの実用も踏まえて、
メリット・デメリットを挙げてみるとこんな感じかと思います。

やはりメリットとして大きいのは、
「ワンタッチでの着脱ができる」ところ。
使わないときは外す。これがしやすいのはとても良いこと。

耐荷重が1kgと大きく、また固定できる対応径も大きいので、
今回のように「大型ライトにも運用可能」というところも魅力。
もちろんライト装着のための専用パーツなんかではないので、
ライト以外にもアイデア次第で、色々と使えそうですね。

もちろん、デメリットとしてあげたいところもあります。
他の方法に比べると、
「いろんなライトに運用するのが厳しい」というところ。
特性上、オス・メスともに取り付けたら、基本的にはそのままにしたい。
付ける場所を変えたり、ライトを換えたりというのがしにくいので、
試行錯誤をしにくい部分もあります。

後は「見た目がイモい」というところでしょうか。
リクセンカウル特有のデザインをしています。
まぁこんなものは個人の好き嫌いなんですが、
なんかちょっとロードバイクには合わないような気もしている。

少し個性的なアイテムではありますので、
なかなか使い道がハマらないと活躍できないアイテムですが、
なにかこれで解決することがあればおもしろいかなと思って、
バーっと書いてみました。

 

自転車専用ライトでも良いじゃないか!

最後に。
これだけ書いておいて何なんですが、
今回LEDライトを無理やり自転車に装着することにしましたが、
自転車に付ける前提の専用ライトでも全然よかったのです。
自転車用のハイパワーライトって意外とあります。

例えば…

 

やはり専用のもののほうが、断然運用が楽チンだし、
取り付ける箇所なんかの自由度も高い。
今回は興味本位でやってみたような部分はありますが、
ライトはやっぱり専用品が良いんじゃないかと、思います。

まぁなんであれ、安全のためにライトはしっかりつけましょう。

 

 



2 件のコメント

  • こんにちは
    夜間走行時のライトは必需品で、ほんと明るいに越した事ないですね。
    私は自作できるポテンシャルもないので、販売されている猫目さんのものを
    前後2刀流装着して通勤の行き来してます。
    歩道からいきなり出てきたり、
    逆走してくる輩もいるので、夜間走行時は明るいライトと注意が必要です。

    • 夜間は本当にその辺の安いライトじゃダメですよね。
      こないだはリアに白いライトを付けて走っている人もいましたし、
      夜間走行は注意が必要ですよね。

      今度オーバーナイトで走る予定があるので、
      それに向けてバカみたいに明るいライトを買ってみて、
      運用してみようという段階です。
       

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