はじめに
日曜日、久しぶりにロードバイクで出かけてきました!
土曜日に久しぶりに”積もるくらいの雪”が降ったので、
三田方面に行けばまだ雪が残ってるかもという期待で、
雪を見に、ロードバイクで走ってきました!
いつも通り淀川・城北公園が起点。
久しぶりに猪名川方面から三田を目指すことに。
今回は靴下カイロに加えてミニカイロを手袋の手の甲に潜ませて、
万全の寒さ対策を講じました。
足元はおニューのSIDIのシューズ!
(関連記事→ SPD-SL ビンディングシューズ”SIDI Genius5 Pro”購入!)
川沿いは風が…
城北大橋を越えて、神崎川の川沿いを走ります。
途中から猪名川沿いへと入り、ひたすら上流に向かって走るんですが、
今回もまたまた風が強い…。
伊丹の辺りでは横風、川西の辺りでは向かい風…勘弁して。
しかし空は絶好調です。
コンビニで小休憩した後は、川沿いからR12に入り、
ひたすらR12で次の休憩ポイント“道の駅いながわ”をめざします。
少し”多田銀山”へ寄り道
R12を走っていると、広根の辺りから“多田銀山”へ入る道があります。
なぜか今まで一度も走ろうとは思わなかったんですが、
今回はちょっと寄ってみることにしました。
看板があったのでしばらく見てましたが、なにやらよくわからず。
ハイキングコースの名所だと知るのはまだ後のこと…
少し走るとすぐに景色が変わり、田舎の風景に。
雪も少し残っていて、R12あたりの空気とは全然違いました。
すぐに“悠久の館”という施設が見えてきました。
中は資料館みたいになっているらしいです。
そういえば何度か人様のブログで見たことがあるぞ…
さらに奥へ入っていくと、まさかのオフロード。
路面の工事中だそうで、さすがに走るか悩んだんですが、
「せっかく来たんやし、行ってまえ!」ということで、慎重に先へ進みます。
ここいらから鉱山の神様を祭る神社だとか、
いろいろと銀山の史跡があるようで、なんかすごいところを走っているなぁと、
ひとりほくそ笑みつつ、景色を堪能しながら、
そしてコケないようにゆーっくり走りました。
この日の残雪がまた雰囲気を出してくれていたのか、
ちょっと幻想的な感じもありました。
しかし、路面は雪解け水でグチョグチョ。
泥はねしないように、そしてコケないように、スローモーションで走ります。
でも結局少し走ったところで、道が本格的なオフロードになってしまったので
残念ながらここで引き返すことに。
せめてシクロバイクやったら走れたのになぁ…持ってへんけど。
後で地図を見て知ったんですが、
途中で道を変えてうまく走れば“道の駅いながわ”のほうまで行けるみたい。
どんな道かわからへんけど、一回行ってみなあきませんね~。
ちなみにここから同じドロドロ道を引き返すんですが、
帰りは下り基調になっているので、怖くて仕方なかったです。
ちょうど神社の前で雪にタイヤを取られてコケそうになりましたが、
偶然そこに手すりがあり助かりました…。怖すぎた。
でも寄り道して大正解でした。
次は来るときはいながわのほうから走ってみようかな。
道の駅”いながわ”から三田へ
多田銀山を後にしてR12へ復帰。
そのまま”道の駅いながわ”まで走って、近くのコンビニで休憩。
このまま引き返そうかと思いましたが、それも味気なさすぎるので
R68″北摂里山街道”で三田方面へ走ることに。
ちょっと上り基調のこの道が、実は結構好きだったりします。
道の駅からの雰囲気を一掃してくれるような道。
少し入れば路肩に雪があり、三田へ近づくにつれ景色も里山に。
このまま千苅を抜け三田まで。
有馬富士口の交差点からはR37を後川方面へ。
母子方面へ行けば”青野ダム”へ出る道。
気持ち的にはそっちへ走りたかったんですが、
帰りの体力が危ぶまれるので…今回は直進・後川方面へ走ります。
前に見える山肌は少し雪化粧。
しばらく進むと、下のほうに集落が見えてきました。
写真ではわかりにくいですが、なかなかの眺めでした。
途中で後川(篠山方面)・猪名川の分岐があります。
今回は時間も体力もなかったので、惜しみつつ猪名川方面のR323へ。
後川から流れてくる羽束川を渡って、R323を走ります。
この辺りまで来ると、また雰囲気が違って里山景色。
日が長くなれば、この辺りをウロウロしたいなぁ。
途中で酒造の看板を見て、ちょっと近くまで寄ってみました。
「千鳥正宗」の酒造、岡村酒造。
めっちゃええ雰囲気。
なんだかド派手なサイクルジャージでお店に入る勇気もなく、
さすがに一升瓶担いで帰ることもできないので、
次回車で買いに来ることにしときました。
また来ます。
ここからは今回唯一の峠“大坂峠”へ。
以前、一度R12を走って逆方向から上ったことはありましたが、
こちらから上るのは初めて。
(関連記事→ 大阪~12号線~大坂峠~三田ツーリング)
徐々に勾配が出てきますが、思ってた以上に急勾配!
ガーミンを見ると、最大12パーセント。
なかなか急坂ですが、距離が短いのが救い。
「こんなんでヘバってたら六甲は上られへんで。」とかブツクサ言いながら
ひとり鼓舞しながら上ります。
短い急坂を3つほど越えたら頂上でした。
大坂峠は、こっちから上るほうがキツイやろうなぁ。
帰りは十万辻を抜けて武庫川へ
大坂峠を越えると、すぐに波豆川が出てきます。
この川沿いに走ればR68の”北摂里山街道”へ出られそうなので、
ここから波豆川沿いの名もなき道を走ります。
車も通らない静かな道。
ええやんええやん。
橋の途中で振り返ると波豆川の流れがちょこっと見えました。
川の水は雪解け水のせいか濁りがありますが、普段はきれいな水が流れてそう。
無事にR68に出られたので、そのまま宝塚方面から帰ります。
途中の分岐でR33・武田尾方面へ。
ここからは”十万辻~武庫川~R2~淀川”で帰る算段です。
十万辻に出るまで、上り基調の道が続きます。
“ここR33の十万辻まで”が最後の難所ですね。
上りはほぼほぼインナーローで、ゆっくりと進むしかおまへん。
この辺りも少し雪が残っていました。
宝塚からちょっと行けばこの風景ってなんかいつ見ても不思議ですね。
ヘロヘロになりながら十万辻のトンネルへ。
しかし十万辻でも雪がこんなに残ってるなんて…予想外!
トンネルを抜けてしばらく休憩することに。
こんな雪が残るダウンヒルなんて、めっちゃ怖いですやん。
携行食のようかんを食しながら、ひとしきり怯えました。
十万辻のダウンヒル。
スタートしてすぐにビンディングがハマらなくてパニック。
両足ともハマらないまま、しばらくグリグリしてたけど結局ハマらず。
途中で路肩に停車してクリートを見てみると、
うまい具合に雪が詰まっててハマらなかったみたい…恐るべし雪。
そこからは無事に何事もなく、スローモーダウンヒルしました。
しかしこの下りでカイロもむなしく手足はギンギンに冷えてしまったので、
下界に戻ってから自販機前でのコーヒーブレイク。温まりました。
冬のダウンヒルおそるべし。
宝塚からは武庫川CRを走って帰ります。
前回は”超絶向かい風”に挫折した武庫川ですが、
今回は追い風が吹いていたので、もうルンルンでした。
(関連記事→ 暴風でリタイア!?大阪から武庫川サイクリングロードで宝塚まで走る。)
途中でR2へ入り、ひたすら大阪方面へ。
淀川沿いの道へ入り、毛馬のほうまで遡るように走ります。
そして毛馬から淀川CRへ入り、そのまま城北公園へ帰着。
かなり疲れてしまったんですが、
久しぶりの100km越えはめっちゃ気持ちよかった!
日頃のストレスもパーっと飛んで行った感じでした。
(代わりに、「ようこそ肉体疲労」でしたが。)
春の訪れがしこたま楽しみであります。
おわりに
途中からすっかり諦めていたんですが、
今回、どこもかしこも路面が雪解けで濡れまくってたので、
自転車はドロドロになっておりました。
おろしたての、おニューのシューズもドロドロ…。
帰ってから玄関で小一時間汚れと格闘したのも思い出。
今日こそ”SPD”で出かけろよ、と自分でも何度と思いましたが、
まぁこれはこれでおもしろいツーリングでした。
今回の軌跡
距離: 120.43 km
タイム: 6:21:43
平均スピード: 18.9 km/h (←渾身の低速走行!)
高度上昇値: 878 m
カロリー: 3,087 C
平均気温: 8.8 °C
追記(4/4)
後日、車で三田まで行く機会があり、
このとき気になっていた”岡村酒造”へ再度行ってみました!(with家族)
お店へ入ると、女将さんが接客をしてくれましたが、
とても気さくな方で、いろいろとお酒の説明もしてもらいました。
そしてなんと、お酒の試飲ができるということで、
少しそっちのほうにもお邪魔させてもらうことに。
数種類、試飲させてもらいました。
義父は友達と飲む用に何本か買ってました。
ぼくはお土産で”三田壱”の生のものを購入。
この後、入口の小屋みたいなところも案内してもらいましたが、
シーズンになるとい中でいろいろ集まりとかもあったりするみたいで、
とにかく思っていた以上に、すてきな酒造さんでした。
ここは今、三田で唯一の酒造とのことで、
やはり地元に深く根付いた場所だし、
なんというか変わりゆく時代にもあってほしい場所と思いましたね。
また12月に新酒が出たら買いに行こう。
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