はじめに
今回念願だった「しまなみ海道」を走ってきました!
と言っても、普通に走るのではなく、「サイクリングしまなみ」という
大きな大きなサイクリングイベントに参加して参りました!
今までの大会の歴史はよく知りませんが、
自転車のサイクリングコースとして屈指の人気コース「しまなみ海道」を、
ただ”気持ちよくみんなで走りましょう”というイベントではなく、
今年から「本格的に高速道路を開放して自転車で走る」という、
熱すぎるコンセプトに、思わず参加してしまった次第であります。
これぞFUN RIDE!!
サイクリングしまなみ:http://cycling-shimanami.jp/
大会当日まで
大会に一人で参加するほどタフではないので、
数少ないロード乗りの友人に声をかけてみると、
一番興味がなさそうな酒乱先輩を捕まえることに成功!
その勢いでMTBにハマりまくっているというT先輩を誘ってみると、
まさかの快諾!
ということで、今回は大学の先輩と3人で走ってまいりました。
エントリー、宿の確保を無事に済ませたのが5月。
もうすべてを忘れそうになっていた10月半ばに参加書類が届きました。
今回参加するのは、高速道路を一番長く走れる“Aコース”。
その名も「COMPLETE SHIMANAMI」。
今治発、尾道着の片道コースで65km。
しまなみ海道を満喫するには十分のコースに違いない!
ちなみに大阪からの参加ということもあり、こんな感じのスケジュールでした。
尾道で前日受付をして宿泊。
翌日にスタート地点の今治まで、大会の事前配送サービスで
自転車のみ前日のうちに移動。
ぼくらは当日の早朝に送迎バスで今治まで移動して、
向こうで自転車を組み立ててスタート。
ゴール地点は尾道なので、ゴールしてそのまま車に積んで帰宅。
という感じの流れでした。
大会前日
T先輩が車を出してくれるということで、
お言葉に甘えて自転車ごと積んで行ってもらうことに…。
ほんでこんな感じで上に2台、トランクに1台と見たことのない感じで出発。
大阪市内から尾道はなかなかの道のり。
出発が遅かったので、トラブルが起きたら間に合わないかと心配していましたが、
無事に尾道に到着できました。
すぐさまエントリー受付会場の尾道公会堂へ。
今治では友近やアンガールズなどのゲストを迎えて、
盛大に前日イベントをしていたようですが、尾道は落ち着いたもんでした…。
受付を済ませると、参加賞の今治タオルや伯方の塩、ポンジュースをゲット。
自転車の前日配送も、ここでの手続きだったので、それの手配も済ませました。
というわけで、
前日のノルマを達成した一行は尾道ラーメンを食べに町へ。
「朱華園」という評判のラーメン屋で「中華そば」を食べましたが、
風邪気味だったぼくは、鼻づまりのせいでまさかの“味覚がシャットダウン”。
尾道まで来てラーメンを食感だけで楽しむしかないというこの仕打ち。
鬼畜すぎる。
味は分からなかったけど、おいしかった!
…と思うことにしときました。
スタートまでが長かった!
自転車乗りの朝は早い。
3時起床をして3時45分には宿を出発。
4時過ぎに今治への送迎バスへ乗り込み、4時半くらいに出発。
6時に今治に到着。
ハードデイズモーニングでした。
今治に到着すると、前日に配送手続きをした自転車の受け取り。
そして組み立ての作業です。
バスを降りて案内された場所が、西濃運輸の倉庫!
倉庫に大量の自転車が並ぶ様は圧巻!
大勢の人が早朝6時過ぎに、運送倉庫でダンボールから自転車を出して
組み立てているんですから、なかなか異様な景色でした。
自転車の準備ができたら、集合場所に待機。
なんせ参加人数が膨大ですんで、結構ここからスタート地点への移動があったり、
結構待ち時間がありましたね。
今治からスタートする人は、全コースで5000人以上いたと思われます。
壮大なイベントだなぁ。
そしていよいよスタート地点へ。
まさかの今治ICの料金所前がスタート地点。
料金所の前にスタンバイしているなんて、おもしろすぎました。
しまなみ海道を走る!
スタートしてすぐに今治の料金所を抜けて高速道路へ!
コース表にはアップダウンがあると書いてましたが。
緩やかな勾配の緩急があるくらいの、ほぼ平たんコース。
島を渡る度に、立派な橋が見えてきます。
道路標識や広く走りやすい路面など、高速道路ならではの景観は最高でした。
特別な計らいなのか分からないですが、
「Welcome to しまなみ海道」の文字が!
テンションあがりました。
途中で景色を見るために路肩に停車。
朝もやのある島々の景色は絶景そのもの。
写真で撮ることすら無意味に感じられて
シャッターを切るのをやめてしまいました。(←しかし後悔している…)
最初のエイドステーションは、「瀬戸田PA」。
写真はカメラの調子が悪く、
なぜか”もみじ饅頭”しかデータが残っていなかったですが、
パンやみかんなど、結構食べ物もいっぱい置いてあって、
充実したエイドステーションでした。
瀬戸田を過ぎると、高速道路区間も残りわずか。
あっという間のハイウェイスター。
本当にレアな経験をさせてもらいました。
因島に上陸したら、そこからコースは下道を走ります。
本当に今回、しまなみを走って驚いたのは、「沿道の声援」。
たくさんの人が「ガンバレー!」と声援をかけてくれて、
とても嬉しかったし、おかげさまですごい楽しめました。
しばらく走ると2つめのエイドステーション「万田酵素」へ到着。
古代麺や万田酵素入りの甘納豆など、いろいろ頂きました。
もちろんバナナも摂取して、エイドステーションを満喫。
そこから、海沿いを道を北上していき、最後の島“向島”へ。
橋を渡るために少し勾配をこなします。
これまた橋からの絶景が素晴らしかったなぁ。
これも写真がないんですが…。(←後悔はしている。)
無事に向島に上陸。
最後の島の景色を堪能しながら走りました。
対岸に見える島は、“岩子島”。
今回は走ることはないですが、いつの日かゆっくり走ってみたいなぁ。
ここいらでペースを上げて無駄にラストスパート!(と言っても30kmちょい)
ほどよく疲れた後は、最後のエイドステーション向島中学校へ。
名物みかんを使った「みかんジュレ」は絶品でした。
食べ損ねましたが、プチトマトが死ぬほどうまかったらしい!
もちろんバナナは逃さず食べました。
エイドステーションを出ると、すぐに渡船乗り場へ。
なんと、渡船で尾道まで行ってゴールというすごいコースプランなのです。
船一杯に自転車乗りがいるこの違和感…。
なんのアトラクションなんだ、これは。
尾道に到着した後は、ゴール地点までパレード走行。
海沿いをゆっくりと走って行きます。
そしてゴール!
完走証をもらいましたー!
そしてゴール後のご褒美は尾道ラーメンとみかんなどの地産の味覚!
この日は食ってばかりでしたが、ゴール後にまた食ってました。
非常に充実したサイクリングイベントでした!
途中のエイドステーションでも一緒になってたんですが、
なんと北海道美瑛のときに続き、今回もチャリダーの取材が!
しかもまたまた「うじきつよし氏」が走ってはりました。
いやいや、偶然もあるんですね~。
おわりに
今回は65kmと比較的短い距離で平坦の多いコースでしたが、
「高速道路を走る」という部分で非常に楽しめたので、
ひとつも物足りないこともなく、とても充実した65kmでした。
それに加え、ご当地の美味しいものとかがあるのは、
やっぱり嬉しいですね~。
本当に島の方々の声援が予想以上に多くて、
普段そんな機会もないので、本当にうれしかったですね。
それも含めて島の魅力を体感できた一日だったと思いました。
次はゆっくりと、自分のペースで島をぐるぐる回ってみたいなぁ。
もう少し関西から近ければ最高なのに!
関係ないけど、クロスカントリー用のMTBはごつかった。
あんまりスピード出ないって言ってたけど、30km巡航してたし、
意外と平地も走れるんやなぁと思いました。
いやいや、自転車もいろいろ種類があるし、奥が深いなぁ。
GOPROの動画
今回もGOPROと一緒に走ってきました。
マンネリなのはわかっていたのですが、
打開策も見当たらないので、いつも通り撮影してみました。
編集もいつも通り。
もはや記録動画でしかないですが、一応アップロード。
今回の軌跡
距離 : 65.81 km
平均速度 : 24.5 kph
カロリー : 1,739 C
時間 : 2:41:19
標高差 : 367 m
平均気温 : 21.7 °C
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