はじめに
先日の年明け一発目の「るり渓ライド」の際に、
不注意でブレーキリムに傷をつけてしまいました…。
関連記事→ 走り初めは「るり渓」へ!能勢・猪名川を巡る140km!
走行自体に問題が出るほどの傷ではないんですが、
ブレーキを掛ける度に「シュッシュッ」と音鳴りがします…。
しばらくどうすべきか思案していたんですが、
できる限り補修をしてみることにしました。
削る or 埋める
色々と調べてみたんですが、
意外とそういう傷に対しての対処法の情報は少ない。
経験則みたいな決定的な情報はなかったものの、
だいたい2つの方法に絞られてきました。
「削る」か、もしくは「埋める」かであります。
「研磨する」
これは引っ掛かりの少ない浅めの傷には有効な方法みたい。
目の細かい耐水ペーパーなんかを使ったりして引っ掛かりを削る。
しかし、今回の傷は少し深めのものもあるので、これは見送り。
「埋める」
これはアルミパテを使って傷を埋めてしまう方法。
パテは車のホイールに使われるものみたいなんですが、
自転車のリムに使用することもできそう。
傷を埋めて、そこから研磨するという作業が必要ですね。
素人にできる作業はこれが一番簡単かもしれない…
パテで傷を埋めてみる
さて。
今回入手したのは、車のホイールなんかに使用する「補修用アルミパテ」。
写真撮る前に開封しちゃいました…。
主成分はエポキシ樹脂。
「耐熱温度100℃」なのでブレーキングで高熱を帯びたとしても、
パテが再び解けるようなことはなさそう。
→ 1/26追記
アルミリムは高熱を帯びると100℃を越えます!あかんやん・・・。
早速、作業に取り掛かりましたが、
一生の不覚、写真を一枚も撮っていません…。
作業はタイヤを付けたまま行いました。
傷部以外にはマスキングテープをしっかりと貼り、
パテが付かないように配慮をしてパテ塗り開始!
一応、こんな感じで塗り塗りできました。
今回は塗る場所も細かい部分だったので、
付属のヘラは少し大きく、塗りにくかったですね。
先がヘラっぽくなってる割り箸とか、
なんなら綿棒とかのほうが良かったんじゃないかと思ったくらい。
配合は説明書にしたがって行いましたが、
硬化剤の配合は多めにしたほうが良いかもしれないです。
冬場の作業と言うこともあってなのか、
思ってた以上に固まるのに時間を要しました…。
パテを均す研磨作業
パテが固まったのを確認したら、パテを研磨して均します。
今回パテと一緒に買った「耐水サンドペーパー」。
目の粗いやつから細かいものまで、一緒になってるやつです。
#320→#600→#1000という感じで研磨していきますが、
元々パテをあまり厚塗りしていなかったこともあり、
意外と短時間で削ることができました。
そして削った後がこんな感じに。
見た目はあんまり変わらないですが、
指先の感覚だと違和感はほとんどないくらいにツルツル。
もう一か所もツルツル。
パッと見た感じ、凹んだ傷部分は確認できないくらい、
ちゃんと均されているように見えますね。
ちなみに傷ができたときの写真はコチラ。
こうなりました↓
正直、見た目はあまり良くない。
でも、一応のところ、作業はうまくいったんではないかと思います。
今後の経過が不安点
さて。
見た目と触感では、まずまずの成功と言えますが、
結局のところ「このまま乗って大丈夫なのか?」というのが問題でしょう。
ブレーキングについての違和感など(音鳴り、効き具合)
耐久性(ドンドンとパテが剥がれる可能性も・・・)
この二つについては、しばらく残る不安材料ですね。
と言っても、このまましばらく乗ってみないと分かりませんので、
その辺りに注目しながら、ニュートロンと共に走ろうかと思っています。
むしろ自然な摩耗でうまいこと馴染めばいいなと思ってます。
今後の経過はこちらに追記して報告をしていきたいと思います。
というわけで、
この方法を推奨しているとかではないので、ご了承を。
万が一、お試しになる際は自己責任でどうぞー。
→ 1/26追記
150kmほど走りましたが、パテは剥がれてきました…。
ブレーキングなどには異常などは全然ないですが、
耐久性には期待できない方法かも。
ブレーキ時、余裕で100度越えると思うのですが(´;ω;`)
ほんまやね・・・。
浅はかだったというか、もう剥がれました・・・
GM-8300 44gセットはいかかでしょうか~
こんなのもあるんですね。
結局そのまま使い続けていたら、勝手にブレーキで研磨されて溝もなくなりました・・・