これぞサイコンの決定版!?「Garmin Edge520」を購入しました!!

2017.8.25. 地図の運用について追記しました!

 

はじめに~Edge500から買い替え

「Garmin Edge500」を愛用しはじめて早3年、
特に故障箇所なんかがあったワケではないんですが、
誕生日になんか買うならカンパしてくれるという
ツマ様の一言に甘えて買い替えを決心しました。

Garmin Edge 500
↑十分に活躍してくれたEDGE500

後、もう一つ大きな動機としてあったのが、
パワーメーター「Stages Power」の初期不良問題。
原因がハッキリしないので、
ここであまり深く掘り下げるのはやめておきますが、
Stages、交換品含めて2つの個体で試しましたが、
どうもEdge500では不安定な部分があったのも、
買い替えを迷う背中を押してくれました。

 

Evans Cyclesからの購入

スピード/ケイデンスセンサーは、
500のものを使いまわすので今回は本体だけ購入。
国内版はやたらに高いので、
「520J」はやめて、海外通販にて海外版の「520」を手に入れました。
幾つかのサイトを回りましたが、
イギリスのEvans Cyclesが一番安かったので、ここから購入。

evans

Evans Cycles:
https://www.evanscycles.com/

初めて利用したんですが、今回もトラブルなく購入できました。
注文自体は送料無料だったんですが、
ご丁寧に"DHL"で送ってくれたので、
関税やらなにやらを追加徴収されました。
これは無念。

ちなみに購入したときはユーロがええ感じやったので、
日本円ではなくユーロ決済にしました。
それだけでかなり安くなったんだから為替は大事!

一応書いておくと、商品価格は€189.99。
この時のレートで23,680円でした。
そしてDHLで別途2,080円(←高い!)。
全部合わせて25,760円で購入できました。
日本版も安くなってますが、1万円くらいの差がありますね。
これを安く見るか、高く見るか・・・。

 

開封の儀

では、早速中身を見てやろう。
だだーん。

P6100004

液晶が大きいためか、全体的にかなり大きくなった気がしますが、
並べてみると意外とそうでもなく、
もちろん多少は大きくなってはいますが、
そう感じさせるフォルムをしているだけみたいですね。

P6100017 P6100011

もちろん、マウントは従来通りのもの。

P6100015

510ではタッチパネルが採用されましたが、
再び520からは物理キーに戻っています。
500からだと違和感なく使用できますね。

IMG_4389 IMG_4386

「edge520」はmicro USBを採用。
デジカメなんかもmicro USBが主流になっているので、
これは地味にありがたい仕様だったりしますね。

IMG_4388

ちなみにマウントは従来のものとは別に、
アウトフロントマウントも付属しています。
なんか見た目がちょっとイモいのが残念なんですが、
これの有無は結構大きいので、ありがたい付属品ですね。

P6100009

 

英語版の初期設定について

各種設定なんかについては、
英語版を買ったことで多少戸惑いましたが、
先人の情報が非常に役に立ちまして、
結局それほど苦労もなく設定できました。

eTrexのときと同じく、
再び「自転車&家つくり日記!」さんにお世話になりました。
こちらにメニュー設定項目リストが掲載されていまして、
とても役に立ちました。
ありがとうございました!

 

Edge500との違い

さてさて。
edge500からは2世代進化しているわけですが、
機能的な部分でどれだけ違うがあるのでしょうか。
ということで、「edge520」のスペックはこんな感じ。

Garmin Edge520のスペック

本体サイズ 49.0 x 73.0 x 21.0 mm
ディスプレイサイズ 35.0 x 47.0 mm
ディスプレイ解像度 200 x 265 pixels
重量 60 g
バッテリー リチウムイオンバッテリー
駆動時間 約15時間
防水 IPX7
GPS GPS/GLONASS
Bluetooth Bluetooth4.0

スペックとしてはそれほど大差ない感じがあります。
残念なのは駆動時間
もう少し重くてもええから、長くできなかったのか・・・

オフィシャルの動画がカッコ良いので、無駄に紹介。

edge500と比較してみると、
"最低限できること"は大きくは変わっていないんですが、
実は結構いろいろとパワーアップしていました。

 

GPSの捕捉が速い!

→edge500では最初のGPS捕捉にかなり時間がかかってましたが、
 どういうわけか、520はやたらに早いです。
 あのスタート前に急いでる時の「GPSまだ!?」という、
 イライラから解放されるというのは、嬉しい限り。

 

ディスプレイの大きさ・解像度が大幅アップ!

→かなり見やすくなりました!
 7~8分割にしても、情報が見やすいのはありがたい。
 カラーディスプレイにもなったし、これは圧倒的な進化。
 これのために買ったようなもの!

IMG_4391

待ち合わせ場所着
↑情報量が増えると見づらかったEdge500!

 

ライド時にそれぞれのモードが選択できる

→使う際に「アクティビティプロフィール」が選択できるようになっており、
 それぞれにGPSの有無や、表示項目など設定可能。
 要はツーリング用、室内用、レース用などの設定をしておけば、
 その都度、設定を変えなくても乗るときに選ぶだけで済む!
 というこれまた便利な仕様なのです。

IMG_4390

 

使用中の充電ができる!

→edge500では専用ケーブルが必要でしたが、
 普通に充電しながら使用できるようになりました。
 まぁこれはできなかったedge500が、おかしいんですけどね・・・

 

Bluetoothが実装され便利に!

→Bluetooth4.0が実装されて、スマホとの連携ができるように。
 一番恩恵を感じるのはアクティビティのアップロード。
 アクティビティ終了後、Bluetoothで自動的にスマホ経由で
 Garmin Connectにアップロ-ドしてくれます。
 ケーブルを繋がなくても即時に反映されるのはスゴイ。

 

Stravaとの連携も!

→Stravaのセグメントを登録しておけば、
 区間を走行した時にリアルタイムに仮想レースができます。
 「あ、今ちょっと遅れてる!」みたいなのが分かります。
 攻めるStravaユーザーには嬉しい機能ですね。

s-edge-520-strava

 

地図の運用が可能に!

これは使ったことのない機能なのでサラっと流しますが、
 地図表示ができるようになりました。
 自分で設定したルートを取りこんで、
 それに沿って走る、というような使い方も可能。

 ただサイクルコンピューターの情報と同時に見れないのと、
 バッテリーの減り具合から、常時使用するのは微妙かも?
 スマホがなくても現在地の把握ができるのは大きいですね。

 元の地図はショボショボなので、
 Garmin Edge520J用のOSMというのがあるので、
 必要ならばこれを使わせてもらうのが一番幸せかと。

英語版は文字エンコードが違うのでまた別になります・・・

2017.8.25.追記↓

最近、ロングライド以外ではeTrexを使わずに、
このedge520に上記OSMを導入して運用しています。

eTrexと同じように、
ルートラボなどで予定ルートを決めて、
それをedge520に取り込んで使用する形です。

まず、使ってみた感想は…

地図としては十分な機能!

「道に迷わずに走る」と言うことに置いては、
この地図機能だけで十分事足りるかと思います。

使いにくいと感じる部分としては、
こんなところでしょうか。

  • 地図の縮尺を変えるのが面倒
  • 地図表示のときに、他に表示できる項目が少ない
  • 現在地以外の地図が見れない

とは言いつつも、
これもeTrexを使っているからこそに感じること。
ただ自分の走りたいコースをトレースするだけなら、
520の地図機能があれば、十分だと言えると思います。

地図ページでの表示項目の少なさは、
画面サイズからしても仕方のない部分ですが、
いろいろ確認しながら走りたい人にとっては、
両立しがたい部分になってくるかもしれません。

「迷いそうになったら地図を見る」。
そんな使い方でも良いかもしれませんね。
使ってみると本当に便利な機能でした。


いろいろと拡張性が広がり、
使い勝手の良い部分が増えてくれました。

地図については、
ぼくはeTrex30xと一緒に運用しているので、
あまり注目はしていなかったんですが、
結構大きな強みだと思いますね。

edge500 → edge520だと、
確実に大きな進化を遂げていますね。

 

少し使って感じたこと

まだ使いこめてないので、
第一印象的なものなんですが、
アクティビティプロフィール(モード的なもの)と、
Bluetooth(アクティビティのアップロード)はめっちゃ便利です。

その反面で、毎回アクティビティが終わる度に、
それをセーブするか消しちゃうかの選択肢とかが出て、
誤って消したりしないかの不安があったりと、
ちょっと慣れてないとところはビビります。(←ぼくだけ?)

ぼくがedge500に持っていた不満点、
「ディスプレイの視野性」は改善されてるし、
「Stagesのパワー値の補足」も問題ないので、
とても満足しています。

もう少し使い込んでいくと、
また少し違った感想も出てくるかもしれないので、
その時はまたここに追記したいと思います。

後日撮影しました

 

おわりに

自転車をそれなりに楽しもうと思うと、
もはや必要不可欠化とも思えるガーミンなんですが、
「Ant+規格」のもの(パワーメーターなど)の拡張性も、
これがあれば十分対応するし、
「これさえあれば楽しめる!」と言ってしまえる充実ぶり。
今の段階ではもう決定版!と言ってしまっても良いと思います。

edge510も廃盤になってしまった今は、
500番代で唯一の選択肢になってしまっていますが、
これなら買って後悔しないんじゃないでしょうか…。

後発の820と比較しても、
それほど大きな差がないのもポイント。

さて、edge520も買ったことやし、
次は「Garmin Varia」かな!(物欲出た)

 



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