この記事のもくじ
はじめに
もう何も恐れずここにすべてを書き記そう。
僕がCampagnoloの「Neutron Ultra」を購入したのは、
昨年の7月のことでした。
このホイールは非常に地味な見た目なのですが、
自分の走りにはもったいないくらいのホイールで、
とても満足して使っています。
まだ付き合いは浅いんですが、ニュートロンには愛着があります。
それほど"しっくりきている"ホイールなのです。
そしてニュートロン購入から約半年が経った今。
僕はまたしてもホイールを買ってしまった。
ここでニュートロン購入当時の記事を見てみると、
僕は最後に気になることを書いています。
というわけで、
久しぶりのカンパホイールライフを楽しみたいと思います!
次はディープリムProliteのブラッチャーノA42を買うぞ!(←アホ)
そうか。この時から買う気だったんだな…。
初志貫徹ではないか。
自分の意志を貫くのは大切なことだよな~
と言う感じで、
今まさに「徐々に自分を正当化していく」作業をしています。
宜しくどうぞ。
Pro Lite Bracciano A42 アロイクリンチャー
今回購入したのは台湾にあるプロライト社のホイール。
ブラッチャーノというアルミホイールのラインナップで、
「リムハイトが42mm」のセミディープ仕様のものです。
Bracciano A42:
http://www.pro-lite.net/road-wheels/bracciano-a42
ちなみにプロライト社については、
実際に訪問されたinaさんの記事がおもしろい。
スペックなど
機材のことについて、詳しく書けるほど知識もないんですが、
とりあえずスペックについて触れておきます。
公式にあったスペック表を引っ張ってきました。
Front | Rear | |
Rim (size) | 700C | 700C |
---|---|---|
ETRTO | 13-622 | 13-622 |
Rim Type | Flash-Welded 6066 Clincher | Flash-Welded 6066 Clincher |
Rim Finish | Shot Peened Black | Shot Peened Black |
Spokes | 20 | 24 |
Shape | 2.2mm Double Butted Aero | 2.2mm Double Butted Aero |
Material | Sandvik Stainless Steel | Sandvik Stainless Steel |
Nipple Material+Gauge | Alloy 14G | Alloy 14G |
Spoke Brace | n/a | 2.2mm |
Lacing | Radial | 2-Cross |
Hub | ||
Bearings (#) | 2 (Japanese EZO) | 4 (Japanese EZO) |
Freehub Type | n/a | SS or Campy |
Freehub Switchable | n/a | Yes |
Freehub Material | n/a | Alloy |
Axle Width (O.L.D.) | 100mm | 130mm |
Axle Material | Alloy | Alloy |
Skewer Type | QR | QR |
Weight | 817g | 1020g* |
* Weighed with rim tape, no skewers.
重量なんかはWiggleに掲載されているものと若干違いが見られますが、
これはカンパとシマノフリーとの差異なのかな?
日本製のEZOベアリングを使っているというのがウリの一つですね。
リムハイトが42mmのアルミホイールなので、
当たり前ではありますが、重量は少し重めになっています。
リムテープだけ付けた状態で前後1,837g。
単純に重さだけだと「SHIMANO WH-RS21」なんかと同等くらいですので、
リムハイトのワリには健闘しているように思えますが、どうでしょうか。
見た目が素敵すぎる!
この商品の魅力の一つとして挙げておきたいのが、
ホイールのデザインです。
これくらいのリムハイトになると、
ローハイトのリムにはない「主張」があって良いですね。
少しハデ目のデザインは目を引くこと間違いなし。
モノクロームのロゴがかっこいい。
このホイール買う人は、ここに魅力を感じてる人が多いんじゃないかと。
ちなみにホイールには良くある「デカール(ステッカー)ではない」ので、
その辺りは高級感もあって、なおさら素敵に感じます。
海外通販で買うことになる?
今のところ日本での流通は代理店がなさそうなので、
海外通販で手に入れることが前提になりそうなホイールですが、
ぼくが購入した時はWiggleで50,000円以下で入手できました。
ちなみにリムの配色だけ異なる「"Bracciano A42 SE"」というのもあって、
こちらは人気があまりないのか、さらに安い価格で販売されていることもあるので、
黒系で統一したい人にはオススメですね。
実走してみた感想
家に届いてからなかなか使う機会が訪れず、
無念ながら1ヶ月ほど眠らせてしまいましたが、
ようやく先日の「アワイチ」で導入できました!
普段はいている「ニュートロンウルトラ」とは、
ホイールどころかタイヤも違うので、
比較してみた感想にはならないんですが、
ちょっと感じたところを書いておきます。
淡路島では死ぬほど風が強い中での走行だったので、
感覚的にも「いつもの感じ」とはかけ離れた中での使用だったんですが、
少しだけ思ったところを書いてみます。
42mmのリムハイトなので、
巡航が楽になるようなイメージがありましたが、
やっぱり速度域35km前後くらいにならないと、
その効果を実感できませんでした。
ただ下りなんかは思いの外スピードが出たので
ちょっとビックリしてしまいました。
後は「横風が怖かった」。
登坂ではやはりニュートロンなんかに比べると
ちょっと鈍い感じが否めなかったので、
この辺は予想通りの性格かなと思いました。
市内のストップ&ゴーが多発する場所では、
漕ぎ出しが感覚的に重く感じることが多かったですね。
って当たり前か。
今回のライドでは、ずーっと向かい風だったので、
向かい風に対して良いように作用していたかは、
正直よく分からなかったので、
また違う状況下で試してみたいと思います。
ひとつ強く感じたのは、
30km以上出さないと美味しいところは味わえないな。
っていうところでした。
普段そんなスピード出して走ることなんかないんやけど…。
後、好き嫌いはありますが、
ラチェット音は非常にええ感じの音が鳴ります。
うるさいのは苦手やけど、これはあり。
おわりに
今回はメインで使いたいニュートロンとは、
少し違った性格のホイールの購入をしました。
見た目がかなり変わるだけで「着せ替え」の喜びもありますし、
本気ディープリムではないですが、
それなりにそんな気分を味わって走ることができるので、
「いつも同じ装備の自転車」というマンネリは脱せますし、
それが最大の魅力だったりするのかもしれません。
と長々と書いてきたわけですが、
このホイールについては、「四日市の理系整体師のブログ」さんで、
詳しく書かれておりますので、是非こちらもご参考くださいまし。
[…] (参照)「Groove in Linfe」かっこいいセミディープホイール!「Pro Lite “Bracciano A42″」購入! […]
すみません。
このホイールのラチェット音はどのくらいでしょうか。
フレームから組んでるのですがホイール選びに悩んでます。
ラチェット音、そこそこします。
ただ手持ちのシマノもカンパも、
とても静かなホイールなので、
役に立つような比較対象がありません・・・。
爆音時代のカムシンよりは静かな印象ですね。
[…] (参照)「Groove in Linfe」かっこいいセミディープホイール!「Pro Lite “Bracciano A42″」購入! […]